自粛・節約と言われる世の中をあざ笑うかのように、関東では死ぬほど暑い日が続いている。例年は海の日くらいまで続く梅雨も、今年はかなり前倒しで終了だ。何より辛いのは、猛暑の中を歩いていて、やっとオフィスやデパートやスタバに辿り着いて涼めると思っても・・・中は節電中で暑い事・・・これは、外に出ずに扇風機の横でテレビを観てるしかない。
そんなこんなで、サッカー日本代表が参加するはずだった南米選手権(コパ・アメリカ)を観ていると、驚きの光景に遭遇した。自国開催で優勝候補筆頭のアルゼンチンが、酷い事になっていた・・・
世界No.1のメッシ(バルセロナ)は勿論の事、アグエロ(アトレチコ)にテベス(マンチェスターシティ)にイグアインと言った世界的な選手達を要するアルゼンチン、ライバルのブラジルが若返りの最中だけに、普通に自国優勝を果たすと思われていたが・・・ボリビア戦とコロンビア戦共に観たが、酷い事になっていた。ザック・ジャパンの緒戦で勝った時は本気出していないと思ったが、実はまぐれとかではなく、日本は普通に勝ったようだ・・・それくらい、今のアルゼンチンは酷い。
まず、フォーメーションはバルセロナを模して4-3-3、メッシをセンターに置くのも、バルサと同じ。両隣はラベッシ(ナポリ)とテベス、もしくはアグエロかディ・マリア(レアル・マドリッド)と、メンバー的に見たらバルサに負けずとも劣らない。
問題は中盤だ。守備専従のマスチェラーノのアンカーは、まぁバルサ所属の選手だしまぁ適任だろう。しかし、3トップの守備を懸念してか、2人のセンターハーフは攻撃センスより守備力に定評のあるカンビアッソとバネガ・・・つまり、トリプル・ボランチになってしまっている。たまにガゴとか出てくるが、基本的に守備的な散らし役というタイプは変わらない。攻撃を組み立てるシャビ&イニエスタを擁するバルサとは大違い。おかげで、メッシが組み立てに参加する必要性が出てしまっている。
ここ2試合もメッシは、中盤でボールを受けては、ドリブルを複数のディフェンダーに止められる、もしくは数少ないスルーパスを味方が外すシーンばかり。アルゼンチン代表バティスタ監督はメッシにやりやすいようにチームを作ろうとしているはずだが、メッシは中盤の選手が組み立て最後のフィニッシュに絡むというバルサのサッカーが出来ていない。
得点が必要な試合終盤にバティスタ監督はメッシを3トップのトップ下に置くが、これも間違いだろう。スペインで30得点以上獲ったメッシに求めるべきなのは、最後の締め。中盤でパサーに徹してしまえば、ドリブルも生きず怖さは半減してしまう。むしろ、中盤の構成力・創造性を上げ、メッシにはペナルティーエリア付近でゴールに集中してもらうべきだろう。
今のアルゼンチン代表にはそれが可能なのか・・・?トリプル・ボランチなんかやってちゃダメだ。ベンチには中盤を創れる若き才能、バルサも興味を示していると言われるパストーレ(パレルモ)がいるじゃないか。中盤の一角にパストーレを起用し、メッシはセンターフォワードのまま・・・これでアルゼンチンの攻撃は変わる。
まぁ、バルサでずっとサブのミリート弟が起用されているディフェンスは、GK含め不安も大きいが・・・アルゼンチンはまだまだまだ出来るはず、ブラジルも今回は弱いだけに、まだ優勝も可能だと個人的には思っている。
だが、もし第3戦ベネズエラ戦も引き分けたら・・・バティスタ監督は早くも解任だろうな・・・ベネズエラ戦は、明日朝9時45分からだ。
【続く】
Reo.
そんなこんなで、サッカー日本代表が参加するはずだった南米選手権(コパ・アメリカ)を観ていると、驚きの光景に遭遇した。自国開催で優勝候補筆頭のアルゼンチンが、酷い事になっていた・・・
世界No.1のメッシ(バルセロナ)は勿論の事、アグエロ(アトレチコ)にテベス(マンチェスターシティ)にイグアインと言った世界的な選手達を要するアルゼンチン、ライバルのブラジルが若返りの最中だけに、普通に自国優勝を果たすと思われていたが・・・ボリビア戦とコロンビア戦共に観たが、酷い事になっていた。ザック・ジャパンの緒戦で勝った時は本気出していないと思ったが、実はまぐれとかではなく、日本は普通に勝ったようだ・・・それくらい、今のアルゼンチンは酷い。
まず、フォーメーションはバルセロナを模して4-3-3、メッシをセンターに置くのも、バルサと同じ。両隣はラベッシ(ナポリ)とテベス、もしくはアグエロかディ・マリア(レアル・マドリッド)と、メンバー的に見たらバルサに負けずとも劣らない。
問題は中盤だ。守備専従のマスチェラーノのアンカーは、まぁバルサ所属の選手だしまぁ適任だろう。しかし、3トップの守備を懸念してか、2人のセンターハーフは攻撃センスより守備力に定評のあるカンビアッソとバネガ・・・つまり、トリプル・ボランチになってしまっている。たまにガゴとか出てくるが、基本的に守備的な散らし役というタイプは変わらない。攻撃を組み立てるシャビ&イニエスタを擁するバルサとは大違い。おかげで、メッシが組み立てに参加する必要性が出てしまっている。
ここ2試合もメッシは、中盤でボールを受けては、ドリブルを複数のディフェンダーに止められる、もしくは数少ないスルーパスを味方が外すシーンばかり。アルゼンチン代表バティスタ監督はメッシにやりやすいようにチームを作ろうとしているはずだが、メッシは中盤の選手が組み立て最後のフィニッシュに絡むというバルサのサッカーが出来ていない。
得点が必要な試合終盤にバティスタ監督はメッシを3トップのトップ下に置くが、これも間違いだろう。スペインで30得点以上獲ったメッシに求めるべきなのは、最後の締め。中盤でパサーに徹してしまえば、ドリブルも生きず怖さは半減してしまう。むしろ、中盤の構成力・創造性を上げ、メッシにはペナルティーエリア付近でゴールに集中してもらうべきだろう。
今のアルゼンチン代表にはそれが可能なのか・・・?トリプル・ボランチなんかやってちゃダメだ。ベンチには中盤を創れる若き才能、バルサも興味を示していると言われるパストーレ(パレルモ)がいるじゃないか。中盤の一角にパストーレを起用し、メッシはセンターフォワードのまま・・・これでアルゼンチンの攻撃は変わる。
まぁ、バルサでずっとサブのミリート弟が起用されているディフェンスは、GK含め不安も大きいが・・・アルゼンチンはまだまだまだ出来るはず、ブラジルも今回は弱いだけに、まだ優勝も可能だと個人的には思っている。
だが、もし第3戦ベネズエラ戦も引き分けたら・・・バティスタ監督は早くも解任だろうな・・・ベネズエラ戦は、明日朝9時45分からだ。
【続く】
Reo.