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ビール紀行~旨いビールを求めて~

旨いビールを求めて国内外のビール醸造所や直営ビアパブへ旅をします

超秘境系醸造所 MUKAI CRAFT BREWING(その1)

2022-11-20 16:43:35 | ビール紀行(中国・四国)
いよいよ山陰・瀬戸内・四国縦断ビール紀行も最後の醸造所となりました。1週間にわたって、山陰から四国へと醸造所を巡ってきたビール紀行も最終日です。今回からは山陰・瀬戸内・四国縦断ビール紀行の第13弾として、高知県仁淀川町の「MUKAI CRAFT BREWING」へのビール紀行をお送りします。MUKAI CRAFT BREWINGは2020年に醸造を開始した、新規醸造所。その特徴は何とも言っても醸造所のロケーション。四国山地のど真ん中に位置し、周囲は清流と大自然という絶好の環境にあります。極めて山深い場所にあるため、ビール醸造所がこんな所にあるとは信じられないほどの「超秘境系」の醸造所なのです。そんな訳で、ビール紀行家にとって、理想郷のような醸造所であり、かつアクセスが難しいだけに「燃える」醸造所です。ビールの種類はエールを中心に多種多様で、地元の素材を自由自在に組み合わせたビールが特徴です。醸造所には併設のタップルーム「BLUE BREW TAPROOM」があり、秘境の大自然に囲まれてビールと食事を楽しむことができます。こちら、一番の問題はそのアクセスです。基本、車でアクセスすることになりますが、もちろん運転するとビールが飲めません。自家用車以外だと、極めてアクセスは限られます。JR土讃線の佐川駅からバスで約40分(本数が極めて少ないので注意)。名野川バス停からはタクシーしかありません(タクシー代は3000円程度だったと思います)。山陰・瀬戸内・四国縦断ビール紀行の最後に相応しいビール紀行、どんなビールに出会えたでしょうか。

     

     

宿泊した窪川から特急あしずりで佐川駅に到着。ローカル線の特急ですが、結構乗車率が高いです。

     

     

佐川駅からはタイミングよく、駅前のバス停からバスに乗車します。このバスを逃すと、このビール紀行の計画は白紙になってしまいます。

     

     

     

バスに乗車すること約40分。名野川バス停で下車します。

     

     

バス停のある場所は仁淀川上流。この時点で結構、山深くなってきました。

     

バス停にはこの先の案内看板が出ています。ここに「クラフトビールBLUE BREW」と掲示されています。この先への移動のためにタクシーを呼びましょう。醸造所の場所を説明しても分かってもらえず、このタクシーを呼ぶのも一苦労。

     

     

ようやくタクシーに乗車。離合が難しい狭い道を上流に進んで行きます。走ること約15分、醸造所の入口に到着です。佐川駅からここまで、約1時間20分。テンション上がってきました。

(続く)



MUKAI CRAFT BREWING
高知県吾川郡仁淀川町下名野川1131-4
TEL:050-3701-9091

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アンティークな雰囲気で 臥龍醸造(最終回)

2022-11-16 11:06:41 | ビール紀行(中国・四国)
前回の「臥龍醸造」の続きです。


次に頂いたビールは「臥龍ベルジャンホワイト」。

     

     

ベルギー酵母による複雑な香りとスパイシーな香り。モルトの旨味は控え目で、心地よい酸味が響く。旨い!ベルギー酵母によるエステル香とスパイシーな香りが特徴の、爽やかな教科書的なベルジャンホワイトです。

     

     

     

注文していた「ランチワンプレートセット」が到着。敷地内のパン屋のパンが入ったプレートです。コロッケに見えた揚げ物は、「じゃごカツ」でフィッシュカツでした。くるみパンは小麦の香りと味わいが深くて美味しい。豚トロベーコンの炒め物、旨味と塩気がしっかりで、ビールが進む味わいです。

     

     

続いては「臥龍IPA」。モルトの甘い香りとそれに寄り添う干し草系のホップの香り。モルトの旨味はしっかり濃厚。イギリス系らしく、ホップの苦味がじわじわしっかり効く。旨い!モルトの甘い香りとしっかりフルボディに、イギリス系ホップの苦味がじわじわ響く、イングリッシュIPAです。イングリッシュ、貴重です。

     

     

モルトの豊潤な香りとトロピカル系のアメリカンホップの香り。モルトの旨味はしっかりで、ホップの苦味がしっかり効く。旨い!モルトの香りと旨味は豊かで、トロピカル系のホップの香りが寄り添うアメリカンIPAです。ブルワーさんによると、狙ったのはヘイジーIPAだったそうですが、原料不足でこのような仕上がりになったそうです。ちゃんと立派なビールに仕上がってます。

