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ビール紀行~旨いビールを求めて~

旨いビールを求めて国内外のビール醸造所や直営ビアパブへ旅をします

新規醸造所スタート AKARI BREWING(その3)

2022-09-09 06:25:58 | ビール紀行(中国・四国)
前回の「AKARI BREWING」の続きです。


山陰本線で鳥取駅に到着。

     

     

県庁所在地とあって、鳥取駅は高架上の駅です。

     

     

鳥取駅です。この駅前のロータリーの真向かいのこちらの商店街の入り口に、目指すBeer Bonds AKARIがあります。

     

Beer Bonds AKARIです。駅前ってホントに便利。営業時間は18:00からと書いていますが、訪問時はお昼の営業をされていました。

     

     

     

カウンターを中心とした縦に長い店内。都内でもよく見かけるビアバーのような店内です。

     

タップ数は極めて多く、13本!鳥取県内最多なのではないでしょうか。

     

この日のビールのメニューです。コロナの影響もあるのでしょうか、この日はケグ出しのビールは2種類。あとはゲストビールとなっています。自家醸造の瓶ビールもありますので、その組み合わせで楽しみたいと思います。

     

     

最初に頂いたのは「星取ビール(セゾン)」です。グレープフルーツのようなホップの香りとライチ系のエステル香。モルトの旨味はややしっかりで、セゾンらしいしっかり酸味が超爽やかに効く。旨い!ライチ系のエステル香とグレープフルーツのようなホップの香りが重なる、超爽やかなセゾンビールです。

(続く)



Beer Bonds AKARI
鳥取県鳥取市栄町759
TEL:0857-23-7000

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新規醸造所スタート AKARI BREWING(その2)

2022-09-08 15:24:28 | ビール紀行(中国・四国)
前回の「AKARI BREWING」の続きです。


醸造所に到着。

     

     

右手の窓から醸造設備が見えていたので、すぐに分かりました。既存の建物を活用して、醸造所にした模様。ブルワーさんによると、元幼稚園だった建物だそう。

     

     

タップルーム店内の様子。なかなか立派なカウンターです。タップ数は8本。うち2本はナイトロ対応の模様。本格的な設備とスペースです。

     

     

店内の小窓からお隣の醸造所の様子を見ることができます。新規醸造所は発酵タンク600L(実際は450Lで使用)×4基、貯酒タンク同1基という体制です。

     

     

別の窓から見た醸造所内の様子。旧醸造所で使用されていた岩見式の設備を確認することができます。小バッチものをこちらで醸造されるのかもしれません。

     

     

訪問時はタップルームは営業していませんでしたが、瓶ビールの販売はされていました。せっかくなので、ホワイトエールを購入し試飲させていただきました。ベルギー酵母のやや複雑な香りとスパイシーな香り。果実のピール感は感じず。モルトの旨味は控えめで、爽やかな酸味が効く。旨い。ややライチーなエステル香とライトな口当たりが特徴のホワイトエールです。

浜村駅に戻るバスの時間が迫っていたため、これにて醸造所を離れることに。ブルワー様、お忙しい中、ご対応有難うございました。

それでは鳥取駅前にあるBeer Bonds AKARIに移動して、じっくりビールを頂きたいと思います。

(続く)



AKARI BREWING
鳥取県鳥取市鹿野町宮方148-3
TEL:0857-35-0532

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新規醸造所スタート AKARI BREWING(その1)

2022-09-07 18:46:15 | ビール紀行(中国・四国)
今回から、先日ビール紀行してきた、山陰・瀬戸内・四国縦断ビール紀行の模様をお送りしていきます。約1週間かけて、鳥取→島根→広島→愛媛→高知へと、日本海側から瀬戸内を抜けて、太平洋側へ縦断するという、ひたすら旨いビールを求める旅でした。その記念すべき第1弾として、今回から鳥取県鳥取市の「AKARI BREWING」へのビール紀行の模様をお送りします。AKARI BREWINGは2018年に醸造を開始した比較的新しい醸造所。鳥取市と言っても、郊外の自然豊かな場所に醸造所があります。当初は岩見式(100L規模の冷凍庫を発酵タンクとして使用する方式)で醸造をスタートさせ、今年の5月には醸造能力を拡大させるべく、新規醸造所に移転しました。現在の体制は動き出したばかりと言った感じです。新規醸造所には併設のタップルームがあり、週末に営業されているそうです。醸造所ではなくても、鳥取駅からすぐの所に直営の「Beer Bonds AKARI」でこちらのビールと食事を頂くことができます。今回はせっかくなので、最初に醸造所を訪問し、その雰囲気や空気を吸った後、直営のBeer Bonds AKARIでランチビールすることにしました。果たしてどんなビールが待っているのでしょうか。

