フィールド最前線! 農業がリードして利根沼田を元気に 山口浩輝のブログ

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観光農業の可能性

2010-03-02 08:10:44 | 農業ビジネスのタネ・ネタ?
おはようございます、山口浩輝です

今日は朝からすごい濃霧、視界が悪い・・・

今回は観光農業について

私の住む沼田市の観光果樹園はりんごを主にした農家だけでゆうに100件は超える

人口5万人の街でここまで多いのは全国的にも稀だと思う

しかしこの不況で業績はかんばしくない、来年に控えた観光キャンペーンなどを契機に活性化への取り組みは急務といえる。

先日のある生産者の集まりで、統一した名入りの袋を作ったらどうか?といった話が出た。

けっこうありがちな話だが、こういった方向性に問題があると感じている

全体的な話の方向が「みんなで何とかしよう」といった思考は分るが、「同じこと」をやることが今必要なのだろうか?・・・

組織のお金は全体のために使うのは仕方ないが、こういった取り組みが結果的に魅力的な地域作りになるとは思えない。

宣伝やウリなどもほとんどがかぶっている

○栽培方法にこだわった、味で勝負するりんご
○インターから近い、アクセス抜群
○農家のおばさん(おじさん)があたたかく出迎えます!的なもの

これってみんなやっていて、同じことなんです。

たとえばこれらをリンク集みたいにして紹介すると、お客様は一体どこが良いのか?分らなくなってしまうし、リンク集に重要なワクワク感、選ぶ楽しみといったエンタテイメント性もなくなってしまう。これでは結果的に「地域」としての魅力が発信できない・・・

これからは個別の取り組み、個性ある取り組みが重要ですね!!!

コアな客層で集客UPを計る方向性、そしてそれが地域の魅力に繋がるんだという共通意識が必要になってきます!
これはけっしてバラバラな取り組みではないのです。

組織の存在価値があるならば、こういった事を主導できなければなりません。

しかもソフト事業です

○動物と触れ合える農園
○バーベキューができる
○いつも演歌が流れている
○いちばん山奥にある
○姉妹で経営している
○子供のための遊具が充実している
○品種数がやたら多くある
○酸っぱい品種や昔のりんごがある
○カラオケができる
○園主が登山好きだ
○英語話せます
○そば打ち体験ができる

などなど・・・ぱっと考えただけでも実際に存在する個性は浮かんでくる。

これらをもっと表に出すべきですね。

最後はそこに住む人間の魅力に触れるのが体験型観光のひとつの要素になります

人間力はフル活用しなければ!!!

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