今回はこれにて終了。こちらのビール、教科書的なビールをしっかり作り込んでいる印象。もっとチャレンジングなフレーバーに今後はきっと取り組まれることと思います。それにしても、イングリッシュIPAがあったのは嬉しいですね。このスタイルをもっと日本で根付かせてもらいたいです。この蔵の独特なアンティークな空間でビールを頂ける幸せ。古い町並み散策の途中に立ち寄りたい醸造所です。

     

     

     

持ち帰り用の瓶ビールの販売もあります。特にペールエールの黄金のラベル、こちらのロゴと相まって、カッコいいですね。

     

また是非、ゆっくりと滞在したいです。

この後、次なる醸造所を目指し、本日の宿泊地となる高知県窪川に移動します。

     

     

     

予土線で宇和島から江川崎までは何とかたどり着いたのですが、この先途中脱線事故のため不通状態になっていました。ここから先は代行バスで向かうことになるのですが、発車時間まで1時間30分ほどあるので、駅の近くで食事をとることにしました。

     

     

     

駅の近くのたった1軒の居酒屋に飛び込み、四万十市らしい料理を頂きました。これが大当たり!こんな場所でこんな心癒される料理を頂けるとは。至福の時間でした。

     

     

     

その後は、無事代行バスに乗り、窪川へ。窪川には20時過ぎに到着。臥龍醸造を出発して、約7時間。疲れました。

いよいよ明日(次回)は、山陰・瀬戸内・四国縦断ビール紀行も最後の醸造所への訪問になります。マニア心をくすぐる、「超秘境系」です。お楽しみに。



臥龍醸造
愛媛県大洲市大洲98番地1
TEL:0893-23-9190

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アンティークな雰囲気で 臥龍醸造(その3)

2022-11-15 17:41:31 | ビール紀行(中国・四国)
前回の「臥龍醸造」の続きです。


店内の様子。

     

     

店内に入ると、イギリスのパブのような装飾のカウンターがお出迎え。背後にビールサーバーが控えています。タップ数は15本!さらなるラインナップの可能性を秘めています。ビールや料理の注文&会計はこちらのカウンターで行う形です。

     

     

カウンターの隣の窓からは、その先の醸造設備が見えるようになっています。仕込みの規模は300Lで、発酵タンクが300L×6基という醸造体制です。規模は小さめで小回りが利いて、多くの種類を同時展開できそうです。

     

     

2階のレストランフロアの様子。倉庫のウッディな梁や構造と調度品がアンティークな雰囲気を醸し出しています。これはブルワリーレストランとはかなり個性的。

     

     

     

配置されているテーブルや椅子も多様。食事メインではなく、ゆっくり腰かけてビールを、なんて使い方ができて優雅です。

     

メニューです。自家醸造のビールは4種類で、あとはゲストビールになっています。提供数が多いです。しかも提供されているゲストビールがマニアック。ブルワーさんの修行先関連のようです。フードの種類は抑え目です。

     

     

最初は「臥龍ペールエール」を頂きます。グレープフルーツ系のホップの香り。モルトの旨味はしっかり目で、ホップの苦味がボディに負けずしっかり効く。旨い。グレープフルーツ系のホップの香りが特徴の教科書的なアメリカンペールエールです。

(続く)



臥龍醸造
愛媛県大洲市大洲98番地1
TEL:0893-23-9190

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アンティークな雰囲気で 臥龍醸造(その2)

2022-11-12 17:55:52 | ビール紀行(中国・四国)
前回の「臥龍醸造」の続きです。


醸造所に到着。

     

     

     

素敵なレンガ造りの建物です。旧製糸繭倉庫だったものをリノベーションされた模様。敷地内の大きな銀杏の木と相まって、美しい空間になっています。

     

     

醸造所の建物の奥はお庭のような空間。テーブルがあるので、こちらでも食事ができるようです。

     

     

ちなみに醸造所の隣にある感じのいい平屋の建物はパン屋さん。人気があるようで、賑わってました。こちらで購入したパンは、醸造所内のレストランに持ち込むことが可能です。

それでは中に入って、ビールを頂きましょう。

(続く)



臥龍醸造
愛媛県大洲市大洲98番地1
TEL:0893-23-9190

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アンティークな雰囲気で 臥龍醸造(その1)

2022-11-10 19:02:14 | ビール紀行(中国・四国)
今回からは山陰・瀬戸内・四国縦断ビール紀行の第12弾として、愛媛県大洲市の「臥龍醸造」へのビール紀行の模様をお送りします。臥龍醸造は2022年春に醸造を開始した新規醸造所。なのでまだその歴史は始まったばかりで、情報はHPで得られる程度で、未知の醸造所です。どうやら醸造所はレンガ造りの歴史のある建物のようで、レストランもいい雰囲気。今回の事前情報はこれだけで、醸造所に向かいます。醸造所へのアクセスですが、JR予讃線の伊予大洲駅からバス約5分+徒歩約5分。バスの時間が合えば、スムーズにアクセスできます。さて、どんなビールが待っているでしょうか。

