フィールド最前線! 農業がリードして利根沼田を元気に 山口浩輝のブログ

地方を元気にするのは夢と起業!利根沼田は無限ポテンシャルを秘めたフィールド(畑・領域)で日本一の地方を目指そう

生え抜き生産者の役割

2010-06-18 23:55:16 | 農業ビジネスのタネ・ネタ?
こんばんは、山口浩輝です

遅ればせながら、このブログもようやくツイッターと連携させました・・・

色々あったもんで・・・どうも設定いじるのって後回しにしてしまう

今日はちょっとタイトル下のコメントも軽く変更しました


さて、今日のタイトルは”生え抜き生産者の役割”ですが

農業は少し前から、大きな変革が生まれつつありました

会社や農業外からの新規参入、そして流通も変わり、FTAへの流れ、後継者不足・・・

同じくして地方の衰退も進行しています


もちろん地方の状況は千差万別だと思います・・・

が・・・・

よくいわれる「活性化」という言葉

例えば企業が参入して農業をする、コンサルタントなどが先導して事業展開、マッチングなどが成功して契約栽培にたどりついた、生産物に気が付かなかった付加価値を見出した・・・などなど

成功事例にありがちですが、こういうのはキッカケにはなりますが「活性化」とは程遠いレベルだといえます

しかも、農業ってこのくらいじゃあ大して儲からない

5年に一度くらいの市場での大当たり年のほうが良かったりもする。

そして、例えば他所から来た企業が農業で成功しても、地域が潤うだろうか?

耕作放棄地は解消できるかもしれないが・・・・

色々書くと長くなりますが、結局のところ

「生え抜きの生産者」が奮起しなければ農業は地元貢献方の産業にはなり得ない!

就農人口が10分の1になるのであれば、10倍こなせばいい

もちろん10倍労働するという意味ではありません、体は1つしかないし機械化したって1人の人間は1人の労働力でしかない

ただ10倍のアイディアなら出せるかもしれない、基本世襲なので環境の変化には極端に弱い生え抜き生産者は、意識改革しなければならない時期だ

いよいよ参院選が始まる、農業政策の「個別所得補償」は正直成長性があるとは思えない

短期の政策はあっても良いが、私の世代にとっては長期ビジョンの方が重要だ

出来ればこの類の政策とお金は、地方に移管してもらったほうがマシだと思う


色々書いてしまいましたが、詰まるところ

生え抜き生産者が良くならなければ、地域が良くならないということです

これから参入組の様々な成功事例、そして失敗事例が出てくるでしょう

そのとき地域がどうなっているかな????



















いつもご愛読いただきありがとうございます

私の故郷・旧白沢村
裏にある雨乞山山頂からの眺め
日本一の河岸段丘!!!タモリさんも絶賛した 上州・沼田が誇る絶景