Reoっちの駄文(ふつーの日常をハードボイルドに)

金融、サッカー、ボクシング、映画・・・そしてその他でふつーの日常を、楽しく読めるようにハードボイルドな読み物風に。

『ゲスト』

2011-11-29 22:59:08 | 映画(ふつう。)
『ゲスト』(The Uninvited)
2009年 アメリカ 主演:エミリー・ブラウニング


火事で家と母親を失ったアナは、毎日の悪夢に苦しみながらも医者の了解を得て、精神病院を退院する。湖畔の家に帰り、火事の前と同じに戻った家と愛する姉アレックスに会い喜ぶアナだが、父親の新たな恋人レイチェルとの関係はなかなか上手くはいかない…そんな中、アナは母親の幻影を見ながら、アレックスと共に母親を失った火事の原因はレイチェルでは無いかと疑う。看護士として病気の母親を世話していたレイチェルが仕組んだ事故と…果たしてアナは、レイチェルの企てを明かすことが出来るのか?


映画序盤から母親の亡霊を恐ろしげに出してくるこの映画、ジャンルはなんなんだろうなぁ~と思いながら、最初は観ていた。恐ろしい亡霊は出てくるが、特別襲われるわけじゃないからホラーとも思えないし、じゃあミステリーかといえば、容疑者は一人だし。しかし、そんな事を思ってみていたら、衝撃的な結末に不覚にも驚いてしまった。なるほど、そっち系のストーリーね。結末が読めてしまうので何系か、どの映画に似ているかは言えないが…いやぁビックリした。目新しいとか斬新さとかはないのだが、結末を予想をさせないような上手い作り方はしている。興味深い。


とは言え、じゃあこの映画が心に残るとか、怖くてしょうがないとか、特別感は感じないので大きくオススメは出来ないが…でも、結末だけは本当に悪くないよ。構えてないと、なかなか想像出来ない。そんなストーリーに興味があれば、是非どうぞ。


しかし納得いかないのは、母親が恐ろしい姿で出てくる事だよな。脅そうとしてるわけじゃなく、何かを伝えようとしてるんだろ?じゃあ優しい姿で出てきても良いじゃないか。おかげで、ホラーじゃないのに、無駄にビクビクしたじゃないか…


[10段階評価]
お薦め度:
★★★★★★☆☆☆☆

英語の勉強にお薦め度:
★★★★★★☆☆☆☆

ネックレスだけで疑うな!度:
★★★★★★★★★★

小娘、運転できるのか!?度:
★★★★★★★★☆☆


Reo.

引きこもりの少年と秋葉原で買い物

2011-11-20 17:53:19 | ボランティア日記
前日は大雨、今日も雨だったら面倒だなぁ…と思ってたら、晴天で11月中旬なのになんと23度!日頃の行いが良かったのは、はたしておれか、少年か・・・?


先日までの希望では、釣り堀で釣りをしたいと言っていた。なるほど、暖かければのんびり出来て良いなぁ・・・と思ってたけど、行き先を急遽秋葉原に変更。暖かいうちに釣り堀は行くべきなのにな・・・寒くなってから釣りは嫌だぞ。


電車を乗り継いで、約1時間。行きはアキバの話しとか、おっさんがアイドルの握手会に行った話とか、野球の話をしたけど・・・浅草とか渋谷とか秋葉原とか・・・都心の遠いところが好きな少年だな。まぁ、むしろそういうところの方は個人的には詳しくて良いけど。


秋葉原に着いたら、さっそく電気街へ。入りたい店があったら教えてと言って、とりあえず歩行者天国を中心にぶらりと散歩。ガチャポン館でちょっと寄り道し、おでん缶詰に惹かれながらマラドーナを探す。そんなおれを横目に、少年は3回ぐらいガチャをやってた。でも、目的のものは出なかったようだ・・・


そのまま路地に入りアキバ巡りを続けると、日曜日なのにまぁ結構な人。メイドさんに何回か誘われて、ちょっと喫茶なりマッサージなに行きたくなったが、まぁ今日は少年の付き添いだ、自重して誘いを全て断る。


