稲敷資料館日々抄

稲敷市立歴史民俗資料館の活動を広く周知し、文化財保護や資料館活動への理解を深めてもらうことを目的にしています。

植樹の枝打ちをおこないました!

2014年03月28日 | 日記
2014年2月21日。

資料館では、現在、新収蔵庫を建設中ですが、敷地の外周に
植樹されている桜樹の枝がこの建屋に干渉してしまっています。



このため「桜切る…」との例えはありますが、
IPM管理上も宜しくありませんので、「泣いて桜を斬る」の
心持ちで、資料館職員の皆で桜の枝打ちをおこないました。


高所作業なので、ヘルメット着用の上、収蔵庫建築作業用の
足場の上から枝を切ります。


桜の芽も少しずつ育っていますが、新収蔵庫の屋根や壁面を
腐食から守るために枝を切ります。


そして切り落とした桜の枝は拾い集めて…


本館隣の空きスペースに集めます。
切り落とした桜の枝は、草木染め講座の原材料として、
きちんと有効活用致します。

桜の花が咲くのは、まだまだ先になります。
今回、枝打ちで花を咲かすことのできなかった
蕾も、草木染めの色合いとして淡いピンク色を
表してくれることでしょう。

まだ花は咲いていませんでしたが…

散る桜 残る桜も 散る桜

ということで、私たちの心の中に留まることでしょう。



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