特養と言う施設は重篤な病気を抱えた高齢者が入居するところである。介護度で言えば4~5の重症なものでなければ入居できない。現在入居するまで200人待ちなどという施設も聞く。しかも医療機関ではないので医療行為はここでは行えない。つまり医療の継続が必要な状態ではあるが医療機関ではない収容施設である。そのような重症な状態の入居者がほとんどであるので、いつ何が起こってもおかしくない。そこで急変にきちんとした対応は難しいのである。自宅で家族が見切れないような高齢の方の生活上のお世話をしてくれるところである。職員に対し些細なことに刑事罰を加えたならだれも仕事しなくなる。