     

     

羽田空港から鳥取空港へ朝一の飛行機で向かいます。搭乗率、結構低くて、快適でした。

     

     

     

     

あっという間に鳥取空港に到着。陸路だとこう簡単にはいきませんね。空港から連絡バスで鳥取駅へ。

     

     

     

鳥取駅からは山陰本線で浜村駅へ。このローカル感がたまりません。

     

     

浜村駅からはバスで醸造所方面に向かいます。本数が少ないので事前に時間を要チェックです。

     

     

しばらくバスに乗車し、醸造所最寄りのバス停「宮方」で下車します。事前情報によると、このバス停からすぐのようでしたが。

     

     

     

看板とかは特にないので、醸造所がありそうな方面に歩いて探してみます。するとすぐにそれらしい建物が見えてきました。醸造所に到着のようです。

(続く)



AKARI BREWING
鳥取県鳥取市鹿野町宮方148-3
TEL:0857-35-0532

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山陰・瀬戸内・四国縦断のビール紀行から帰ってきました

2022-08-31 11:37:30 | ビール紀行(中国・四国)
1週間にわたる山陰・瀬戸内・四国縦断のビール紀行から帰ってきました。日本海から瀬戸内海、最後は太平洋を望む長きにわたる旅でした。今回は14醸造所を訪問しました。訪問の際は、ブルワーの方やスタッフの方のご厚意に支えられ、ビールを楽しませていただきました。厚くお礼申し上げます。なお準備が整い次第、「山陰・瀬戸内・四国縦断のビール紀行」シリーズとして、こちららでアップします。

     

     

     

写真は今回のビール紀行の最後の醸造所である高知県仁淀川町の「MUKAI CRAFT BREWING」で頂いた、最後の一杯のダブルIPAの写真です。愛媛県との県境にほど近い山間地帯の清流の側にある超秘境系の醸造所では素敵なビールが待っていました。

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土佐の地ビールに TOSACO(最終回)

2019-09-13 09:15:05 | ビール紀行(中国・四国)
前回の「TOSACO」の続きです。


次に頂いたのは、ゆずペールエールです。

     

     

県産柚子を使用。柚子のほどよい香りとモルトのややしっかり目の香り。モルトの旨味はしっかりで、ホップの苦味と柚子の酸味が心地よく「きゅっと」引き締める。旨い!柚子の香りと酸味がモルトの旨味とバランスした、これも個性的なフルーツエールです。柚子を使ったビールは大体はライトボディですが、このビールのしっかり感は、他にはない特徴です。

     

     

そしてこの場所での締めのビール、土佐IPAです。土佐文旦果皮を使用。最初に土佐文旦の香り、そしてシャープなホップの香りが広がる。モルトの旨味はしっかりで、IPAらしいホップの苦味がしっかり効く。旨い!文旦の香りとホップの香りが時間差で香る、香り豊かなIPAです。

こちらのビール、地元の素材を使い、かつ大手とは全く一線を画す、ボディしっかりの味わいが特徴。これだけ地方で大手と全く違う路線をとられているのは珍しいです。土佐の食事との相性もいいと思うので、これからこの地でさらに根付いてくれることを願ってます。

さらに翌日、某イベント会場のTOSACOブースに出かけました。

     

     

ブルワーさんがお店に出られていました。ケグ出しは3種類でしたが、特別醸造のビールがお目当てだったので瓶での提供でした。

     

