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ビール紀行~旨いビールを求めて~

旨いビールを求めて国内外のビール醸造所や直営ビアパブへ旅をします

四国の星 DD4D BREWING(その4)

2022-10-31 15:38:44 | ビール紀行(中国・四国)
麦宿伝にフラれた後は、DD4D BREWINGの元祖醸造所「DD4D BREWING & CLOTHING STORE」に向かいます。こちらは松山の市街地の中心に位置しています。アパレルとビール醸造所との融合、どんな感じでなのでしょうか。

     

     

伊予鉄道で松山市駅に到着。三津から約15分なので、ハシゴにもぴったりな距離です。

     

     

松山市駅と駅前の様子。松山市駅は高島屋と一体になっている大きなビル。JR松山駅とは離れていて、こちらが松山市の中心地です。

     

     

     

駅から徒歩で醸造所に向かいます。歩くこと約5分、突如右手に「DD4D」の看板が出現。あっという間に醸造所に到着です。

(続く)



DD4D BREWING & CLOTHING STORE
愛媛県松山市千舟町4-2-6 DD4Dビル1F
TEL:089-932-7764

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残念、ご縁なし 麦宿伝

2022-10-30 16:19:10 | ビール紀行(中国・四国)
DD4Dの三津浜の新規醸造所の近くには、もう1軒ビール醸造所があります。愛媛県松山市の「麦宿伝」です。こちらはビール醸造所であると同時に、宿泊施設であるようです。タップルームもあるようですが、営業時間もさっぱり分かりません。そんな感じで、事前情報はほとんどなし。果たしてビールが飲めるかどうか、醸造所に立ち寄ってみることにしました。

     

     

DD4Dの新規醸造所から伊予鉄道の三津駅に戻ってきました。ここから目の前の幹線道路を歩いて行きます。

     

     

駅から歩くこと約5分。左手にお宿らしい建物が見えてきました。

     

     

     

醸造所に到着です。一見すると、何のお店か分からないですが、「GUEST HOUSE BREW DEN」という文字を確認できます。なかなか味のある醸造所兼宿泊施設ですね。

     

店先にモルト粕を発見。確かにこちらでビールが造られている証拠です。

     

このような案内を発見し、安心しました。気軽に入ることができます。が・・・、中に入っても誰もいません。何度お呼びしても全く反応なし。もう一度出直しましたが、やはり反応がありませんでした。この日の夜はイベントだったので、その準備で不在にされていたのでしょう。

ということで残念です。今回はご縁がなかったのでしょう。またの機会に。



麦宿伝  
愛媛県松山市祓川2-5-13

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四国の星 DD4D BREWING(その3)

2022-10-29 21:46:21 | ビール紀行(中国・四国)
前回の「DD4D BREWING」の続きです。


次に頂いたのは「DAILY DOSE」。

     

     

伊予柑ピールを使用した乳酸発酵によるサワーエール。フレッシュな伊予柑の香りが心地よい。モルトの旨味は控え目で、伊予柑の香りと調和する爽やかな酸味が持続する。激しく旨い!伊予柑の良さを上手く演出している、ドリンカブルなサワーエールです。素晴らしいバランス。

     

     

続いては、「HAZY IPA」。パイナップル系のホップの豊かな香りが広がる。モルトの旨味はしっかりで、厚みのあるジューシー感。ホップによるしっかり目の酸味が効く。旨い。パイナップル系のホップの香りと厚みのあるジューシー感が特徴のHAZY IPAです。

     

     

そして最後は缶ビールから、「IPA」で締め。シトラス系の軽めのアメリカンホップの香り。モルトの旨味はややしっかり目で、ホップの苦味がしっかり効く。ホップによる酸味のアクセント。旨い。シトラス系のホップが香る、ボディ抑え目のライトなIPAです。

こちらではこれにて終了。こちらの醸造所のビール、ピルスナーからIPAまで幅広くカバー。流行りのアメリカンスタイルも、どちらかと言うと、ライトでドリンカブルな仕上がり。伊予柑を使用したサワーは伊予柑の良さを上手く引き立てていて、感動の仕上がりでした。

