その後は東大門に移動してショッピング
東大門は巨大なファッションビルがずらりと立ち並ぶ衣料品の市場。
とにかく身に付けるものならなぁぁぁんでもある
国内外のバイヤーが買い付けに来るので、一日30万人もの集客があるらしい。
ここの特徴は夜になればなるほど、人の数が増えてくる。
ファッションビルも朝5時ぐらいまでずっと営業しているし。
夜中でも・・・というか夜中の方が人が多い。
ここでも、日本人の観光客をよく見るけれど・・・
すこしお茶してからわが家で旦那サマが帰宅するのを待つことに・・・。
１日目はとりあえず韓定食のランチ
で腹ごしらえしてから、仁寺洞へ。
仁寺洞は韓国伝統の雑貨や小物、織物、陶磁器などが集まるストリート。
伝統茶が楽しめるカフェ
もあります。
伝統と現代アートがまじりあって、けっこう雰囲気もいいし楽しめるので、友達が来ると必ず立ち寄ります
少しショッピングしたあとは、お茶タイム
わたしはゆず茶、Walkerはしょうが茶、Tomokoさんは菊茶をチョイス。
韓国のおもちと一緒に頂きました。
ゆず茶はもちろんあったかいのもおいしいんだけど、暑い夏には冷たく冷やしてもGood。
ビタミン豊富でお肌にもいいんだって
韓国では風邪をひいたときによく飲むらしい。
おもちは韓国のやきもちを蜂蜜につけていただきます。
まぁよくいえば素朴な味というのかな。
わたしは基本的に韓国のおもちが好きなので、おいしかったけど、これ時別好きじゃない人にとったらどうなんだろう・・・なんて思ったりも。
先週末、はるばるアメリカからお友達が遊びに来てくれましたぁ
台湾人のWalkerと日本人のTomokoさん夫婦です。
お二人とは私と旦那サマがLAへ留学していた時に出会いました。
私にとってはまさに国際カップルの原点とも言える方々
まだ旦那サマとつきあう前、外国人とつきあうなんて思ってもみなかった私ですが、
とってもさわやかで、自然な感じがするWalker＆Tomokoさんカップルをみているうちに、
国際カップルがそんなに特別なもんでもなく、とっても身近なものに感じられました。
今のわたしたちがあるのも、このお二人がいたからかも・・・
アメリカにいたことは４人でサンフランシスコ、ラスベガス、グランドキャニオンといろいろ旅行にも行ったし、
思い出はホントたくさん
そんなお二人と３年半ぶりの再会。ホントどきどきわくわくです
久しぶりにお会いしたお二人は全然変わってなくて、相変わらず
見ていてこっちが微笑ましくなります
結婚のお祝いに素敵なおなべをいただきました
フランス製のかわいいオレンジ色のおなべ
パスタをゆでれるぐらいの大きめのなべがちょうどほしかったところだったし、
こんなかわいいおしゃれなおなべはゼッタイ韓国では売ってない・・・
さすがTomokoさんだわ
本当にありがとうございます。大切に使わせていただきまぁす
到着した日は夜遅かったので、ワインを飲みながらすこしお話した後、
次の日からの観光に備えてはやめに 
しましたぁ。
こっちに来てから友達や家族も何度か遊びに来ているので、
ソウルを案内するのもなかなか手慣れてきたわたし
でも、観光すればするほど、ここはゼッタイ行く価値あり！みたいなところがないんだよねぇ、ソウルって
でも、まぁお二人とも韓国初めてだし、とりあえず定番のところから攻めていかないとね
そして、韓国といえば食べ物
見るところは少なくても、おいしいものはたくさんあるのだ
と、いうことで、結局三日間こんな感じで見て・食べて・遊びましたぁ。
１日目・・・仁寺洞、東大門 韓定食 カルビ
２日目・・・チムジルバン、明洞、南大門、景福宮 ビビンバ 参鶏湯 屋台
３日目・・・鷺梁津水産市場 海鮮料理 サムギョプサル（三枚ばらの焼肉）
これから少しづつソウルのみどころをお伝えしちゃいます
５月１５日（月） 今日は韓国で ”先生の日” です
５月は両親の日、先生の日とイベントがめじろおし。
この日は、先生にカーネーションを贈ったり、学校で行事が行われたるするそう。
