☆上昇気流☆

ミスチルコピーバンド「上昇気流」のアコギ担当ひろみによる日記。
2008年4月20日横浜にてライブ決定!

近況報告

2007年07月17日 23時32分28秒 | 映画・読書・趣味・娯楽
顔が太っているせいで口の中をよく噛みます、ひろみです。

ミスチルも出るフェスに参戦するために早めの帰国をした。
しかし台風で中止。
なんてこった・・・(泣)

でお酒を飲んで過ごしたり、
なんだかんだで寝不足&便秘ですけど、
膀胱炎は再発してないし、
のどの痛みも軽くなった。

しかし・・・
日本、ハンブルクと変わんないんですけど!
寒いし雨ばっかだし!
地震とゴッキーと湿気がプラスされた感じ。

妹ベビーは2ヶ月ぶりに抱っこしてみると、
すごく重たく感じて、
腕が痛くなってしまった。
明日はベビーを連れて、ランチに出かけることにする。

今日は本屋さんへ長時間いた。
結局6冊を選んだ。
本を選ぶときってそのときの気分などが大きく作用しますよね。(しない?)
私の今日の気分は・・・
「変身してぇ!」
ってことでそのままカフカの『変身』を一冊ゲットしました。
あとは、
トルストイ『人生論』
それと『まだ、タバコですか?』
『人は見た目が9割』
などなど。
それらのタイトルを見て、
ああ、私って変身したいんだ、
そう自覚したわけでございます。

友達と読んでいる本がかぶったりするとうれしい。
同じ本でも受け手によって解釈も変わってくるし、
それを聞くのが面白い。

ああ、だけど私、小学生のころ読書感想文めちゃ苦手だった。
ただ内容まとめただけだったと思う。
本を読んで、
内容をキャッチして、
感想ね、
そうよ、感想が言えないと!
そうじゃないと自分のものになりませんよねえ。
気づくと毎回ただ本の世界に入るだけで
素通りしているんだなあ。
いかんいかん。

さて
日記のペースが少し落ちると思われます。
せっかく日本にいるのだし、
ネットではなく現実世界で自己表現したいと。(大袈裟だから!)

まだ時差ぼけで頭がくらくらするときがあるので、
今日はもう眠ることにします。
ただの近況報告でした。。。

というわけで、
あなたの好きな作家は?

写真:パレード

罪と罰

2007年07月11日 03時58分27秒 | 出来事
痩せている肉屋の店員はなんか味気ないです、ひろみです。

バチが当たったらしい。
のどが痛ぇ。
鏡で見たら白く膿んでいる。
先程まで一人ベッドの中でもがいていた。
熱を測ったら37.5℃。
ま、たいしたことないな。
不安なのは明日だ。
このまま回復へ向かってくれればいいのだけど・・・
だってあさって帰国っすよ。
高熱で飛行機は自信ない。
薬飲みたいんだけども、
なんせ膀胱炎の薬飲んでいるもんだから勝手に飲めない。

そうそう、膀胱炎の再検査ね、
いつもみたいに面白く書きたかった。
簡単に報告すると、
この世の痛みかっつーくらい
痛かった。
前回のカテーテル検査とは違った。
今回は看護士さんじゃなくて
お医者さんが検査した。
なんかよく見えなかったけど(それどころじゃなかった)
水をコップ3杯分くらい膀胱に入れて、出てました。
ああ、これじゃわかんないよね?
おそらく管を2本入れていたと思われます。
1本から水を入れて、
1本から水を出す。
そんなはずかしい状況だったんだけども
医者は、
「うーん!君の膀胱は最高だよ!なんてすばらしいんだ!すごくきれいだよ!」
ほめられてもあんまりうれしくなかった。
痛みと闘っていたし。
膀胱が最高でもすばらしくてもきれいでも、
見えないところじゃねえか!
痛すぎて痛すぎて、
固定されている足をバタバタしちゃって、
危うく私の股間にある医者の頭を蹴るところでした。
ま、とりあえず私の膀胱は回復です。

あーあ。
私の身体、いつからこんなに弱っちくなったんだ?
ちょっと激しく遊ぶとどこかしら壊れる。
身体が強くないなんて私には似合わない。
外見が無駄に健康的だし、
「具合が悪いの」
なんて恥ずかしくてめったに言えない。

うーむ、
気持ちは若くいても
身体はついてきてないのね。

もう気合で治すしかない!
治らなくても絶対飛行機乗るんだ!!