     

     

帰り際に、醸造所内を見せていただきました。仕込みの設備・発酵タンクの規模は約1KLの模様。この2倍の発酵タンクもあるようです。近年の新規醸造所の中ではかなり大き目です。まだ空間があるので、醸造能力の拡大も可能と思われます。

     

     

ケグ詰め機(もしくは洗浄機?)と缶詰機です。この缶詰機は有力な戦力ですね。ブルワー様、貴重な機会を頂き、誠に有難うございました。

それでは新規醸造所を後にし、、松山市中心地にある元祖醸造所へ向かいます。その前にこの近くにもう1か所別の醸造所があるので、立ち寄りたいと思います。



DD4D FACTORY & CURIOSITIES
愛媛県松山市住吉2丁目12-19

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四国の星 DD4D BREWING(その2)

2022-10-25 16:49:29 | ビール紀行(中国・四国)
前回の「DD4D BREWING」の続きです。


醸造所に到着。

     

     

     

古い倉庫を外観はそのまま利用しているのでしょうか。古びた風情はそのままです。向かって左側の部分がタップルームです。

     

     

     

タップルーム店内の様子。ケグ出しビールや缶ビールの販売を行うカウンター中央に構え、あとはシンプルなテーブルや椅子がある自由な空間。外に面した空間にも座席があります。

     

     

カウンターの後ろにはコンパクトに7本のタップがまとまっています。この日、タップにつながっているビールは3種類、あとは缶製品での提供でした。ちなみにこちらの新規醸造所は定番ものを中心に醸造し、松山市街地の元祖醸造所はチャレンジングなビールを醸造するというすみ分けのようです。

     

     

最初は「MITSUHAMA PILSNER」を頂きます。ザーツ系のホップの爽やかな香りと優しいエステル香。モルトの旨味はやや控え目で、ホップの苦味が心地よく効く。旨い!爽やかなホップの香りと優しいエステル香が特徴の、暑い季節に最適なレベルの高いピルスナーです。ピルスナーを飲んで、久しぶりに感動しました。

(続く)



DD4D FACTORY & CURIOSITIES
愛媛県松山市住吉2丁目12-19

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四国の新星 DD4D BREWING(その1)

2022-10-24 23:07:11 | ビール紀行(中国・四国)
今回からは山陰・瀬戸内・四国縦断ビール紀行の第10弾として、愛媛県松山市の「DD4D BREWING」へのビール紀行をお送りします。DD4D BREWINGは2019年に醸造を開始した新しい醸造所ですが、今四国で最も勢いがあり、人気の醸造所。アパレルとビール醸造所の融合という、極めて珍しい組み合わせが特徴です。ビールのスタイルは近年のアメリカのトレンドのものをベースに、愛媛ならではの柑橘を使用した意欲的なビールも展開されています。近年の人気から、醸造能力を拡大し、松山市郊外の三津浜に新規醸造所を立ち上げ、缶製品を手掛けるようになりました。こちらのビールを飲むことができるタップルームは、洋服店とビール醸造所が融合したこちらの原点のお店「DD4D BREWING & CLOTHING STORE」と、三津浜の新規醸造所「DD4D FACTORY & CURIOSITIES」の両方にあり、それぞれの醸造所で造られたビールを楽しむことができます。今回は最初に三津浜の新規醸造所を訪問し、松山市中心部の元祖醸造所へ移動し、ビールをそれぞれ頂くことにします。これまでDD4Dのビールを飲んだことがなかったので、ファーストコンタクトとなりました。どんなビールが待っているでしょうか。三津浜の新規醸造所へのアクセスは、伊予鉄高浜線の三津駅から徒歩約5分です。

     

     

伊予鉄高浜線で三津駅に到着。松山市中心からも約15分なので、アクセス良好です。

     

     

三津駅と駅前の様子。ここは海岸まですぐの港町。あのご当地グルメの「みつ浜焼き」のお店がこのあたりに点在しています。

     

