☆上昇気流☆

ミスチルコピーバンド「上昇気流」のアコギ担当ひろみによる日記。
2008年4月20日横浜にてライブ決定!

トライ

2007年02月04日 04時18分02秒 | 異文化コミュニケーション
帰ってきたら左右の靴下の色が違ってたことに気付きました、321です。

昨日は何の日だか知らないが、
語学学校が休みでした。
忙しい日々を過ごしていたので、
ちょっとゆっくりできるなあ、
と思っていたのですが・・・・
クラスメイトの友達達が、
一緒に朝食食べよう!と声をかけてきてくれたので
まあ、授業とそう変わらないくらい疲れました。

だってね、朝食ね、レストランで10:30から始めて、
終ったの15時。
もうしゃべりっぱなしなの。
インド人は英語がペラペラだからいいでしょう、
ブルガリア人はドイツ語がペラペラだからいいでしょう、
セルビア人と私、英語もドイツ語もダメ。
ただね、セルビアとブルガリアはほとんどの言葉がかぶっているらしく、通じ合えるのよ。
おかげでセルビア&ブルガリア語、少し覚えちゃったし。

でさあ、朝食セットにね、
パン、チーズ、ジャム、ハム、たまご、
まあ色々出てきてね、
インド人は結構ドイツに来て初めて知った食べ物があるくらいだから、
ドイツ式(?)の朝食の食べ方をブルガリア人が教えていたんだよね。
ブルガリア人の旦那様はドイツ人だし。
まあだけどね、
パンにハムのせて食べるとか、
バターとジャム合わせて塗って食べると旨い、とか、
それくらい全世界共通のことでしょ、
日本人はそれくらい知ってるから!って当然の顔して聞いていた。
ちなみにインド人はドイツに来て初めてソーセージやピザを食べたらしい。
ソーセージは食べれるが、
ピザはどうも苦手と言っていた。
で、「ヒロメはピザ食べたことがあるのか?」
「チーズは日本にあるのか?」
ドイツにあって日本にないものってそうそうないのにね。
外国人からしたら、
遠いアジアの国には、いくら先進国だろうがないものだらけだろう、と思われちゃってるのかな?

しかしね、
驚いたのが一つ。
パンにチーズをのせろ、と言われた。
ここまでフツーよね。
その後ね、ジャム塗れって言うのよ。
イチゴジャム。
マジ、すっげー旨いから!とか言っちゃってね、
そういうありえない組み合わせは避けて通りたい私の性格。
だけどものすごく説得されたんで、食べてみました。
まずかったら困るので、端っこだけジャム塗った。
で、食べた。
みんな私に注目。
私眉間に若干のシワ寄せる。
3秒後、
「結構いけるね!」

セルビア人のお勧めはね、
これマジありえないよ。
塩味のポテトチップスにチョコクリーム(ヌテラ)をつけて食べること。
「ヒロメも絶対やってみて!」
「う、うん。。。」
絶対やりません。
だれか食べてみたら感想教えてください。

ドイツの金曜日は仕事早く帰る人が多い。
インド人の旦那様、16時には帰宅するから帰らなければならない、と言う。
インドではそういう文化なのだろうか?
私なんて旦那が帰ろうが関係なく遊びまくっている。
しかし、外国語だけですでに4時間半過ごして疲れたため、
私も「旦那が帰ってくるから帰らなきゃ」って言って帰りたかった。
でも、
「ヒロメは時間まだまだあるんでしょう?」
「は、はい」
移動して、イタリアカフェに行きました。

確かブルガリアの人は本格的なダイエットを始めた、と言っていたが、
迷わずパフェのメニュー見てる。
で、確か私もダイエット中だったと思うのだが(自分のことでしょ!)
迷わずパフェ決めた。
注文したパフェはそれはそれは巨大でね、
というかアイスはどこ?ってくらい生クリーム山盛り。
生クリームがそんなに大好物でない私は、
必死でよけてアイスを探した。

で、このカフェに4時間ステイ。
あれー?
私たちオンナよねえ?
これ、コーヒーだよね?
カフェなのに下ネタで盛り上がってました。
エロネタに必要なエロ用語っていいましょうか、
そういうのは全世界共通っていうか、
なんか通じてしまうんですね。
で、話題にあの有名なカーマスートラの話が出てきてね、
ブルガリア人もセルビア人もそのカードを持ってるんだって。
で、その69種類ある(そうなの?)体勢(?)を試したことがあるかどうか、
そんなことをメインに盛り上がってました。
って他人事みたいに書きましたが、
私も積極的参加型で盛り上がりました。
ちなみにお2人とも積極的にチャレンジされているようで、
その説明がまあ生々しくて、
性にオープンな環境で育っていない私としてはだんだんと苦しくなってきたわけです。

でね、
「カーマスートラって日本のものでしょ?」って聞かれたんです。
「いや、日本では性に関してはタブーだし、
カーマスートラの内容は私は知らないし、
あ、でもそれは多分、いや多分じゃなくてマジで
インドからのものだと思うよ。(って知ってんじゃん!)」
「インドなわけないよ、インドだってタブーでしょ」
「ああ、そうか。でもタブーだからこそ、ああいう具体的なエロが生まれたんだと思うよ」
「じゃ、日本人もかなりエロなんだね」
「え?・・・え?あ、えっと私はち、違うよ、ノ、ノーマルだよ」
なんか自分で自分を苦しめた結果になりました。

あとね、
ジンクスっていうか、言い伝えっていうか、
そういうのって国によっていろいろあるでしょ?
ブルガリアとセルビアでは、
妊娠中に髪を切ったり、染めることはしてはいけないんだって。
それをすると、旦那様のアレが役に立たなくなるらしい。
そのアレが聞き取れなかった。
「もう一度言ってください」
と語学学校で習ったマニュアル通りの台詞で聞いてみた。
「何が役に立たなくなるの?」
ブルガリア人とセルビア人、お互いの共通言語でなんか話し合ってる。
ついに私の耳元で言ってくれてね、
危うくコーヒー噴出しそうになりました。

ああ、あとね、
トルコ女性は大晦日の日、
みんな真っ赤な下着を身につけるらしいです。
これをすると、新年を幸せに迎えることができるとか。
ああ、だから年末の婦人服コーナーに赤い下着が沢山売っていたのか。
だって私の住む街、トルコ人めちゃ多いですから。

さあ皆さん、
パンにチーズ&イチゴジャム、
ポテトチップスにチョコクリーム、
カーマスートラ、
妊娠中に美容院に行く、
大晦日に真っ赤な下着をしてみる、
どれかお試しあれ。

*写真:エッフェル塔(ハリケーン中)