というわけで、
あなたはのどが痛くなったらタバコやめられますか?

*写真:パレード

反省

2007年07月09日 04時53分01秒 | グルメ・お酒
繰り返す反省に意味はあるのか?ひろみです。

昨日は七夕。
織姫と彦星は会えたのでしょうか?

織姫は機織の上手な働き者で、彦星も働き者で、
天帝は二人の結婚を認めた。
しかし夫婦生活が楽しく、
織姫は機を織らなくなり、彦星は牛を追わなくなった。
天帝は怒り、2人を天の川を隔てて引き離した。
年に1度、7月7日だけ会うことを許した。
しかし7月7日に雨が降ると天の川の水かさが増し、
渡ることができず会うことができない。
その時は、二人を哀れんで無数のカササギがやってきて、
天の川に自分の体で橋をかけてくれるという。

仙台、平塚七夕祭りは有名。
全国の七夕祭りの殆どが戦後からで、
戦災を受けた地域を活性化する目的で始められたものであり、特に東日本に多い。
平塚七夕祭りに関しては、
第二次世界大戦時、平塚市には海軍火薬廠があったため、
1945年7月の空襲で焼野原となり、
終戦後の1950年7月に復興まつりが開催された。
(以上wikipediaより)

台湾では七夕に男女がプレゼント交換するらしい。
日本のみなさんは短冊に何か願い事を書きますね。
ここハンブルクではもちろん七夕祭りはないけど、
昨日はお祭りがあちこちでやっていたそうだ。
その一つ、
70年代ファッションパレードに行ってきた。
最寄の駅ですでにアフロヘアの人がたくさんいて、
電車は満員でなかなか乗ることができなかった。
他人のアフロが顔に当たってかゆかった。
しかしすごいね、
若者だけじゃなく
おじいさんおばあさんまで変装して踊ってる。
それも結構な雨の中ですよ。
パレードのトラックからは
飴やチラシやコンドームが投げられて。
知らないおじさんと写真も撮った。
人が多くて疲れたけど楽しかった。

で、夜は日本レストランで飲み会。
12人で飲み会。
途中、となりの席の人も合流してみんな友達。
激しい飲み会だった。
日本から来ていた私の友達J君、
1/3の時間、私の説教を聞き続け、
2/3の時間、トイレにこもりっぱなしだった。
で、皆は祭りで使ったアフロをかぶったりして楽しんでいた。
私も小さめのアフロを独り占めして、
「大阪にいそうなおばちゃん」
って皆にコメントされた。
だからなのかお隣の席の人が私は大阪出身だと思っていたそうで、
「違います、横浜です。」
そしたらなんとその人は鎌倉出身で、
出身高校は私の実家の駅にある高校でした。(世間は狭いなあ)

