Marc Sendra Martorell
今月ハレー彗星からの流星群がやってくる!!
オリオン座流星群が10月16日から24日まで北半球にやってくるので、いつ見られるのか早速調べることにした。
望遠鏡や双眼鏡を使わなくても、流れ星を見ることはできる。しかし、最高の状態で見るには、早起きする必要がある。わたしの座右の書、例の老農夫の農事暦、ファーマーズ・アルマナックによると、夏時間(ここ加州では11月7日までは夏時間)の午前4時から5時まで、それぞれ10から30を超える流星を見ることができるはず、と言う。元々わたしは早寝早起きで、夜更かしよりも早朝起床が好きなので、三文ほどの得を楽しみたい。
さて正確に言って、夜空でなにを見るのだろうか? それは、毎秒40マイルよりも速い速度で地球の大気に対して火花を散らすハレー彗星からの宇宙塵の痕跡である。
そして、夜明けまでの数時間、NASA曰く、「地球はハレー彗星の破片の流れの早い、最も密度の高い流星に遭遇する」というわけだ。
雨の如くに降る流れ星のピーク時間は21日で、流星群は南西の空にあるオリオン座から放射状に放射されているように見えるということである。
オリオン座流星群の頂上近くには、熱心な流星ウォッチャーにとって闇を多少明るくしすぎる満月のハンタームーン(北アメリカ原住民の10月の満月の呼称、狩人の満月)がある。
あなたのお住まいの近くに、星空保護区*がある場合、あるいは街中でもお気に入りの暗い夜空がある場合は、この流星ショウがご覧になれる。15日金曜日早朝は、ここでは摂氏7〜9度と寒いので、熱い飲み物(わたしの選択はミント・ハーブ・ティ)と毛布を用意して、ローンチェアをドライブ・ウェイに広げ、ハスキー犬のBooと一緒に2021年の天文学ハイライトの1つをチェックするつもり。
*星空保護区(英:International Dark Sky Places)は、米国に本部を置く民間団体国際ダークスカイ協会(IDA)が、光害の影響のない、暗く美しい夜空を保護・保存するための施策や教育等の取り組みを行っている団体等を奨励するために2001年に開始した星空保護区認定制度に基づいて指定された地区等である。「星空保護区」は、日本においては一般社団法人星空保護推進機構の登録商標である。ーWikiより
日本においては、流星電波観測国際プロジェクトによると、『2021年のピーク予想時刻は21日20時頃(日本時)と日本では夜間となり好条件,しかし,月齢15と満月なので,一晩中空が月明りによって明るいのが残念.月を視界に入れないようにしてご覧ください.活動そのものは数日間同じ活動となるので,ピーク時刻はあまり気にせず,前後数日間見ることができます.』とある。下記参照。
2021年に見られる流星群|ピーク時刻、見頃、見方、観測条件等 | 流星電波観測国際プロジェクト
2021年に見られる主な流星群・お勧めの流星群の紹介,ピーク時刻・見頃・見方などの観測条件を掲載しています.