瀧川鯉橋~七転び 八起きの末の ホンダラダ~

落語、ゑびすビール、旨い米・塩味噌醤油・雑草、シナモン。ブログ内の文章写真禁無断転載でお願い致します。

船内での生活など。乗船日記~その3~

2024年07月18日 | Weblog
梅雨明けですなー。まー、しかしこれからさらに暑くなると思うとそれもツライ。何しろ体調第一でいきましょう。

 えー、乗船日記の続きを。コスタリカから乗船して、何しろ時差ボケ解消のためにしっかりメシ食って、しっかり寝ることを心掛け、部屋のテレビで放映されている体操の先生の指導ビデオ(船内で行われている体操の先生の指導。乗船客の方々は船内最上階にあるジムで実際に参加できる)を見ながらラジオ体操やストレッチをしてました。
 これは個人的な感想ですが、日本の船だ、というのは安心感がありますねー。部屋のテレビでは一日か半日遅れのNHKのニュースが見られたし、図書室も充実していて、「ぼくらの七日間戦争」やロバート・B・パーカーのスペンサーシリーズがあって読めて懐かしかった。それからこれも半日遅れくらいだろうけど「毎日新聞」のコピーが読めたのもありがたかった。ま、この時代、スマホを持っていればそのくらい当たり前なのかもしれませんが、あたしゃスマホは持っていなくて携帯はずっと「機内モード」にしていたもので。
 部屋のテレビは映画が豊富。今回の飛鳥は百日間の世界一周クルーズなので、放映作品は一週間くらいで切り替わるらしいですが、あたしが乗ってた時は「寅さん」や「二十四の瞳」、「天使にラブソングを」などが放映されてました。いやー、やっぱり「二十四の瞳」は名作だ。三回みて三回とも泣いてしまいました。それに毎日「刑事コロンボ」が次々に放映されるのはコロンボファンの私としては嬉しかった。
 そして何より毎日のメシが美味い。もちろんパンや麺類もあり美味しいのですが、新潟県出身の私としては毎日米が食えるというのは大きな安心だったのですよ。
 さて仕事の方。打合せは乗船二日目だったと思います。あたしゃ1年前に初めて乗らせてもらっただけなのにスタッフの皆さんが覚えていてくださって感激。本番は計5回だったかな。掛けた演目は「粗忽の釘」「時そば」「お神酒徳利」など。少し揺れる中での「御神酒徳利」の神様のセリフや道中付けはなかなか貴重な経験でありました(笑)。
 乗船四・五日目からはだいぶん船上での生活に慣れた感じになり、私以外のエンタメの方々の見学。ベイビーブーさんのコンサートを生で見られたのは嬉しかったなー。行きの道中(帰りもですが)ホントにお世話になったミングルさんの公演はまた格別の思いで見てました。そのミングルさんのメンバーのお一人の数十年来の音楽仲間の琴の演奏家のゆみさんの演奏も海外活動が長いということからいろいろ工夫があって楽しかった。そんな凄いエンタメの方々と話が出来てあたしゃ光栄でした。
 あと、空きがあるよと、と誘われ囲碁教室にちょっと参加させてもらいまして、囲碁はちょうど兄弟子と「やってみたいね」と話していたところであり、入門書を図書館で借りたりしていたところだったのでグッドタイミングでした。講師のマイケル先生はとてもすごいプロ棋士の先生。気さくに話をしてださいまして、誠にありがとうございます!今もネットで勉強しております!

 写真はコスタリカの港を出て、二日後だったか、グアテマラの港に寄港した時の様子。雨季なのか、スコールというような急な激しい雨も降る中でしたが、船から降りて桟橋に直結の客船が着いたとき用の臨時の催事場のような市が開かれるというので下船してみました。
コメント
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