必然

昼、起きたらメールが来ていた。
世界にたくさんある関係のうち一つの関係が、無くなったようだ。
電話をした。

電話越しに、まっ昼間から二人の女は泣いた。
梨が泣くことじゃないけれど。
でも泣いていた。

物事には、なんで終わりがあるんだろ。

誰かが望んだからなのか、それとも仕方なくなのか。

最近、物事はすべて必然のうちに起こる、という話を聞いた。

なんか、必然、て不思議な言葉だ。
その必然がこの世の中を作り上げているという。

必ず、然るべく、起こった。
そう考えて嬉しい事もあれば、悲しい事もあるもんだ。