私も去年の今頃、韓国語の語学学校に通っていたので、クラスメイトのみんなと一緒にカーネーションを買って先生に贈りました。
・・・そう、まだお花ぐらいだったらいいんだよね
韓国で先生の日に問題となっているのが、わざわざ母親が学校まで出向いて、
お金や商品券、豪華や贈り物（ブランド物の財布やバック）を先生に渡すのがあたりまえだったんだって
え？？？ 先生にお金だよ
しかも、母親が学校まで行って。
しかも、あたりまえのごとく受け取る先生も先生だよねぇ
なんか信じらんない。
例えば、お金いっぱい渡した家庭の子供は先生にえこひいきされたりするのかなぁ。
いじめ問題が起きたとき、お金を多くもらった子供の見方するのかなぁ？
なんか想像したくもないけど、結局そういうことだよねぇ。
でも、最近ようやくこの贈り物が問題になってきて（っていうか、問題になるのが遅すぎなんですけど）、
いっそのこと先生の日は学校お休みにしちゃいましょうっていう動きがあるみたい。
実際に今年は韓国の７割の学校が休みにする予定だとか。
でも、その日が休みだったら、じゃあ前もって渡したり、受け取ったりすると結局同じだし、
なんか根本的な解決にはなってないような気がする。
もし日本で、先生が親からお金受け取ったらホント問題になるよねぇ。
もしそれが教育委員会とかに知れたら、それこそ教師つづけらるかどうかの問題になるんじゃないの？
韓国でも早くこんなつまんない習慣なくなればいいのになぁ
写真は近所にある小学校の校庭。
こんなにきれいなつづじの花々とは裏腹に、問題いっぱいの韓国教育
今日は韓国人のお友達から久しぶりの
。
”もうすぐ、結婚するかも” とのおめでたい報告
彼氏は同じ韓国人なんだけど、ずっと日本に留学しているので、長い間遠距離だった二人。
私も一度会ったことがあるんだけど、二人ともとっても仲がよくて、
”はやく、結婚したいねぇ”
なんて言い合ってたっけぇ・・・
そんな二人が遠距離を乗り越えてのゴールイン
・・・と、思っていたわたし。
でも、次の言葉を聞いて、もうわたしびっくり
”実は彼氏に内緒でお見合いしたんだけど・・・
ちょっと会っているうちにその人のこと好きになっちゃたみたいなのぉ
来週はご両親にあいさつに行くんだけど、すごく緊張するわぁ。”
・・・だって
え
遠距離の彼氏は？？？って感じ。
あんなに だったのに
聞いてみると、
”遠距離の彼氏とは早く別れなくちゃあ。ホント悪い女よねぇ、私って
。
でも、好きになっちゃったんだもん。しょうがないよねぇ。”
とのこと。
しかも、
”彼はお医者さまでもなく、弁護士でもない普通の人だけど、好きなのぉ”
だって。
で、職業きいてみると、なんと日本の大企業ソ○ー。
十分いいじゃん
まぁ、そのお友達、お医者さんの娘だからお見合い相手はいつも医者・弁護士・会計士のどれかだったらしい。
そのなかでも、（彼女にとっては）普通のサラリーマンを選らんだっていうことで、
”私はお金で選んでません”的口調なんだけど、いえいえソ○ーで十分ですから
やっぱ、韓国の女の子はシビアだわ
’恋愛”と”結婚”は完全に別って感じ。
っていうか、そんなの改めて言うほどのことでもないって感じ。
けっこう、あからさまだからなぁ。
すごい美人＆すごいぶさいく男＆ベンツ、っていう３点セットをホントよくみかけるもんねぇ
そりゃ、私だって結婚する時は経済的な要素ももちろん大事だとは思うけど・・・。
でも、それだけじゃなぁ・・・
はぁちょっとショックだったなぁ。
すごくお嬢様で、頭もよくて、きれいで、
でも遠距離がんばってて、いつか彼氏に付いていって日本に住むかもしれないっていうから、日本語も一生懸命勉強していたのに・・・すごく応援していたのに
でも、まあ人それぞれの人生。
まわりがとやかく言うことじゃないし。
彼女が選んだ選択。
どんな形であれ、お友達が幸せになることを祈るだけです
韓国では ”ぶた” がとっても縁起のいい動物とされている
ぶたの夢をみると、お金持ちになれるという言い伝えがあるし、
お正月に送るあいさつメールにもぶたの絵がよく使われたりする。