     

     

松山から特急宇和海で伊予大洲駅に到着。やっぱりいいですね、四国の非電化路線は。空が開放的です。

     

     

伊予大洲駅と駅前の様子。大洲は古い町並みが残る観光地のようで、こちらの駅がその拠点になっています。醸造所まで歩いてもいいのですが、バスがあるようなので、そちらを利用します。

     

     

     

駅前から循環バスに乗って、醸造所のあるエリアへ。乗車は約5分で、醸造所最寄りのバス停「大洲本町」に到着。

     

     

     

バス停から徒歩で醸造所を目指します。古い昭和な町並みが特徴的なのでしょう、そぞろ歩きが楽しい街です。

     

     

     

途中、醸造所のあると思われる川沿いの方面へ。すると臥龍醸造の幟を発見、ですが、ここではないようです。さらに先を進んでゆくと臥龍醸造の幟が並ぶエリアへ。醸造所に到着です。

(続く)



臥龍醸造
愛媛県大洲市大洲98番地1
TEL:0893-23-9190

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松山でのお約束 道後麦酒(最終回)

2022-11-08 17:43:27 | ビール紀行(中国・四国)
前回の「道後麦酒」の続きです。


フードのメニューです。

     

     

地元愛媛色、満載のメニューです。これは食欲をそそります。以前よりも、素敵な内容になっています。

     

     

注文したのが「久万高原の桃太郎トマトサラダ」。しゃきしゃきして新鮮。酸味の効いたドレッシングと良く合います。

     

     

次に頂いたビールは「マドンナビール(アルト)」です。ほんのり穏やかなカラメルモルトの香り。モルトの旨味はややしっかりで、ホップの苦味がしっかり効いて全体を引き締める。旨い!穏やかなカラメルモルトの香りが特徴の、ボディ控え目のアルトです。本来アルトはもっとモルティなのですが、これはこれで素晴らしいバランスです。

     

     

メニューの中で、どうしても注文したかった「宇和島真鯛の刺身」。ビールとの相性を無視して、注文しました。まったりとした舌ざわりで、お魚の旨味が感じられます。愛媛ならではの一皿です。

     

     

そして最後は「漱石ビール(スタウト)」で締め。スコーチがかった豊かなロースト香。モルトの旨味はしっかりで、ホップとローストによる苦味がしっかり効く。ローストによる酸味のアクセント。旨い。豊かなロースト香とボディしっかりのスタウトです。

今回はこれにて終了。こちらのビール、温泉の観光客を意識したライトの飲み口のビールが中心。お魚などの和食との相性を考えられたビールです。近年のクラフトビールブームからすると、物足りない味わいかもしれませんが、古き良き観光地のお土産ビールとして、硬派に頑張っています。

山陰・瀬戸内・四国縦断ビール紀行も残すところ、あと2醸造所となりました。明日は松山を後にし、伊予大洲へ向かいます。



道後麦酒館
愛媛県松山市道後湯之町20-13
TEL:089-945-6866

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松山でのお約束 道後麦酒(その2)

2022-11-07 15:44:44 | ビール紀行(中国・四国)
前回の「道後麦酒」の続きです。


道後麦酒館に到着。

     

昔からずっとこの場所にある老舗ビアホールといった感じでしょうか。外観はリニューアルされています。

     

店内は満席!こちらのカウンターが運よく空いていたので、こちらに陣取ります。かなりの盛況ぶりで、店員さんも忙しそう。

     

ビールのメニューです。日本の地ビール黎明期のケルシュとアルトをベースにしたラインナップ。ゆるぎない硬派ささえ感じます。

     

こちらは日本酒のメニュー。酒造会社直営なので、種類も豊富です。料理次第では、日本酒に移行するのも一興。

     

     

まずはド定番、「坊ちゃんビール(ケルシュ)」を頂きます。超爽やかなホップの香り。モルトの旨味は極めて控え目で、ホップの抑え目の苦味と酸味が持続する。旨い。超爽やかなホップの香りと超ライトなボディが特徴の、昔ながらの日本のケルシュです。味変わってないです。

     

こちらはお通し。大根と鶏皮の煮物です。あっさりとした味付け。

     

     