大体一周回って話を聞くと、どうやらテレビアニメのグッズが欲しいらしい。行きたい店も、あったようだ。そりゃそうだ、欲しい物がないのに、アキバに来てもしょうがない。さっそく、連れて行ってあげよう。


少年は、エレベーターが苦手。前回の旅でお母さんから聞いていたが・・・忘れていた。店に着くと一番上に行く為に、普通にエレベーターに乗せてしまった。おっさん、疲れてて階段は無理だったよ。あまり断る事も出来なかっただろうし、悪かったな・・・反省だ。


まぁでも、その後はお店の中を回って、色々と買い物出来たのは良かった。おっさんは興味があるものが全く無かったが、とりあえずパグが主人公のマンガを一冊買っといた。うん、マンガよりパグが欲しいが。


お店を2店舗ぐらい巡ると、早くも5時前、だいぶ暗くなってた。時間が経つのは早い、もう3時間以上もアキバを巡っていた事になる。一回も休憩をいれなかったな・・・ここも反省だ。


色々と買った物を持って、2人で岐路へ。帰りに1時間以上かかるのは流石にながい気がするけど、勉強の話とかをしながら電車にゆられる。おっさん、眠かったぞ。


次は渋谷か池袋に行きたいと・・・買い物が好きなのか??まぁ、行くところを考えておくよ。


Reo.

『ジョーイ・ナードン 不屈の一撃』

2011-11-19 23:13:48 | 映画(ふつう。)
『ジョーイ・ナードン 不屈の一撃』(The Nail)
2009年 アメリカ 主演:トニー・ルークJr


過失致死罪による8年の懲役を終え刑務所を出た元ボクサーのジョーイ・ナードンは、過去の栄光と、太って変わり果てた自身の姿やみすぼらしいアパートという現実との違いに虚しさを感じながら以前所属していたジムでの新しい生活を始める。しかし、たまたま虐められていたところを助けた隣に住む少年と出会い、彼にボクシングを教え始めた事により、徐々に自身の生活に光を見出す。しかし、少年は家では実の父親から酷い暴力を受けており…


フィラデルフィアの、それもジムとアパートと、そしてたまーにバーと、非常にローカルな限られた場所だけを舞台にした、低予算な感じがプンプンする映画。アメリカの映画でこんなローカルちっくなのを日本で観るのは珍しいので、逆に新鮮な感じがしたが…やはりストーリー全体を考えると、特に目新しい事もないし、驚きも無いし、まぁ普通のドラマってところかな。悪くは無いんだけど、じゃあ観た後に何か残ったか、特別感を感じたかと言うと…別にそんな事はないかな。


いや、ボクシングというかボクサーが題材だし、主人公も凄く良い人感が漂って嫌いではない。しかし、まぁ良くある話感が拭えないし、少年の母親との関係も都合の良い感じがする。重要なはずの主人公ジョーイの罪悪感とか贖罪の気持ちとか苦しみ方も、ちょっと浅いかなとも思う。つまり総合的に、ちょっと深みが無いドラマかなと。


また、ボクサーがひ弱な少年と出会って、お互い成長していくってな設定に興味があれば、ぜひどうぞ。設定に興味がなかったら…


[10段階評価]
お薦め度:
★★★★☆☆☆☆☆☆

英語の勉強にお薦め度:
★★★★★★☆☆☆☆

どうやって砂糖も無いムショで太った…!?度:
★★★★★★★★★☆

日本で劇場公開は無いだろうな…度:
★★★★★★★★☆☆


Reo.

『CASSHERN』

2011-11-18 21:15:06 | 映画(つまらない…)
『CASSHERN』
2004年 日本 主演:伊勢谷友介


長き戦争により大亜細亜連邦共和国が世界の大半を支配する疲弊した世界、未だ対テロとして多くの人達を苦しめる戦争が続いていた。そんな折、東博士は人間の組織を復元し、病気や怪我によりダメージを受けた箇所を入れ替える新造細胞の研究を発表する。年老いた支配者に目を付けられた東博士は、軍事工場での研究機会を用意され、自身の妻の病気を早期に治したい博士はその提案を受け入れる。なかなか研究が成功しない中、息子の鉄也は婚約者を残し対テロ戦争へと向かい、そして戦死してしまう。悲観にくれた家族が遺体と再会する為に集まる中、謎の稲妻が研究所を直撃、そして新造細胞の研究を続けていたプールから実験用の人間の組織が次々と生命を取り戻し、逃げようと試みる。『新造人間』を軍が探し虐殺する中、生き残った4人は憎しみから人類との戦いを決意する。そして東博士は息子の遺体をプールに投入、鉄也も『新造人間』として生き返る。4人と戦う救世主、『キャシャーン』として…


