ベル麻痺-愚痴なしブログ 

ベル麻痺の後遺症の軽減および目を守る方法を主に、併せて他の事も載せています。

ヴィバルディの四季

2023年06月01日 | CD

<四季マニアに大受け!カルミニョーラの「四季」>

1992年、古楽器使用によるデジタル録音。大胆かつ過激な内容で大きな評判となって、一部では決定盤の呼び声も高いこのアルバムは、カルミニョーラが、ソナトーリ・デ・ラ・ジョイオーサ・マルカとともに鋭角的な表現でゴリゴリと押すアプローチを聴かせるダイナミックなアプローチが快適です。

ヴィヴァルディ:
・協奏曲集『四季』 op.8-1~8-4
・3つのヴァイオリンのための協奏曲へ長調 RV551
・協奏曲ニ短調 RV128
 ジュリアーノ・カルミニョーラ(ヴァイオリン)
 ソナトーリ・デ・ラ・ジョイオーサ・マルカ

<ユーザコメント>

☆5のコメント1

噂には聞いていたが、まさかこれほどの奏者とは驚きですね。ヴィヴァルディの超絶技巧をしっかりと再現している。

抜群の力量ですね。雑誌にも書いてあったが、ヴィヴァルディとタルティーニが超絶技巧すぎて、それ以後の人たちが弾けなくなりバロックヴァイオリンの伝統が途絶えたと言われてますが、参った。

ヴァイオリンではカルミニョーラとF.P.ツィンマーマンは、精神的な内圧を音に乗せることができる数少ない本物であることは、どうやら間違いないですね。ああ、お小遣いがもたない。

☆5のコメント2

カルミニョーラの軽快なヴァイオリンが最初から最後まで大暴れ!速いところは超快速、遅いところはこれでもかと表現をとことん詰め込む。

アンサンブル側も黙っちゃいない。全ての楽器が飛び上がり、跳ね回る。これだけ全体があざといとすぐに聴き疲れるんじゃないかと思いきや、A.マルコン(アンサンブル主催者)がしっかり手綱を握って道を外さずまとめ上げているので、聴感上なんら不快感は無い。むしろ軽さとうるさいまでの雄弁さとが曲とぴったり一致し、驚きと楽しみの38分をお約束!

 

<天才少女の奏でる「四季」>

メニューイン国際コンクール(ジュニア部門)を弱冠11歳で優勝した逸材!
2007年生まれの天才ヴァイオリニスト、クロエ・チュア。
「PENTATONE」レーベルから堂々のCDデビューはヴィヴァルディとロカテッリ!
完全無欠のテクニックと情感豊かな表現に脱帽!

☟一見、日本人の天才が現われたかと思いました。



2007年生まれのシンガポールの天才ヴァイオリニスト、クロエ・チュア(蔡珂宜)がオランダ名門レーベル「PENTATONE」から堂々のCDデビュー。収録作品はアントニオ・ヴィヴァルディの『四季』とピエトロ・ロカテッリ[1695-1764]の『ヴァイオリンの技法』からヴァイオリン協奏曲ニ長調『和声の迷宮』で、シンガポール交響楽団のアーティスト・イン・レジデンスとして共演したレコーディング・デビューになります。


2018年、ユーディ・メニューイン国際コンクールのジュニア部門で優勝したクロエ。11歳での優勝は世界的に話題となり「instagram」などのSNSで彼女の演奏動画が拡散されました。

『四季』の『冬』は同コンクールのガラ・コンサートでも弾いたクロエにとって思い出深い作品。

ステージを離れたらあどけなさが残るチャーミングなクロエですが、舞台では10代半ばとは思えないほどの堂々たる演奏を披露。『四季』をひとつの物語として息を呑むようなテクニックと抜群の集中力で奏でております。

1733年に出版されたピエトロ・ロカテッリの代表作、独奏ヴァイオリン、弦楽器と通奏低音のための『ヴァイオリンの技法』。

美しい旋律と独奏ヴァイオリンの華麗な技巧が最大の魅力の作品集ですが、クロエはヴァイオリン協奏曲ニ長調『和声の迷宮』を演奏しており、ヴァイオリンの技巧を余すところなく堪能できる名演を聴かせてくれます。今後、日本でもブレイク間違いなしの注目ヴァイオリニストです!(輸入元情報)

【収録情報】
● ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集『和声と創意の試み』 Op.8より『四季』
ヴァイオリン協奏曲第1番ホ長調 Op.8-1, RV.269『春』
ヴァイオリン協奏曲第2番ト短調 Op.8-2, RV.315『夏』
ヴァイオリン協奏曲第3番ヘ長調 Op.8-3, RV.293『秋』
ヴァイオリン協奏曲第4番ヘ短調 Op.8-4, RV.297『冬』

● ロカテッリ:独奏ヴァイオリン、弦楽器と通奏低音のための『ヴァイオリンの技法』 Op.3より
ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.3-12『和声の迷宮』

クロエ・チュア(ヴァイオリン/グァダニーニ製作)
シンガポール交響楽団
チャン・ユーン・ハン(コンサートマスター)

録音時期:2022年4月23,24日
録音場所:シンガポール、エスパラネード・ホール
録音方式:ステレオ(デジタル)
エグゼクティヴ・プロデューサー:ハンス・ソーレンソン(Singapore Symphony Group)&ルノー・ロランジェ(PENTATONE)

コメント
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