     

     

駅から醸造所のある海の方面に歩いて行きます。しばらく歩くと海辺に出ます。

     

     

海辺のあたりをウロウロしていると、それらしい建物を発見。やはりそうでした、醸造所に到着です。ちょっと分かりづらかったです。

(続く)



DD4D FACTORY & CURIOSITIES
愛媛県松山市住吉2丁目12-19

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今治に秀逸醸造所発見 今治街中麦酒(最終回)

2022-10-22 10:58:11 | ビール紀行(中国・四国)
前回の「今治街中麦酒」の続きです。


次に頂いたのは「はれひめ」(ヘイジーIPA)。

     

     

今治産の「はれひめ」(みかん)を使用。みかんのフレッシュな香りとそれにきれいに重なるシトラス系のホップの豊かな香り!モルトの旨味はやや控え目で、ホップによる渋味・酸味が心地よく効く。旨い!はれひめの香りや酸味に、ホップの香り・渋味・酸味をきれいに重ねた、オリジナルのヘイジーIPAです。なかなかのレベルです。

     

フードのメニューです。種類は少ないですが、結構こだわりのある食材を使用したものが並びます。

     

     

     

注文したのは「おつまみ3種盛り合わせ」。猪生ハム、ロースハム、チーズの組み合わせ。特にチーズが贅沢、愛媛県産のグラスフェッドチーズでした。少し硬めの乳乳しい深い味わい。猪生ハムは全然癖がなく、生ハムというより、生肉を食べている食感。八角のようなハーブ系の香りがします。

     

     

最後は「Brut Black IPA」で締め。ロースト香と凝縮したようなアメリカンホップが炸裂!brut らしく、モルトの旨味はやや控え目で、ホップによる渋味・苦味が強く、しっかり全体を引き締めます。旨い!ロースト香とアメリカンホップが炸裂し、ホップの渋味と酸味がぎゅっと全体を引き締める、個性炸裂のブラックIPAです。自由奔放な感じがいいですね。

今回はこれにて終了。こちらのビール、今流行りのスタイルや果実を使いつつ、ただ個性を主張するのではなく、バランスを意識している印象。特に、レモンエールは素晴らしい仕上がり。ストレスなく、レモンの良さを感じられるビールです。事前情報はあまりありませんでしたが、今治に想像以上の秀逸な醸造所を発見しました。



今治街中麦酒
愛媛県今治市常盤町3丁目4番地13
TEL:0898-35-4313

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今治に秀逸醸造所発見 今治街中麦酒(その3)

2022-10-21 06:12:57 | ビール紀行(中国・四国)
前回の「今治街中麦酒」の続きです。


ビールのメニューです。

     

1番目のビールは欠品でしたので、ビールの種類は全部で7種類でした。全部制覇は難しそう。どう組み立てるか悩みます。

     

     

最初に頂いたのはスタンダードなものとして、「ペールエール」。シトラス系のホップの豊かな香り。モルトの旨味は抑え目で、ホップの苦味と酸味が鋭いながら、心地よく効く。旨い!シトラス系のホップの香りとライトなボディが特徴の、爽やか系アメリカンペールエールです。重いものよりも好きです。

     

     

続いて頂いたのは「神の島レモンエール」です。大三島の無農薬レモンを使用。非常にきれいなレモンの香りが広がる。モルトの旨味は控え目で、レモンによる雑味のない酸味が程よく効く。旨い!神の島レモンの香りと酸味の良さを十分に引き出したフルーツビールです。今まで飲んだレモンを使用したビールの中でも一番完成度が高いです。

(続く)



今治街中麦酒
愛媛県今治市常盤町3丁目4番地13
TEL:0898-35-4313

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今治に秀逸醸造所発見 今治街中麦酒(その2)

2022-10-20 13:37:02 | ビール紀行(中国・四国)
前回の「今治街中麦酒」の続きです。


醸造所に到着。

     

     

     

既存の建物をリニューアルした醸造所兼パブです。カフェのような店構えで、入りやすそう。

     

