本日6月2日は、横浜開港165周年!
「わが日の本は島国よ 朝日かがよう海に
連りそばだつ島々なれば あらゆる国より舟こそ通え 」
連りそばだつ島々なれば あらゆる国より舟こそ通え 」
市民なら誰でも歌える、「横浜市歌」をわたしも熱唱して祝います!
勇壮で格調のある歌詞は、森鷗外(林太郎)作詞・・・
ハマッ子として誇らしいです!
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先日、「2024 平和のための戦争展 in よこはま」(かながわ県民センター)の
展示を観てきた。
途中中断も含めたら、30年以上続くという、戦争展だ。
参加団体は、以下の通り。
多彩なテーマを掲げる団体ばかりなのだが・・・
いかんせん、話題になっていない。
検索をかけても、「タウンニュース」くらいしかヒットせず。
見学者も、ちらほら見かけるかな、という程度。
そんな状態なので、展示を拝見していると
各団体の皆さんが、案内をしてくださる。ありがたい。
どちらのメンバーさんも、失礼ながら、
とっくに後期高齢者であろうと思しき方々が多い。
わたしなんぞ、この会場にいたら、若輩も若輩だ。
翌朝、夫に、そんな話をすると・・・
「だって、現役世代は働いているんだから、あたりまえでしょ」と。
言う。
ーーそれね~、会場で同じ事を、わたしも言ったのよ、
そうしたら、メンバーさんがおっしゃったの。
いわく
「何十年も前から、私達は活動を続けてきました。
仕事も、この活動も両立してきたんです・・・」って。
その通りでしょう?ーー
これを聞いて、夫は黙る。
もちろん、会場でのわたしも黙ってしまった。
それでは、今、仕事を辞め、現役ではなくなった私が
活動を受け継げるかっていうと・・・
できない、いや、しない。
そこまでの動機・・・そもそも意欲、体力がない。
吉田裕氏は『兵士達の戦後史ー戦後日本社会を支えた人びと』
(岩波書店)で、言う。
ーー私と同世代で東京新聞社会部長の菅沼堅吾(一九五五年生まれ)が
自責の念を込めて、自分たちの世代は、「戦争体験も風化を許した最初の
世代になるかもしれない」と書いていることに励まされる思いがした...
私にも同様の自覚があったからであるーー7頁
彼らより年下の私は、もう当たり前に「風化を許した世代」に
あたるのだろう。
それを何もしないことへの免罪符にするつもりはないけれど。
伝えていくこと、継承することは、本当に難しい。
この催しでは、先月、5月2日に亡くなった、脚本家の小山内美江子氏が
実行委員長を務めていらしたそうだ。
小山内氏は横浜生まれの横浜育ち、「鶴見空襲」に遭われている。
あらためて、その偉大さを知った。
合掌。
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おつきあいいただき、どうもありがとうございます。
会場には、NPO法人「のむぎ地域教育文化センター」が
育てられた薔薇の花が飾られていました。
本日の画像です。