いやぁこの映画、びっくり。描写に演出は、序盤からマンガ風の派手さ。アニメが原作らしいが、本当にアニメちっくな派手で突飛な展開が続く。原作を全く知らないおれは、完全に呆気に取られ、ストーリー展開から置いて行かれた…『なんや、これ…?』2時間半ちかくの間、ずっとそんな思いだった。


完全に視聴者を置いていってしまうストーリー展開は、原作に基づいたものだったのか、それともオリジナルなのか…原作を2時間半に収められないから説明不足ならともかく(それでも評価は低くなるが)、あまりにも脈絡がないストーリーが終始続いて、半ばから興味を完全に失ってしまった。原作を知らずに唐突にこのストーリーに放り込まれた視聴者の中で、この世界観についていける人はいるのか…?非常に疑問だ。


最後の演出とメッセージは、良い。美しいし素晴らしいと思う。しかし、このメッセージを伝えるのに、もっと良い描写は無かったのか…あまりにも意味不明すぎだろ…まったく、面白くなかった。


[10段階評価]
お薦め度:
★★☆☆☆☆☆☆☆☆

英語の勉強にお薦め度:
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

で、その稲妻は何なの?度:
★★★★★★★★★★★★

で、ロボットはどこから来たの?度:
★★★★★★★★★★★★


Reo.

『ディセント2』

2011-11-10 22:06:19 | 映画(ふつう。)
『ディセント2』(The Descent Part 2)
2009年 イギリス 主演: シャウナ・マクドナルド


洞窟探索に向かったまま行方不明になった女性達6人の捜索が続けられて2日、その内の一人であるサラが森で見つかり、病院へと運び込まれる。血だらけになって記憶も無くしている状態のサラだが、ヴェインズ保安官は早急に残り5人を助ける為に、彼女を連れて探索に向かう決意をする。3人のプロ、ヴェインズ保安官、女性保安官、そして記憶を失った生還者のサラ…6人のチームは、5人が待つと思われる地底深くの洞窟へと向かうが…


2005年『ディセント』の続編。前作での評判の良さから続編を作ったと思われるが、前作の見所といえば登場人物が全て女性と言う「女性の強さ」と、誰も踏み入れた事の無い洞窟での未知の存在の恐さだった。今回はチームに男性もいて、更に前作を観たなら当然「未知の存在」も何なのか明らかなので、前作で発揮された恐怖や驚きは薄らいだ印象。まぁ、続編だからしょうがないのだが。


で、じゃあ今回の見所はどこか…と思い返してみると、特に何もないというか、特別感は感じないかな。まぁ普通のホラー映画となってしまっている感じ。つまり、前作の衝撃はとても感じられない。続編の定めと言うか、そんなもんだと言ってしまえばそうなんだが。


はっきり言ってしまえば、前作と同じものを、そのまま観ている感じ。前作の後編そのまま、同じ展開が続くという感じか。前作が本当に好きなら、そのまま続きを観るという感じで良いと思うのだが、やはり新たな見所や驚きは、ちょっとは欲しかったかなぁ…と思うが。ストーリーには力を入れず、驚かせかたに力を入れた感があるのは、個人的には残念。


続編がまだあるかもしれないが…また同じような展開だったら、もう飽きたなぁ…


[10段階評価]
お薦め度:
★★★★☆☆☆☆☆☆

英語の勉強にお薦め度:
★★★★☆☆☆☆☆☆

女性の強さ:
★★★★★★★★★★

2日何も食べないで、よくあれだけ動けるなぁ!度:
★★★★★★★★★★★★


Reo.