ある日、旦那サマと干支の話になって、
来年は ”ぶたどし” だねぇ。ぶたどしの人はお金持ちになるんらしいよぉ。
だから、来年は出生率が高くなるかもねぇ・・・。 だって
え ぶたどし なに、それ？
今年はいぬどしだから、来年は”いのしし”でしょ？
っていうか、もともと”ぶたどし”なんてないし・・・
何言ってんだよ。”いのしし” なんてないよぉ。”ぶた” だよ ”ぶた”。
ぶたなんて聞いたことないよぉ。いのししだよぉ。
なんて、言い合いになった
調べてみると、韓国では”いのしし”じゃなくて、ホント”ぶた”なんだねぇ。びっくり
これ以外にも、国によってえとの動物が少しちがうんだって。
最近、ドラマの”トップキャスター”にもでてきたけど、
ベトナムやタイでは”うさぎ”の代わりに”猫”を使うらしい。
国によって干支が違うなんて初めて知ったなぁ
こんなところにも日韓の違いが隠れていたなんて・・・おどろき
干支といえば、むかし韓国によくある”うらないカフェ”に行って、
四柱占いをしてもらったんだけど、そこで、
”あなたはうしどしの人と相性がよくない”
って言われたの。
で、旦那サマにその話をしたら、
”うちのお母さんもアネキもうしだよ。”
って言われて・・・。なんか、笑い事にならない、複雑な気分
それから、占いカフェには二度と行ってません
火曜日の夜、旦那サマの仕事が少し早く終わったので、
公開したての映画”ミッション・インポシブル3”を見てきましたぁ
韓国では、日本よりも随分早く海外の映画が上映されるので、なんだかちょっぴり得した気分
普通、映画って続編を作るとたいてい一作目よりもおもしろくなくて、
期待はずれに終わっちゃうことが多いんだけど、
このミッション・インポシブルシリーズはＰａｒｔ２もまぁまぁおもしろかったし、ちょっと期待
で、見た感想はとってもとってもおもしろかったです。
前回作を上回る展開のはやさで、２時間一瞬たりとも目が離せないって感じでした。
二人ともお仕事帰りでけっこう疲れていたにもかかわらず、時間を忘れさせるようなアクションの数々
この映画は映画館で見る価値あり
大画面で見るから迫力でるし、これを家で見ちゃうとちょっともったいなぁって思いました。
でも、こうしてみるとトム・クルーズ年とったなぁ・・・なんて、
その分自分も同じだけしっかりとってるんだけどね
久しぶりに外でイタリアンして、映画みて、楽しいひとときでしたぁ
韓国では今日、5月第一週目月曜日が親の日です
日本の母の日・父の日が合体したような日。
街にはカーネンションが売られたり、デパートにはプレゼントコーナーができたりします。
ちなみに、今日売れ残ったカーネーションは第二週目月曜日にある先生の日にまたまた街角に登場することになります
親の日にあたって、みんなで週末にお食事しようということになりました
もちろん、作るのはわたし・・・
ご両親とお姉さん、旦那サマと私5人分のご飯をつくるって結構大変・・・。
こんなとき、お母さんの偉大さを知ります
お正月とかみんなで集まったとき、お母さんひとりで大人7人＋ちびっこ２人のごはん準備
ホント大変だろうなぁ・・・。
今年の年末こそは早めに帰って、お節料理のお手伝いしたいなぁなんて考えながら、とりあえず私は今日のお食事会をとりきらなければ・・・
メニューを考えるのもホント一苦労。
なんせ、旦那さまのご家族はかなりの偏食家ぞろい
旦那サマもお父様も嫌いなもの多すぎ・・・
でも、そんななかやさしいお母様はなんでもおいしいって言って食べてくれる。味方してくれるのはお母様だけよぉ
お昼の１時から準備開始。
夕食までまだ６時間も前なんだけど、のんびりや＆あせるの嫌いな私はこれぐらい余裕をもって準備するのが丁度いい
今日のメニューは
ポッサム（茹で豚）
茹でた豚肉をキムチや辛味噌と一緒にチサの葉で巻いて食べます。茹でると豚の余分な油が落ちてヘルシー＆おいしいです。
椎茸の肉づめ
お肉に豆腐、干ししいたけ、キムチ、ねぎなどを加えて練り、へたをとった椎茸につめて焼きます。濃い味が好きな旦那さまのために、お醤油味のソースにからめて。
