笑顔でいたい

いろんな気づきや学びを呟いています。

救急外来 診察室。

2021-05-17 00:01:52 | 日記
名前を呼ばれて、診察室に入る。

先生 若い!

何故か 先生が自分の名前を名乗る。

すごく緊張している様子。

先生の手が震えているように見える。

これは 研修医?!

トリアージで聴かれたことを もう一度
話す。

さて、患部を見せようとすると、

あれーーーーーー!何にも無い。

トリアージで ガーゼで覆っていた場所を見せた時には あったのにーーーー!

咬まれていた場所は 特定できるが、
何も無いーーーーー!

取れたってこと?

服に 引っ掛かってもいない。

背中とか 他にも咬まれていないか確認するが、異常なし。

先生も困ってる。

「上の先生に診療方針を相談するので、
診察室の外で待ってください。」

もう一度 外に。

さっきまで 座っていた椅子の周りや
歩いた場所に 落ちていないか探すが
何も無い。

再び 診察室に。

今度は、研修医らしき先生より 少しだけ 年上の若い先生もいての2人で診療。

「実際 僕たち マダニの診察は ほとんど したことが無いんですよ。
3パーセントから5パーセント まれに感染症を起こすことがありますが、今だ 全身症状に 何も無ければ 大丈夫と思われます。」
「マダニも満足して、自分で離れて行ったようですし。」

あらら、何のために 一時間以上待ったのかしら。

咬まれた跡とか視てくれないのかな。

先生 抗生剤とか出ないんですか?

「一応 上の先生と相談しますので、
もう一度 診察室の外へ。」

椅子から立ち上がった時に、

座面に丸い1センチのものが!!!

先生!これってー?????

「これは、マダニですね。」

先生達で まだ動いてるマダニを捕まえた。

最初は 2、3ミリぐらいらしいが、

マダニは、私の血を吸って まん丸1センチ。

また、診察室の外で待つ。

そして 再び 診察室。

「上とも相談しましたが、抗生剤は、副作用の方が怖いので、出しません。
この一週間で 体調が悪くなったら、かかりつけの内科を受診してください。」
「捕まえたマダニも血を吸っていて 観察し、処分しました。」

思うに、先生達は 皮膚科ではないようで、内科的なことに重点に視てくれた様子。

救急外来だもんねー!
全身症状が大切なんだよね。
当たり前か。

とりあえず 何ともなくて 良かった。

でも もう笑い話しかならんわ。

山に行く時には 気をつけないと。

貴重な経験になったと思おう。
コメント (8)
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