いかりじいじのブログ

自分で首を絞める日本人

 最近、企業がCMでSDG’sに取り組んでますアピールをしていて、気持ち悪く感じています。矛盾のない対策などありません。何かが良ければ何かが悪くなるのですよ。何か対策をしようとしても、気をつけなければいけないことがあるでしょう。負の側面というやつです。
 日本人は、真面目です。真面目だけに、適応にやればいいことも徹底的にやってしまうのです。それが裏目に出て、自分で自分の首を絞めていると感じることが多いのですよ。
 過去においては、事務の合理化ですよね。適当にしておけばいいのに、やり過ぎるのですよ。経費を少し節約したところ100万円単位で費用が浮いたことから、いい気になって、徹底的にやってしまうのですよね。うちもそうでしたよ。
 小泉総理の時は自由競争ですよ。地方自治体の入札制度を徹底したり、あらゆることが競争にまかされるようにため、入札になじまないようなものまで入札したことから、逆に、人手がいるようになったり、適切にできない結果になったりします。コロナの関連では、政府が入札で落札した業者に依頼した業務が適正に実施されなかったというニュースが多かったでしょう。これは、一例であって、他にもたくさんありますよ。安ければいいというものではありませんよ。その結果、不利益を受けるのは、国民なのですよ。
 今回のSDG’sで、余った食材を他の場所に回して活用しましたとか、やった感をだしているところもあります。食材が余るとかは、どこでもあるでしょう。また、農家が作ったキャベツや大根ができすぎることもあったり、先日は牛乳が余っていたでしょう。そのようなことは、いつもありますよ。肉でも、人気の部位と不人気の部位では、人気の部位を使えば、不人気な部位は残るでしょう。すべてを丸く収めることは不可能ですよ。それなのに、できましたとアピールすることは、何なのだろうと思うのです。
 なるようにしかなりませんが、できる限り努力することは必要とは思います。しかし、利益にならないことはしないことです。続かないと思うからです。利益があれば続きますから。
 里山とか、自然を大切に思う人が増えています。しかし、鳥獣などの作物を荒らす厄介者には防護柵だけというところが多いです。鳥獣を殺傷することが嫌なのだそうです。特に、猿などは人間に似ているから、気が引けるようです。むやみに殺傷する必要はありませんが、共存できるように管理することは必要でしょう。平気で焼き肉が好きとか言う人が多いではないですか。牛は、食べられるために殺されているのですよ。いいんです。感謝をしながらいだだけば。自分も動物ですし。里山も雑木を適切に伐採するなど、管理しないときれいに感じませんよ。 
 昨日も、変な人が増えたと書きました。ビーガンとか動物の肉を食べない主義の人もいますよね。その人達は、何かを食べて生きているのでしょう。私は、植物なら食べてもいいとかいう理由が理解できないのですが。人間は食べないと死んでしまうでしょう。誰かが犠牲になっているのですよ。
 今のコロナへの対応でも、自分は頭がいいから、対策はバッチリしていますとか、アピールしている人がいますよね。いい加減な人がいて、経済が何とかなっているのでしょう。誰も自分自身がリストラされたり、食事ができないくらいにお金に困らないと、何も変わらないと思ってしますのですよね。政治が変わらないと持っている人と同じですよね。風が吹けば、桶屋が儲かるということわざのように、自分の所に影響が出てきたときには、自分ではどうしようもないという時もありますよ。
 自分は優しい人ですアピールはうんざりします。今回、私が、伝えたかったのは、自分のアピールのために行動せずに、何が大切なのかを自分自身で考えて行動することが大切だと言いたいのです。やり過ぎずに、余裕のあるところでやめておいた方がいいのですよ。そして、人のためにと考えて行動することは、自分に確実に返ってくることを自覚できるといいですね。











名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「日記」カテゴリーもっと見る