豆もやしごはん
ごはんと一緒に豆もやしを炊きます。炊き上がったら、そぼろとお醤油ベースのたれを入れて混ぜ混ぜ。
キムチスープ
酸っぱくなったキムチで作ったキムチスープ。
にらの和え物
茹で豚と一緒に巻いて食べても、そのまま食べてもおいしいです。
ネギの和え物
旦那サマのリクエスト。ネギをコチュジャンベースの薬味で混ぜるだけ。シンプルだけど癖になる感じ。
干し大根の和え物
日本の切干し大根とはちょっとちがう韓国の干し大根。日本のよりも歯応えがあります。
たまごやき
韓国風ににんじん、ねぎをいれて、日本風にだしをきかせて、日韓たまごやきです。
豆腐の煮物
私のすきなかための豆腐でつくる豆腐煮物。今日もおいしくできました。
韓国風おでんの煮物
韓国のおでんは、日本のひらてんをうすぅぅぅく伸ばしたようなもの。それをたまねぎや青唐辛子と一緒に煮ます。
焼き豚
お母さんが日本で買ってきてくれた私の好きな豚バラチャーシュー。ご家族にも大好評でした。
と、こんな感じ。
それにしても肉ばっかで魚なし。
ホントはたちうおの煮物もしようかなっておもったんだけど、基本的に魚をあんまり食べない旦那サマの家族。
どうせだったら、少し片寄っても好きなものをいっぱい作った方がいいなぁっと思って。
ほぼ一日がかりで作ったお料理、ご両親にも満足いただけたようです。
特に好評だったのは椎茸の肉づめ、豆もやしごはん、ネギの和え物です。
今度は椎茸のえびづめも作ってみようかしら
お料理つくるのにアップアップで
で、ついつい本題を忘れがちになってしまうけれど、
新しく家族になったご両親に感謝して、日本にいるお父さん、お母さんにも感謝しながら、
無事、親の日お食事会終了
みんなが帰った後は、山のようなお皿洗いを旦那サマがみんなしてくれました。
旦那さま
ぺベック後、普通は自前の韓服に着替えて、みんながお食事しているレストランへ行き、来てくれた親戚やお友達にあいさつしてまわります。
私はそこで待ちに待った着物に着替えましたぁ
飾り帯もしてもらって、気分は絶好調
急いで、レストラン会場へ
まず始めに着物姿を見せに、家族のもとへ。
これで、着物４人衆に
後は、順番にまわってごあいさつ。
でも、私たちがレストランへ着いたころには、
すでに食事を終えて帰ってしまった人もけっこう多かったなぁ
でも、普通そんなもんなんだって。
近い親戚や親しい友達でもない限り、ぺベック中にさっさとごはん食べてみんな帰ってしまうらしい。
ほんと、韓国の結婚式って来る人はとっても多いんだけど、あんまりゆっくり話をする時間がないので、だれが来たのかなんてホント分からない・・・。
その辺、ちょっとさみしいところかなぁ。
もう少し、ゆっくりみんなでくつろげる時間があるといいんだけど・・・。
全体的にはやく！はやく！って常にせかされてるみたいで・・・
それでも、私たちの式場は式の時間もぺベりック・お食事の時間も長めにとってくれているほうなんだって。
ひどいとこだと、１時間に3組、なので20分間隔で式が行われるところもあるらしい。
ちなみにうちは１時間間隔だったので、
”次がもう後ろまで！”なぁんてことはなかったから、よかったかな
あと、日本では手紙よんだり、花束渡したり、なんとなくしんみり・うるうる雰囲気でいっぱいになるけど、こっちはそんな感じがあんまりないかなぁ。
まあ本人たちが知らないような人たちまで来ちゃうからっていうのもあるんだろうけど、全体的にざわざわお祭り雰囲気。
でも、まぁ手紙読んだりしたら、私間違いなく泣いてしまうので
、その辺終始明るい感じでよかったです
来てくれたお友達とも少し話して、着物姿で写真撮って、無事、結婚式全て終了
とってもとっても楽しい結婚式でした
始める前はホント自前説明なし、リハーサルなしで、どうなることかと思ったんだけど、
やってみればなんとかなるもんです。
しかも、ちょっと失敗したぐらいの方がいい思い出になるもんだし
終わってから友達にこんなに新郎新婦がリラックスしている結婚式はじめてみた！って言われるぐらい、二人とも緊張していなかったわたしたち。
