母の気持ちを伝える。

父さんに
学校に行くこと、勉強しないなら、働くように言われて、

荒れ模様の三男。


「母さん」と小さな声

「はい。」返事だけする。

また、小さな声で呼ばれる。

私も返事だけ。

三男
「クレジットカードが要る。」

「中学生は持てないよ。」

三男
「ゲームのソフトが欲しい。」

「カード支払いってこと！でも、それは、母さんが払うってこと？」

三男
「お金は出すから。」
と、自分の財布からお金を出してきた。

「でも、そんな言い方で良いのかな。」

三男「お願いします。」と頭を下げる。

仕方ない。手続きした。

ばぁーちゃんからのお小遣いがあったらしい。

「いつまでも、ばぁーちゃんから貰える訳じゃないって、わかってる？」

「将来的に、母さんからも。」

三男
「仕送りしろって こと？」

あれれ、話が違う方向へ

三男
「〇〇（次男）がしてくれるよ。」
「〇〇（長男）も。」


「いやいや、母さんは、そんな事思ってないよ。自立して行くのに。」
「〇〇（三男）も、いつかは自立しなくちゃね。」

三男「わかってる。」

「自立って、自分で稼いで生活するってことよ。」

三男「わかってる。」

「じゃあ、どうすればよいかも。」

三男「わかってる。」

「学校はとにかく、勉強はしてほしい。」

三男「わかった。」

「学校行かなくても、ゲームをしてもいい。でも、勉強はしてほしい。」

三男 素直に聞いている。

「朝はちゃんと起きて、母さんと ご飯を食べてほしい。」

ついつい いろいろ言ってしまったけど、

モヤモヤしてた 母の気持ちは晴れてきた。

子どもを信じている。

でも、ぶれる気持ちをもて余すことがある。