それがこちら、HAPPY IPAです。1周年記念のビールで、文旦を使用したセッションIPAとのこと。文旦の香る、ホップ感はやや控え目で、しっかり目のボディのペールエールでした。ごちそう様でした。

TOSACOにどっぷり浸かった高知訪問に満足。



高知カンパーニュブルワリー
高知県香美市土佐山田町栄町2番29号

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土佐の地ビールに TOSACO(その2)

2019-09-11 17:03:06 | ビール紀行(中国・四国)
前回の「TOSACO」の続きです。


醸造所に到着。

     

     

醸造所と言っても直売もしていませんので、小さな看板だけです。ここでTOSACOが醸造されているのですね。この日は翌日からのイベントの準備で忙しそうにされていました。お騒がせしました。

     

     

醸造所を後にして、さらに歩くこと約5分。目的地の「土佐山田ショッピングセンター バリューノア店」に到着。確かに醸造所最寄りのTOSACO販売店です。

     

     

     

店内の売り場の中で、TOSACOの販売コーナーを発見。ちょうど1周年記念のPOPがでていました。種類も豊富で期待が高まります。

     

     

早速購入してお店の前のベンチで頂きます。最初は和醸ケルシュを頂きます。高知県生まれの清酒酵母と県産米を使用。清酒酵母による深い厚みのある、やや酸味がかったエステル香。とその後にホップの香り。モルトの旨味はしっかりで、清酒酵母によるしっかり目の酸味が効く。清酒酵母による厚みのあるエステル香と酸味が特徴の、ボディ感のあるライスエールです。旨い。これは唯一無二な味わいです。

(続く)



高知カンパーニュブルワリー
高知県香美市土佐山田町栄町2番29号

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土佐の地ビールに TOSACO(その1)

2019-09-09 21:38:12 | ビール紀行(中国・四国)
四国は元々地ビールの醸造所は少なく、高知県は土佐黒潮麦酒が醸造を中止して以来、地ビール醸造所空白地帯となっていました。そんな空白地帯に風穴を開けたのが香美市土佐山田町の「TOSACO」です。醸造開始から1年が経過し、地元のビールとして根付いてきています。醸造所には今流行りのタップルームはなく、瓶製品中心の経営展開をされています。ビールのスタイルはエールをベースに、地元の素材を活用した製品を造られています。高知県内で瓶製品を販売されているお店は多いのですが、やはり醸造所の近くで味わいたいもの。お電話でお聞きしたところ、「土佐山田ショッピングセンター バリューノア店」で幅広い種類を扱われてそうなので、そちらに行ってビールを頂くことにしました。バリューノア店に向かう途中に醸造所があるので、少しその様子も外から拝見します。

     

     

     

特急南風で土佐山田駅に到着。JR四国らしい車輌です。土讃線は非電化の路線。列車が去ったあとの空が広い。

     

     

土佐山田駅と駅前の様子。特急停車駅のわりにはコンビニと兼ねた小さな駅舎です。ここから徒歩で醸造所経由でバリューノア店に向かいます。

     

     

     

商店が並ぶ道を歩いて行きます。約10分くらい歩くと、住宅街に入ってきます。

     

     

そこから地図を頼りにさらに小路へ。醸造所らしい建物に到着しました。まずは醸造所に到着です。

(続く)



高知カンパーニュブルワリー
高知県香美市土佐山田町栄町2番29号

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山間部の桃源郷 KAMIYAMA BEER PROJECT(最終回)

2019-09-06 09:35:57 | ビール紀行(中国・四国)
前回の「KAMIYAMA BEER PROJECT」の続きです。


次に頂いたのは「Day Dream」。神山のすだちを使ったIPAです。

     

     

トロピカル系のホップの香りとそれをやや抑えるすだちの香り。モルトの旨味はしっかりながら、すだちのお陰でしつこくない。ホップの苦味がしっかり目に効く。トロピカル系のホップの香りが特徴の、すだちによるセーブが効いた飲みやすいIPAです。旨い!すだちの意外な効果。

     

     