もーあとは誰と何を話したのかさっぱりわからない状態で、
時間も3時?くらいだったし
タクシーを呼んでもらった。
私は助手席に、
旦那となぜかJ君も後ろに乗った。
J君はとても一人で帰れる状態ではなかったし、
洋服もかなり汚染されていたし、
なにより家が遠すぎる。
この男2人はタクシーに乗るなり即効爆睡。
私は気分絶好調でいたので、
運転手さんにずーっとしゃべりっぱなし。
多分ドイツ語で。
内容は全く思い出せない。
酔ったときの流暢なドイツ語、なぜ普段出てこないんだろう??
しかし・・・
「そこを左です。」
といいつつ人差し指で右をさして、
おじさんが困っていたのは覚えている。
家に到着して、
「おいくらですか?」
「32ユーロです。」
財布見たら、小銭しかねぇ。
旦那に
「財布!」
なんか口押さえてるし。
でもってその財布も小銭しかねぇ。
「J君財布!」
50ユーロ札あった。
助かった。
もしJ君を連れて帰らなければどうなっていたのでしょう?
運転手さんに50ユーロ渡して降りようとした。
「ちょっと!お客さん!これ多すぎるよ!」
よかった、いい運転手さんで。
そんなやりとりをしてる間に男2人はすでに部屋で眠りに入っていて、
私はJ君の布団の準備をがんばった。
J君、汚染された服のまま眠ろうとしたから、私は多分怒った。
その後、
30分くらい、私のしつこい説教を彼は受けることに。
すっきりした私は自分の布団でちゃんと寝た。

5時くらいに寝たのだと思うが、
9時くらいに起きて
まだ酔っ払ったまま掃除なんかしたらしい。(記憶にない)
夕方あらためて起きたらきれいになっていたので驚いた。
そんな状態でメールなんか送ったりして、
あとで内容見たら反省ですよ。
まったく自己嫌悪。
本当にごめんなさい。

他に失態がなかったか知りたかったし、
Kayoちゃんに電話した。
そのとき発信履歴を見た。
なんと私、時報に電話かけてる。(つながるわけねーから!)
しかも117と177のどっちなのか迷った形跡がある。
イミフメーすぎて、
kayoちゃんに聞いた。
飲み会のメンバーの一人が誕生日だったので、
深夜0時のカウントダウンしようってことだったらしいが、
皆の時計がずれていたので、
時報で調べようぜ、
そういうことだったらしい。
ああ、だから写真にバンザイしてる姿があったのか・・・納得。

ところで私、アルコール禁止されていたんだった。
しかも明日検査。
あーあ。
でもね、初めはちゃんと飲まないでいたんですよ。(いいわけ)
気付いたらワイン飲んでたのよ。
うぅ・・・反省。

飲み会後のいつもの荷物チェックをした。
忘れ物はないようだ。
なぜか財布は空っぽだが。
忘れ物はないんだけど、
何人かのアドレスが書かれたメモが出てきた。
頂いた記憶がない。
でもこれで皆に写真を送れるからいっか。

飲み会で迷惑をかけたみなさん、ごめんなさい。
コップも割ってしまいました、ごめんなさい。
心無いメールを受け取ってしまった方、本当にごめんなさい。

許してください。

というわけで、
あなたの願い事はなんですか?

*写真:アフロで電車。

おじさん

2007年07月07日 18時39分20秒 | 異文化コミュニケーション
知り合いに会ったので声をかけたら「あなた誰?」と言われました、ひろみです。

昨夜はお別れ会をした。
韓国人ヨン様。
ヨン様には似ても似つかないオヤジ系男子だけど、
優しくて料理が上手でドイツ語が下手(話しやすい)で、
私のドイツ生活には欠かせない友人だ。
それが8月に帰国してしまうと言うじゃないか!
私来週から日本だし、
もう会えない。

ということで、
ヨン様お勧めの韓国レストランへ行った。
夫婦がこじんまりやっているお店だ。
プルコギとチゲを頼んだ。
日本では考えられないだろうが、
こちらドイツはパーカーが必要なくらいの気温だ。
身体が温まった。
しかしここのマスターのおじさん、
他にいるドイツ人のお客さんには全然構わずに、
私たちのテーブルに頻繁にやってくる。
「はい、これサービス!」
揚げギョウザ山盛り持ってきてくれたり、
焼肉の火の加減のダメダシをしにきたり・・・
韓国は上下関係が厳しそうだ。
ヨン様だって一応お客なのに、
常連でかわいがられているからだろうか、
「茶碗にご飯よそうんだぞ!」(見ればわかるから!)
「ビールがまだあるじゃねえか!」(膀胱炎なんでカンベンしてください!)
「ギョウザは醤油つけて食べるんだぞ!」(知ってます!)
「火が強い!」
「火が弱い!」
「火を消せ!」
「火をつけろ!」
「ご飯がもうないじゃないか!」(もうおなかいっぱい!)
すべて韓国語なんだけど
指さして指示してるからなんとなく言ってることがわかった。
とにかくいいいおっさんだった。
怒られてる感じだったけど。

