柏餅がスーパーに並んたので購入。
端午の節句かと、柏餅を味わいながら関東は、柏餅で新潟や東北はちまき(笹巻)であることを思い出しました。
沖縄では柏の木を見かけたことが無いので内地からのお取り寄せ品と想像しています。
沖縄には「ムーチー」または「カーサームーチー」といい、「月桃の葉」で包み蒸した物があります。
子供は「歳の数」だけ食べれるらしいです。
早く成長したいという心を育んでいるようにも推察されます。
さて、話しは変わりますが先日届いた「種田山頭火」を読んでみました。
山頭火の句では
「分け入っても分け入っても青い山」
以外は、現時点で当方の心に残らないと感じています。
この本には「尾崎放哉」の句も掲載されています。
文系に疎い当方は初めて見聞きする作者です。
「人をそしる心をすて豆の皮をむく」
この句には共感をおぼえます。
珍しく文系の本を購入しましたが、TVerで観た「旅人検視官 道場修作」の荘内編に刺激されての購入です。
ドラマの中で「種田山頭火を好きな人は、どこか寂しさを抱えている人」と述べていました。
寂しさ、孤独感など皆無でポジテブ思考が身についているので好みに合わないのか、全体的にネガティブに感じるのと、5・7・5でないのでリズム感が合わない様にも思えるのです。
(ただ単に、当方の感性が乏しいせいと考えています)
20代の頃に「古典に関心を持て」と教えられた事もあり、日本は奇数文化ではないかとの想いがあります。
七五三は、3歳、5歳、7歳の祝いであり、全て奇数です。
更に、素数であることにも気付きます。
和歌は、五・七・五・七・七で全て奇数であり、その合計の31文字も素数になっています。
また、31文字を「みそひと文字」という呼び方も粋(いき)に感じます。
日本の伝統的な文化の一つとされます「将棋」の起源はインドとされていますが、西洋へ伝わり「チェス」となります。
同じ源流を持つ将棋とチェスの違いは、ルールも異なりますが「盤(ボード)」のマスが将棋は9の奇数であり、チェスは8の偶数になっています。
同じボードゲーム仲間の「囲碁」は中国が発祥とされ盤面は「19×19」の奇数であり、素数で出来ています。
若干、遅れ気味と感じる「リチウムイオン電池」の資料作成の合間の気分転換です。