続いて「Love Lander」。カカオの殻を使用したダークチョコレートスタウトだそう。ローストモルトの豊かな香りとカカオの香りが織り混ざる。モルトの旨味は香りに負けずしっかり濃厚。旨味を支えるホップのしっかり苦味が効く。旨い!モルトとカカオが織りなすチョコレートの香りとそれに負けないしっかり旨味が特徴のチョコレートスタウトです。

     

     

最後は「Wood Lander」(インペリアルスタウト)で締め。モルトの香ばしい香りと芳醇な豊かな香り。モルトの旨味はしっかりで、濃厚ながらしつこくない発酵度。フィニッシュもモルトの芳醇な香り。モルトの香ばしく芳醇な香りとモルトの程よい旨味がバランスした、スルスルいけるインペリアルスタウトです。旨い!9%なのに、このバランスとスルスル感、素晴らしい。

今回はこれにて終了。こちらのビール、全体的に今流行りのアメリカ系の感じとは違い、モルトの香りや旨味とバランスをとったビール。この環境でゆっくりゆったり飲むのに最高の仕上がりです。

ビールもさることながら、こちらは是非再訪したくなる絶好のロケーション。景色と空気がビールの旨さを増幅してくれること間違いなしです。

     

お外のこの席からの緑が最高!

     

また来ることを誓って。



KAMIYAMA BEER PROJECT
徳島県名西郡神山町神領西上角280番1

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山間部の桃源郷 KAMIYAMA BEER PROJECT(その4)

2019-09-04 07:16:21 | ビール紀行(中国・四国)
前回の「KAMIYAMA BEER PROJECT」の続きです。


ビール、ドリンク、フードのメニューです。

     

ケグ出しのビールは2種類。あと他の種類は瓶ビールで3種類がありました。イベントの後だったそうで、ケグビールの種類が少ないそうです。フードは軽食のみでミニマム。

     

     

最初は「Shiwa Shiwa Ale」から頂きます。地元神山の小麦を使用したビール。コリアンダーシードのハーブのような香りと小麦らしいモルトの香り。モルトの旨味は想像よりしっかりやや濃厚。ホップの苦味が後からしっかり効く。モルトの香りと旨味がしっかり目に効いたベルジャンウィートです。旨い。

     

     

お次は「Barley Moon ブロンドエール」を瓶で頂きます。ピンクペッパー入りだそうです。モルトとエステル香の適度な優しい香り。ホップの香りはモルトの香りを支える程度。モルトの旨味はややしっかりで、ホップの苦味が心地よく効く。フィニッシュにホップの香り。モルトの優しい香りと旨味が特徴のバランスのとれたブロンドエールです。旨い!

     

     

注文していた「トースティA」が到着。オランダで人気のホットサンドだそうです。地元神山のパンを使用。具にはチーズ、サラミ、ピーマンが入っています。普通のホットサンドよりも超カリカリで美味しい。ピーマンのアクセントが良い。

(続く)



KAMIYAMA BEER PROJECT
徳島県名西郡神山町神領西上角280番1

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山間部の桃源郷 KAMIYAMA BEER PROJECT(その3)

2019-09-01 22:02:48 | ビール紀行(中国・四国)
前回の「KAMIYAMA BEER PROJECT」の続きです。


醸造所に到着。

     

     

     

山間部に突如として現れるアーティなビール醸造所。それは正しく桃源郷です。黒ベースでシックな感じが好印象。

     

     

外に椅子もありこの絶景を眺めながらビールを頂くことができます。非常に心地の良い空間です。

     

     

入口右手の窓から醸造所の様子を伺うことができます。仕込みの規模は150Lと超ミニマムサイズ。なので外販の予定はないそうですが、今後は生産能力を拡大する予定だそうです。

     

     

     

タップルーム店内の様子。シンプルに木を基調とした手造り感のある店内です。1階は客席はわずかですが、2階にも眺望の良いフロアがあります。カウンターには5本もビアサーバーが。この日は5本のタップ全てを使用していませんでしたが、フルでのサーブの時もあるそうです。

     

店内一角にある冷蔵庫では各種瓶ビールが販売されていました。流通していないので、激レアものです。

それでは待望のビールを頂きましょう。

(続く)



KAMIYAMA BEER PROJECT
徳島県名西郡神山町神領西上角280番1

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