店を出るときに、
「ヨン様、一緒に写真撮ろうよ!」
おじさんは仕込み中だったから、
そんなときに写真お願いしたら
「礼儀がなってねえ!」
なんて怒鳴られるだろうと思って
おばさん探したんだけど裏へ行っちゃってた。
だからヨン様がおじさんに
「一緒に写真撮ってもらえませんか?」
と恐る恐る聞いた。
そしたらおじさん、
「え?俺と?」(違うから!)
顔真っ赤ですよ。
おじさんは勘違いにさらに赤面しながら、
写真を撮ってくれました。
やっぱりいいおじさんだ。

そのレストランの向かいに、
「ベネチアアイスカフェ」がある。
22時過ぎてるっていうのにまだお店やっている。
ヨン様はこの韓国レストランに来たら必ずアイス食べているそうなので、
私も連れて行かれた(いや、行きたかったし!)
私はチョコクッキー味を頼んだ。
すごい量だ。
ヨン様、満腹だと言っていたのに、
2つも頼んでるし!
コーンからはみ出したアイスがダブルですよ。

アイス食べながら、しばらく話をした。
ヨン様がドイツに来て驚いたこと。
近所のスーパーへ行ったら、
入り口にまず沢山の種類のチョコレート売り場があったこと。
その次の棚には、沢山のポテトチップスがあったこと。
でその奥には沢山の種類のビールがあったこと。
ビールの先にはコーラ・ファンタ・スプライトがズラーっと並んでいたこと。
一体野菜売り場はどこなんだ?ってね、驚いたらしいです。
(*すべてのスーパーがそうではありません。)
で、テレビのCMを見ていたら、
それはそれは
「チョコレートをもっと食べなさい!」的な洗脳をされそうになって、
一方、通販番組では
「この下着を着ればあなたも痩せて見えます!」系のものが頻繁にやっていて、
ヨーロッパ一、太っている人が多い国だけあるなあ、と感心したそうです。

そして、電車内で寝ている人がいないこと。
韓国は(日本もだね)皆仕事がハードだからたくさんの人が電車で寝ている。
仕事の昼休憩でも、
食事が終ったらまず机に伏してちょっとでも眠る習慣がヨン様にはあったそうだ。
しかしドイツでの職場では
寝たくても寝れない。
同僚や上司に
「カフェ行こうぜ!」
と声をかけられてしまうらしい。
そう、ドイツ人は話好きだ。
そして長い!

あとね、ドイツではカフェでおじさん一人でチョコレートパフェとか食ってるのフツーな光景。
日本でそんなおじさんいたら驚くでしょ?
スーツ着たおじさんグループがパフェとかね、ありえない。
いや、うちのお父さんもアイス大好物。
お父さんが買ってきたアイスを勝手に食べて何度怒られたことか。
そう、オヤジは家限定でアイスを食う生き物だ。

で私の方から話したのは、
「道歩いてるとさ、ニーハォ!って挨拶されない?」
「え?道を歩いていて誰からも挨拶されないけど?」
「え?」
「ああ、きっと君は女性だからだよ。」
そうなんだ・・・
ヨン様はちょっとおしゃれで、いい洋服を着ていると、
日本人に見られて、
古くて流行遅れの服を着ていると中国人に勘違いされることがあると言った。
ってことはよ、
私いつも「ニーハォ!」って挨拶されるんですけど、
私の服はダサいってことなの??
やべえ、自覚してなかった。

