ぬばたま
2014-12-26 | 日記
ぬばたまは檜扇のお花の種子
あの花とのギャップが凄いかも
黒く光り輝やくぬばたまに
夜の匂いを感じます
万葉集を覗きましょう
ぬばたまの黒髪変り白けても痛き恋には逢ふ時ありけり
意味: 黒髪(くろかみ)が白くなって(年をとって)も、
せつない想いに出会うこともあるのです
ぬばたまのその夜の月夜今日までに我れは忘れず間なくし思へば
意味: あの夜の月を今日も忘れられません
ずっとあなた様のことを想っていますので
ぬばたまの夜渡る月のさやけくはよく見てましを君が姿を
意味: 暗い夜の空を渡る月が明るく輝いてくれていたら
あの方の姿をもっとよく見られたものを
いや~、日本文学を今朝は勉強しました
親に似ん子はみょうがの子と同じようです。
花の方が良いですね。
あでやかな花は十二単の女性を・・
紫がかった黒い実は、黒髪を・・
写真を見ているだけでワクワクします。
白けてもハゲになっても痛き恋をしたい!
花と実は意外と結びつかないですね。
こちら実と言えば南天の実がお正月用の生け花として出荷で大賑わいです。
実も花も主張してますね。
ワシにも、少しは風流なところが、残っているようです。
忙しい師走のひととき、人を想う切ない気持ちに触れ、
恋心って感情を思い出しました(^^)
もうトキメイたのは、何十年前のことなんだろう(゜m゜*)プッ
花からは想像も出来ないです。
ヌバタマをヤブランの実と間違えました。
万葉の世界も楽しいでしょうね。