暴言注意報発令中。
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読者の不愉快な感情を誘発することがあります。

不思議だと感じないという感覚

2005-11-19 | 日本と世界
文部科学省に企業を支援する組織がある
JSTというらしい
先日そこの参事の方の講演を聴いた
聴衆は日本の所謂中小企業と呼ばれるところの経営者たちだった

講師本人曰く周囲に企業を定年退職して暇をしている人が多いという
なので彼も含め法人組織をつくったのだそうだ
かついままでの経歴を生かしJSTに参加し職員として給与も受け取っているという

業務内容は法人組織の内容と同じもので
産学官の連携を持ち技術を振興させるためのコーディネーションだという

一通りの(官公庁の人間がよくやってしまうあきあきする)講演のあとで
聴講生から質問が出た

聴講者
「同様な組織で経産省にもNEDOがあるんですが
ほかの省庁にもこのような独立行政法人があるのでしょうか?
あるとした場合どのように横で連携をとってやっているか
よい実例などを挙げていただきたいです」

講師
「たしかにNEDOは同じことをしていますね。連携はないですよ。
どこの省庁でも各自このような独立行政法人をもっているんじゃないですか?
よく知りませんが。普通はそうじゃないですかね。
ですので、横の連携の例などもちょっとわかりませんね。」

冷ややかな空気が室内に流れるが、講師気がつかず・・・

聴講者
「法人の代表が独立行政法人の仕事をして報酬をもらうことは法律上おかしいのでは?」
講師
「そうなんですよ、だから公には名前をだしてません」

さらに冷たくなる空気、でも講師気がつかず・・・

講演終了後に講師は聴衆にむかって幸せそうに言う
「わたしお酒大好きなんですよ、このあとの懇親会で皆さんと仲良くしていただきたいと思っております」

うーん

同じ内容に対し各官公庁毎に組織を持っているのは当たり前
定年後に独立行政法人に拾ってもらうのも当たり前
法人をつくってもNPOにしときゃ大丈夫
自分の経験と知識は日本の産業界に不可欠!!!

・・・ですか?
なんとTypicalな団塊の世代

つーかおめーら要らないからっ!

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