そんな楽しい(?)話をして
電車に乗って帰ることにした。
レストランでもそうだったけど
私とヨン様は、ドイツ人から見たら同じアジアの国の友人同士にしか見えない。
なのにドイツ語で話しているから不思議そうに見られる。
電車は東海道線のそれと同じく、対面式の4人がけ座席。
私とヨン様は対面で座って、話し続けた。
「ハーブルクに大きな公園あるでしょ、湖がある公園。私、そこでジョギングしてるんだよ!」
「へえーすごいね!僕はその公園でよく自転車に乗るよ」
「えっ?いつ?日曜とか?」
「ううん、平日の夜。」
「夜にあんな森の中を走ってるの?電気ないじゃん!」
そしたらですよ、
私の斜め前に座ってチョコアイス食ってるおじさんが、
「自転車に電気ついてんじゃねえか!」
突然の突っ込みですよ。(口の周りチョコついてんから!)
3秒くらい私そのおじさんをだまって見つめるしかなかった。
「だ、だけどですね、森ですよ、自転車のライトだけじゃ暗いでしょ」
そしたらヨン様、
「夏は夜でも暗くないじゃん!」(確かに21時くらいまで明るい)
再び突っ込みを入れられて、
何も言い返せなくなった。
勝手に私たちの会話に入り込んできたおじさん、
「なんで君たちはドイツ語で話してるの?えらいね!ドイツに住んでいるんだから家でも外でもドイツ語で話すべきだよ!」
「えー、えーと、えーとですね、私は日本人、彼は韓国人です。」
「あ、そうなんだ!おかしいと思ったよ。ところで日本ではゾウを道で大切にベラベラ・・・・・・してるんでしょ?」
なんだこの急展開。
「えーと、別にゾウは道で大切にしていません。」
「だって仏教の国だろ?」
「ええまあ。」
「じゃあ牛を大切にしているのかい?」
「牛は食べます。」
「えー!!おかしくねえか?」
「普通です。」
「俺はね、去年までネパールにいたんだよ。小学校を建てる建設プロジェクトでね、水もガスも電気もなくて大変だったなあ。嵐なんか来たらめちゃくちゃだったよ。そこではゾウを大事にしてたぞう。」
「そうですか。でも日本とネパールは多分違います。」
その後も私とおじさんの会話は続き、
気付いたら私が降りるハーブルク駅に到着。
ヨン様と慌ただしい別れになってしまった。
慌てていたので日本語で
「また会おうね!じゃあね!」

まあ、またもや話しかけられやすいキャラを発揮しちゃったわけで、
ヨン様も驚いたことでしょう。

というわけで、
あなたの自転車のライトは大丈夫?

自然消滅作戦

2007年07月06日 15時46分07秒 | 異文化コミュニケーション
ナメクジがキャンプファイヤーしてました、ひろみです。

直径50センチくらいで、
皆仲良く輪になり、
火には弱いってことだろうか、
火はなかったけど
皆して同じ方向へ進んでた。
ちょっと感動した。

ところで、
先週から休んでいるエアロビ&ジョギングのせいで、
早くもリバウンド気味。
ヒザ痛と膀胱炎だったから仕方ないが、
こんなにすぐにデブると凹む。
今朝は走りに行くことにする。

そう、今ね、朝の7時半ですよ。
先日ガスの点検があった。
おじさん何言ってんのかさっぱりわかんなかった。
今までの私の人生経験では
そういう点検系でね、
「はい、問題なし!」
っていう回答が当然だった。
だから、おじさんが、
「数値が異常だよ。」
と言った台詞に対して、
「ありがとうございます。」
って即答しちゃった。
先入観ってすごい。
脳みその意味なし。
でおじさん、
「?危険なんだよ!ここに電話しなさい。」
「へ?」
「んーだからえっと、ベラベラ・・・」
「?もう一度言って下さい。」
いつもなら、理解できないこともわかったフリして女優をやり通すのだが、
ガスが危険と言われればそうはいかない。
おじさんはやっと私にドイツ語能力がないことに気付いたようで、
英語に切り替えてきた。
しかし英語がすごく苦手なようで、
切り替えたといっても
70%ドイツ語、30%英語な感じで、
それでもまあ先程よりはわかりやすくなった。
「とにかく危険だから大家に電話して直してもらいなさい。
わからないことがあったら、下の家の奥さんちも同じ状態だったから、
彼女に問い合わせなさい。」
「はい、わかりました。」
「本当にわかったの?」
「はい、多分本当にわかりました。」(「多分」と「本当」は一緒に使うな!)
おじさんは心配そうな顔で次のおうちに点検しに行きました。
私は私で、女優を捨てて(わかったフリをしないで)頑張った感、達成感に満ちていた。