続いては、「ホワイトエール(愛南ゴールド)」。こちらは初めてです。後から加わったビールのようです。愛南ゴールドという柑橘を使用。愛南の果実感のある程よい香りがエステル香やスパイシーな香りと重なる。モルトの旨味は控え目で、心地良い酸味が続く。愛南ゴールドの香りをベルジャンホワイトに重ねたライトなビールです。旨い。

(続く)



道後麦酒館
愛媛県松山市道後湯之町20-13
TEL:089-945-6866

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松山でのお約束 道後麦酒(その1)

2022-11-06 12:45:47 | ビール紀行(中国・四国)
今回からは山陰・瀬戸内・四国縦断ビール紀行の第11弾として、愛媛県松山市の「道後麦酒」へのビール紀行の模様をお送りします。道後麦酒は酒造会社の水口酒造が醸造するビールで、四国で最も歴史のあるビールの一つ。松山を訪問するときは「お約束」で、醸造所を訪問してビールを頂くスポットです。今回も醸造所併設のレストラン「にきたつ庵」を訪問したかったのですが、現在は営業していないとのこと。現在醸造所直営パブは「道後麦酒館」と「道後麦酒館別館」となっています。別館の方がビールのラインナップが多いそうですが、歴史の長い「道後麦酒館」を訪問し、ビールを頂くことにしました。ビールのスタイルは日本の伝統的な地ビールのドイツのエールスタイルがベース。現在は様々なビールを醸造されていますが、温泉への旅行客を想定した汎用性のある味わいになっています。「道後麦酒館」へのアクセスですが、あの観光名所の道後温泉本館向かい。伊予鉄の道後温泉駅からも近く、アクセスは良好です。

     

     

伊予鉄の道後温泉駅に到着。観光地らしくレトロで風情のある駅舎です。

     

     

     

駅からは徒歩で道後麦酒館を目指します。温泉街の歩いて行くと、派手な壁が見えてきます。こちら現在工事中の道後温泉本館です。

     

その道後温泉本館沿いを進むと、目的地の道後麦酒館が見えてきました。到着です。

(続く)



道後麦酒館
愛媛県松山市道後湯之町20-13
TEL:089-945-6866

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四国の星 DD4D BREWING(最終回)

2022-11-04 12:00:35 | ビール紀行(中国・四国)
前回の「DD4D BREWING」の続きです。


ビールのメニューです。

     

     

この日、ケグにつながっていたビールは4種類。確かに、挑戦的な興味深いビール、ありますね。

     

     

こちらは「Kawachi Bankan Gose」。愛媛県産の河内晩柑と瀬戸内海の弓削島の塩を使用したゴーゼ。河内晩柑のフレッシュな香り。それを受け止めるドライなボディに、ほんのり塩気と抑え目の酸味。激しく旨い!河内晩柑の繊細でフレッシュな香りを損なわない絶妙なボディとバランスが光るゴーゼです。

     

     

そしてもう一杯、挑戦的なビールを頂いて、締めとしました。こちらは「EK-7」。清酒酵母EK-7を使用して発酵させたビールだそう。清酒酵母が醸し出す吟醸香のような豊かな香りと、それに重なるホップの香り。モルトの旨味は中程度ながら、清酒酵母による強い酸味が効いて、そこまでボディ感は感じられません。旨い。清酒酵母によるエステル香がしっかり感じられる、酸味の効いたオリジナルラガーです。

こちらではこれにて終了。こちらの醸造所、確かに、チャレンジングなビールが多いです。ゴーゼの仕上がりは、三津浜の醸造所のサワー並みに素晴らしいバランスで秀逸でした。次はこれらの旨いビールを料理と合わせて頂けるレストランが欲しいですね。



DD4D BREWING & CLOTHING STORE
愛媛県松山市千舟町4-2-6 DD4Dビル1F
TEL:089-932-7764

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四国の星 DD4D BREWING(その5)

2022-11-03 22:22:00 | ビール紀行(中国・四国)
前回の「DD4D BREWING」の続きです。


DD4D BREWING & CLOTHING STOREに到着。

     

見た目はもちろんちょいとお洒落なアパレルショップ。この中にビール醸造所がある気配が全くありません。

     

     

     

店内に入ると、衣料品を販売しているエリアで、その奥はこのようなブルーパブの空間が広がっています。狭い空間にズラリと醸造設備が並んでいます。なかなかカッコいいですね。規模は150Lクラスでしょうか。こちらでは挑戦的なビールを醸造されているようです。

     

     

ビールはこちらのカウンターで注文します。カウンターの背後にはビールサーバーがズラリと10本!衣料品の販売の傍ら、この超本気度のギャップがたまりません。

それではビールを頂きましょう。

(続く)



DD4D BREWING & CLOTHING STORE
愛媛県松山市千舟町4-2-6 DD4Dビル1F
TEL:089-932-7764

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