フィールド最前線! 農業がリードして利根沼田を元気に 山口浩輝のブログ

地方を元気にするのは夢と起業!利根沼田は無限ポテンシャルを秘めたフィールド(畑・領域)で日本一の地方を目指そう

当地域の農産物直売所の課題①

2011-03-01 21:37:51 | 農業ビジネスのタネ・ネタ?
こんばんは、山口浩輝です

今日は雨・・・山は雪でしたが

確実に春が近づいています

さて、先日行われた直売所の総会でも取り上げられた

冬場の商品(とくに生鮮品)の確保

基本的に地元のものをならべるというポリシーのある当農直においては

非常に大きな課題という事になる

解決策は大きくわけて3つある

  1・いっそのこと仕入れて他産地のものも販売する

JAなど他産地とのつながりがある場合これが多いし有効、しかし原則として”直売”ではなくなるし、姉妹都市などの何らかの理由付けが必要になってくるかもしれない

  2・なんとかして長期保存を考えて、品切れを防ぐ

雪室や雪中貯蔵などは地域性を考えても有効、ただ最大のウリである鮮度は落ちるし、スーパーでの他産地と比べるとかえって見劣りする。保冷庫などはコストもかかるし、買い上げでなく販売委託の場合は割に合わなくなる

  3・なんとかして栽培する

これが出来るところは元々苦労はしない。これが出来ないからモノがないわけで、雪の積もる地域では永遠のテーマかもしれない。現在のスタンダードな栽培では厳しいのは明白だし、それを利益が出るところまで引き上げるのは更に難しい

でも直売所はスーパーでも八百屋でもない

求められているのは

○鮮度 地域のものを地域で売るのだから、物理的にも一番良いはず

○価格 流通・市場を通していないだけ、マージンがカットされて格安になる・・はず

○地域性と旬 いわゆる”地のもの”があるのだから、地域の気候・風土・文化と密接した「農業」そのものが見えてくる品

ただ、これをそのまま実践すれば、間違いなく今の日本人のニーズや小売業としての責務は全うできない

結局のところ、答えはとてもシンプル


これをクリア出来たところが最終的に生き残るということだと思う


王道をいくなら施設しかない、このハード面をどうするか?様々な熱エネルギーの活用など、資金的な面での力は重要になってくる


ソフト面では、新しい作物に挑戦するしかない。世界は広いし、多様なわけで、まだ日の目を見ていない寒冷地向けの作物は必ずあるし、それをどう根付かせていくかも同時に求められる


でも一番の障害は、農業独特の「諦め」や「身勝手さ」なんだろうなぁ


この状況をむしろ楽しめるくらいの気概が必要だな、その先に何があるか、きっと良いことなはずだし、こういう類のモチベーションを共有できるヒト!求みます。

ちなみに私は、スラムダンクの登場キャラで一番好きなのは

ダントツで 三井 寿 です

なんせ「諦めの悪い男」なんで・・・

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