まーとにかく大家に電話すればいいんでしょ!
ってできねーから!
そんな言語能力持ち合わせていないし!
下の奥さんに問い合わせる能力もねーから!
基本的なことができないで落ち込んだ。
で、開き直った。
ガス使わなきゃいいんでしょ。
数秒でそれは無理だと気付き、
おじさんからもらった点検書類と見つめあい、
旦那に押し付けることに決めた。

帰ってきた旦那に私の悪戦苦闘ストーリーを混ぜながら報告した。
おじさんとのやりとりは大変だったけど
私的には女優を捨てて努力したし、
おじさんの指示をわかるまで聞き返して理解した。
ほめられると思ってた。
なのにですよ、
「なにか問題あったら電話してねって言ったでしょ!」
お怒りですよ、うちの旦那。
まったくイミフメー。
確かに問題があったら電話してね、と言われていた。
それはおじさんとの会話に行き詰ったら電話してね、ってことだと思っていた。
旦那にとっての「問題」は、ガスに問題があったらってことだった。
すれ違い発生。
私は自分の不安(一人でガス屋さん対応に対して)がいっぱいで、
自分の事だけを考えた解釈だった。

言葉の壁にぶち当たって落ち込んでいた私はさらに落ち込んだ。
少しばかり引きこもり、
くよくよしている間に、
旦那は大家さんに電話してアポ取っていた。
なんと金曜朝の7時。
なんともドイツらしい。
早すぎだから!
朝の7時に誰かのお宅にお邪魔するなんて日本では考えられないっしょ。

で今ガス屋さんが修理に来ていて終るのを待っている間にこれを書いているわけ。
また一人で対応しなきゃならねえ。
すでにおなか痛い(弱すぎだから!)
でもさ、危険はよくないよ、
これで危険な状態は抜け出せるわけだし、
もう少しの辛抱。
また女優捨てなきゃならないけど
頑張れ、私。

でまあ悪いことは続くみたいで、
私のドイツ語勉強パートナーね、
何回か登場しているドラえもんはすでにここを読んでくれている人たちの間では
有名人なわけだけど、
実はもう一人いるんですよ。
身長180センチ、
髪の毛1メートルの女性。
かぐや姫と名付けましょうか。
私がドイツへ戻ったのは5月下旬。
毎週毎週約束をするが当日キャンセルが続き、
未だ会っていない。
会いたくないならそういってくれればいいのに
毎回約束をしてくる。
そして毎回違う理由をつけてはキャンセルだ。
最初は信じていましたよ、
でもねえ・・・
で昨日はそれでも信じてた。
だって来週私は日本へ帰国してしまうし、
昨日が会えるの最後だったから。
しかしやっぱりキャンセルメールが来た。
なんか自然消滅狙われてる?
もう私からメールしないほうがいいの?
こういうパターンってどうやって空気読めばいいの?
さっぱりわからねえ。
メールするのすら怖い。
だからできないでいる。

でも今晩は韓国料理食べにいくもんね!
韓国人友達の挙動不審なヨン様、
8月に帰国しちゃうんだって。
だからお別れ会。
淋しいけど、韓国と日本は近いしまた会える。
笑顔でさよならしよう。

というわけで、
あなたは自然消滅作戦やられちゃったことありますか?