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巡る巡る

昼の出来事。

2006-04-17 | Weblog
寝続けて起きたらそこは尾道だった。
ていうのは嘘、途中二回おきた。

小春日和~♪

尾道駅前の、ちょっと離れた歩道橋と横断歩道で、お互いの姿を確認したあべりんと梨は再会した。

カサリンガ(パスタ屋)で、昼間から飲んじゃうことに決定。
まじうまい、やばい、でしか美味しいことを表現できない語彙の少ない若者なのさ私たち。

その後、いつかテレビでみた志賀直哉の別荘からの景色がすてきすぎて、きゃなり行きたかったので向かう。

ロープウェイでいこっか、てなったが春なので、徒歩でいくことにした。
しょっぱなから道間違えた。
まぁ、んなこた気にならないのが尾道じゃけー。
地図も持たず、ぶーらぶーら登る。
今の季節、桜あり、新緑あり、青空あり、暑くも寒くもなく、散歩するのにおすすめすぎ。
ロープウェイで3分の山を、寄り道しまくって登った。

アートの館とかいう何がアートなんかよくわからんとこがアートなんじゃろうねっていうあやしげなところとか、森の中にある宙に浮いたようなすてきすぎるカフェとか、尾道水道(海)が見渡せる桜のポイントとか。

本来の目的地は志賀直哉の別荘なのに、そこかしこ絵になる尾道を堪能しすぎて私わすれかけてた。
途中、あべりが「ナオヤの家この辺かも」ていう発言に対し、ナオヤって誰?と本気で聞き返したくらい。

今日の時間を100とすると95はげらげら笑って、春の陽気に結構やられた足取りふらふらな二人は、不真面目に志賀直哉の家を目指す。

そしてあった直哉の家はそりゃあ文章もかけるじゃろ的な場所にあった。
そこにいた猫がやたら絡んできた。
直哉の縁側でいい景色見ながらビールのんじゃおうぜ、ってたくらんでた私たち。
あの家は、そんなことしちゃいけない気がする家だった。
そのかわり、輪廻転生、猫になった志賀直哉がきっとうちらをあそこに長くとどまらせた。
ような気がする。笑

坂の街じゃけー、ほんまに今日はほぼ上り下りしてた、ていうのは言い過ぎじゃけど、あべりは相当膝にきていたようだ。

行きしなにみつけたカフェに行きたいのに、もうどの坂がそれなんかわからん。
カフェは日没までの営業なので、あべりはうなりながらも必死だった。
ていってる私も息あがり気味だった。
そして感覚だけでカフェへと続く坂を下ってた私たちが、この坂であってる!と確信できるブツとなったのが、行きしなそこでみたう○こだった。
たまには役に、立つんだね。

やっとたどりついたそのカフェは、中身も想像通りで、窓から直哉の縁側よりいいかもしれない景色を見つつのんだビールがうまかった。
カフェのにーさんが浄土寺さんが…て話してるのを浄土じぃさん?と聞き返した私は今日、天然キャラで生きていきます。
日没までのそのカフェは、満月の夜は営業するらしい。
あべりと長い人生、一回は満月の夜に来よう、とはなした。

カフェを出て淡々と夜になり、尾道ラーメン後に、海辺のベンチで缶ビールはちょっと寒かった。
けどしゃべりはヒートアップ、その私たちの前を海辺デートする高校生カップルが本気でうらやましかった尾道でした(´ー`)~♪

朝の出来事。

2006-04-17 | Weblog
4月17日朝6:42、寝坊。
うっすら予測していた事態のため、特に驚くこともなく起きてからシャワーも浴びて15分で家を飛び出す。
そう、何が何でも7:04の電車にのらなきゃ!OCAT7:45の尾道行き高速バスにのるために!
…ビーッ!…ゴトンゴトン。

電車、行った、私を残して。
なにあれ。
呉線(私の地元の電車)なら絶対開けてくれるし。
階段駆け降りたのに。
ファック。
冷静さを失うな、と独り言を朝から駅のホームで言う女、梨。

携帯の乗換案内で間に合うか検索。

そしたら次のに乗ったら7:41に難波につくらしい。
バス発車までの4分間に、電車がつく地下からバス乗場の2階まで行き、カウンターで切符も買うのに間に合うのか。
まぁ、行くしかない。

天王寺で改札入ったら電車が出ていった気配がした。
案内板見たら、乗換案内が案内してくれた一個前の電車だったっぽい。
乗換案内は優しいので、移動にかかる時間までも計算してくれる。
…そんな優しさいりませんから!
知ってたら走ったのに!!( ̄□ ̄;)←自己中。

まぁどうにもならないので本来乗るはずの電車を待つ。
やっときた電車に乗るが、新今宮も今宮もとばしちゃえばいーんだよ!←自己中。

やっと難波について、ダッシュして一番乗りで改札にたどり着いたのに、Jスルーカードがない。
冷静に探せるはずもなく、駅員さんにカードなくしました!天王寺から!(160円払い)出してください!←懇願。

走り走り、ついたの7:44。
バス、おる。
私、切符もってない。→券売機じゃなくておねぇさんがPCで券だしてくれるので確実に一分以上かかる→乗り遅れる。
のは嫌なので、運転手さんに問う。現金払いじゃだめですか!?←必死。

そしたら、待ってあげるから買ってきなさい。と怒られた。

けどいいんだ。
これで私、広島に帰れる。。
あのおじさん、まるで菩薩に見えた。



そして、落としたはずのJスルーカードは、数時間後尾道でジーパンのポケットから出てきた。
とかはもうなかったことにしよう。