店内に入ると左側が醸造所の空間になっています。元の建物の制約があるので、少し狭そうな感じ。仕込みの規模は約500Lで、発酵タンク500L×4基という体制。

     

     

パブの店内の座席はL字型のカウンターのみ。カジュアルで良い感じ。店内奥に位置するビールサーバーは8タップ。この地でこれだけの種類を提供できる設備は、珍しいことと思います。

     

こちらは冷蔵庫ではなく、ディスプレイですが、店内では持ち帰り用の瓶ビールの販売もあります。

それではビールを頂きましょう。

(続く)



今治街中麦酒
愛媛県今治市常盤町3丁目4番地13
TEL:0898-35-4313

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今治に秀逸醸造所発見 今治街中麦酒(その1)

2022-10-19 08:45:31 | ビール紀行(中国・四国)
今回からは山陰・瀬戸内・四国縦断ビール紀行の第9弾として、愛媛県今治市の「今治街中麦酒」へのビール紀行をお送りします。この縦断ビール紀行も四国に上陸し、いよいよ後半戦に入ります。今治街中麦酒は2020年に醸造を開始した比較的新しい醸造所。HPを見ると、名前の通り、今治の市街地に醸造所があり、併設のパブで食事とともにビールを味わうことができます。こちらについての事前情報はHP上のものだけで、謎の多い状態で今回は醸造所を訪問しました。様々なビールを造られているようですが、果たしてどのような世界が待っているでしょうか。醸造所へのアクセスですが、JR今治駅から徒歩約12分。連日15時から開店しているので、アーリーバードには有難いです。

     

     

     

大三島から高速バスに乗り、四国に上陸。そしてJR今治駅前に到着。四国へのアクセス、しまなみ海道だとあっという間ですね。

     

     

     

今治駅から醸造所へ歩いて向かいます。駅から延びる通りを進み、国道へ。国道沿いを歩いてゆくと、今治銀座のアーケード街の入り口に着きます。

     

     

アーケード街を進んでゆくと、右手に他のお店とは違う雰囲気の建物が見えてきました。醸造所に到着です。確かに「街中」ですね。

(続く)



今治街中麦酒
愛媛県今治市常盤町3丁目4番地13
TEL:0898-35-4313

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大三島へ旅をしよう 大三島ブリュワリー(最終回)

2022-10-08 11:16:19 | ビール紀行(中国・四国)
前回の「大三島ブリュワリー」の続きです。


次に頂いたのはベルジャンエールです。

     

     

ベルジャン酵母によるライチ系の複雑な香り。モルトの旨味はしっかり目で、ホップの苦味がボディに寄り添う程度に効く。ほんのり酸味のアクセント。旨い!ライチ系のフルーティなエステル香が特徴の、ややライトなベルジャンエールです。

     

     

おつまみ追加で「豚トロベーコン」。脂身とスモーキーな味わいがしっかりで美味しい!脂身が口の中でとろけます。付け合わせの赤玉ねぎのピクルスで口の中をさっぱりさせながら頂きます。

     

     

最後はスタウトで締め。やや抑え目で品のあるロースト香で、箕面ビールのスタウトを彷彿とさせる。モルトの旨味はややしっかりで、優しくスムースな口当たり。7%というアルコール感を全く感じさせない。ホップの苦味がまろやかなボディを引き立てる。激しく旨い!箕面のスタウトを彷彿とさせるロースト香とスムースな口当たりが特徴の、極めてバランスのとれたフォーリンスタウトです。完璧な出来。

今回はこれにて終了。こちらのビール、全体的にバランスを究極まで追求したライト系のビールが特徴。この手のビールは旅をさせると変化してしまうので、この地に自分が旅をして感動が得られる類のビールです。この感動を目指して、大三島まで旅をしましょう。ビールの完成形の一つの極みを目の当たりにしたビール紀行でした。



大三島ブリュワリー
愛媛県今治市大三島町宮浦5589
TEL:0897-72-9248

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