吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

マスク、除菌剤で健康被害 コロナ関連製品、厚労省 その2

2021年11月09日 06時09分48秒 | 日記
 冬場、乾燥にて皮膚炎を起こすのはわかるが、マスクすることにより皮膚保湿ができればむしろ肌には良いと思うのである。しかしカスクにて皮膚炎・・・というのは接触性皮膚炎のことなのだろうか? あの不織布で接触性皮膚炎おこすくらいなら他のあらゆるもので皮膚炎をおこしそうである。
 夏場のマスクで顔面に汗をかき皮膚炎を起こす・・・ということもあるのかもしれないが、これはもうやむを得ない。汗かいたらこまめにふき取ってもらうしかない。マスク着用は、高率に感染を防ぎ得る手段なのだからこまめな皮膚対処しかないだろう。
 一方、「除菌剤による吸入事故」ってなんなんだろう? コロナウイルス予防で吸入除菌剤なんてものはない。
 もし空間除菌剤をさしているなら、あれはすでに使用時における除菌効果は否定されている。また空間除菌剤は自身が直接吸入して私用するようなものではない。空間除菌剤を吸入したとすれば、目的外使用であり、これは危険である。
 とするとコロナ関連製品による健康被害は、こまめな肌対策や、製品の使用法をよく読めば防ぎ得るものと思うのであるが・・。