Risa’s 音楽雑記

ピアニスト 山形リサのブログです。
音楽の話を中心に、日常の出来事などを気ままに綴っています。

事件です

2009-02-11 16:38:46 | Weblog
ラブが犬に噛まれました。
前足の一本の指を、横から挟みこむように噛まれて、大出血です。
あまりの出血と痛がりように、私では対処が無理と思ったので、そのまま動物病院に連れていきました。(ちょっとくらいの事は自分で手当します)
ラブは道路を歩いていたのですが、通りすがりに、門の下からガブっと噛まれちゃったんです。
ご近所さんで、お散歩でも会う犬ですが、去年、その犬が野良猫を噛み殺しちゃった事があって、また今回もこんな事が起きてしまったので、迷いましたが、一応飼い主さんにご報告を入れること。
ですが、飼い主さんはこういう事を丸きりご存知無い様子。。。うちの子は大人しくて、臆病で、甘噛みのくせはあるけど…と、なかなか話が噛み合いません(気持ちはわかるんですけどね)。
謝っていただけてよかったですが、「これからは道路の端を歩かずに、うちの前に来たら、遠回りして歩いて下さい。放しているのはうちも悪いけど、繋ぐのは犬がかわいそうだから。」と。
過去の記憶を振り返ってみても、往々にして「噛む犬」の飼い主さんはこういう傾向があります。
昔、実家の庭に繋いでいた犬(コジロウ)が、近所の犬三匹に襲われて大怪我をする事件がありました。
その時、飼い主さんはネグリジェ姿で、犬をノーリードでトイレに連れだしていたのですが、犬三匹は我が家の庭に勝手に侵入し、吠える我が家の犬に噛み付いたのです。慌てて飛び出した私達に「だってお宅のコジロウちゃんが吠えるから…」と言い放ったあの衝撃。
噛み付く犬には二種類あって、飼い主さんにもわかる攻撃性を持つ犬と、飼い主さんの見てる前ではいい子だけど、実は…というタイプがあります。
この後者がくせ者。
今時、信じられないかもしれませんが、北海道に帰った時、よくいく温泉の女将さんからこんな話を聞きました。
「もう何十年も野良猫の世話をしているけど、一番ひどいのは飼い犬なのよね。こういう飼い方(外飼いのこと)をしてると、子猫が一時期わーっと増えても、一年を通して猫の数ってだいたい変わらないの。かわいそうかもしれないけど、弱い者から狐やカラスに連れていかれてしまう。でも、狐もカラスも生きるために、餌をとるんだからしかたないと思う。なのに、飼い犬は違うの。餌には困ってないから、遊びで子猫にいたずらをする。飼い主さんが散歩を面倒くさがって、夜に綱を話す犬がいると、だんだんその犬達が群れを作って、深夜に猫達を襲うようになるんだけど、ストレス発散といわんばかりに、すぐにとどめをささず、片足だけもぎとったり、耳を食いちぎったり、本当に残酷なんだから!飼い主は知らないかもしれないけど、ドラマに出てくる不良中学生みたいなことするんだよ。」
犬が犬である事を忘れてはいけません。
今回もまたそう思いました。
なぜ今日に限ってあそこを通ったのかと後悔つきずです(涙)