確かに、ホント自分の結婚式とは思えないぐらいリラックスしてました。
やっぱり、家族みんながすぐ近くにいて、安心できたからかなぁ・・・。
無事、こんな楽しい結婚式ができたのも、
家族、お友達、そして旦那サマ・・・みんなのおかげだなぁ。
ホントにみんな、ありがとう・・・
これからずっと二人で幸せに暮らしていくことが、
今日の日をお祝いしてくれたみんなへのお礼になるのかなぁなんて思います。
みんなにお礼がいっぱいできるよう、幸せになるぞん
ペベック （韓国伝統の儀式）
これは、女の人が新しいおうちへお嫁にはいるにあたって、旦那サマのご家族にこれからよろしくお願いしますとあいさつする儀式です。なので本来、新婦の家族は部屋にはいっちゃいけないんだけど、最近は両家そろってする場合が多くなってるんだって。
ドレスから急いで韓服に着替えて、その上からあかいド派手なチョゴリをきせられます。
旦那さまはこれまたド派手な青色のチョゴリ。
頭にはなんか冠みたいなのをのせられて、まさにされるがまま
ここで、普通だったらほっぺたに赤丸のシールをペタッと貼られて完成なんだけど、なぜか私は貼られなかった。
ちょーラッキー
私あのシールが嫌で貼られたら、途中ゼッタイ自分ではがしてやる・・・なんて、けっこう本気で思ってたんだけど、なぜか始めっからなし。
結婚シーズンでシール切らせてなのかなぁ、韓国だったらそんなこともありえるなぁなんて思ってたんだけど、後で、友達に聞くと最近はしないことも多いんだって。
やっぱり、みんな”ちょっとやだなぁ”なんて思っていたに違いない・・・
まず、始めに旦那サマのご両親と写真撮ったあと、机はさんで迎え側に座り、クンジョル（おじぎ）をします。
手は前で組んで、額の位置まであげたまま、どげざをするような感じ。
本来はあぐらをかくときのように足をくんだまま、座ったり立ったりするんだって
一人では当然無理なので、お手伝いしてくれるおばさんにおしりをぐぐっと持ち上げてもらいながら立ったりするらしい。
でも、わたしは簡単にひざからついて、そのままおしりつけて礼をしました。
なんか、簡略型だったので随分楽でした
その時、お辞儀を受ける側はつられて、おじぎするとダメなんだって。
理由はよくわからないんだけど・・・。
それからご両親に私たちがお酒をついで、お父さんお母さんは乾杯して飲みます。
お手伝いのおばさんに一気のみしなくていいですよぉって声かけられてたけど、お父さんはもちろん一気のみ
いい飲みっぷりでした
それから、私と旦那サマが長いきれのようなもの一緒にもって、ご両親がそこにくりやなつめをほうり投げます。
これはお金や子供をたくさん授かりますようにっていう意味。
落としちゃいけないんだけど、お母様が投げたくりがほとんど下に落ちちゃって
私は全然気にしなかったんだけど
、お母様はけっこう本気でショックがってた
それから、一言づつお言葉とお祝い金を頂いて旦那サマのご両親は終了。
同じサイクルで次に、旦那サマの叔父さん・叔母さんへごあいさつ。
終わったら、うちの両親の出番です
同じように、写真とって、クンジョルして、お酒ついで、両親からの一言。
後から、お父さんに聞いたんだけど、私たちがクンジョルした時、自分もおじぎしそうになるのを、必死に我慢したらしい
日本人っていつでもお辞儀するくせがついちゃってるから・・・日本人の性だわ
お父さんが一言お祝いの言葉をする時になって、
今まで全然平気そうだったお父さんがポロリと涙。
なんか、言葉を発すると急にでてくるもんだよねぇ・・・。
そんなお父さんを見てたら私もつられてウルウルきちゃったんだけど、
なんか忙しくてそんなゆっくり泣いてる状況でもなかったし、わざと明るくふるまってぐっと我慢しました。
でも、お父さんがあそこで流した涙は一生忘れないような気がする・・・。
それから、今度は旦那サマと私でお互いにごあいさつ。
二人でお酒をつぎあって、乾杯。ここでもまた腕をからませて飲む。
それから、私と旦那サマでなつめを前歯でかじり合いする。
これが、するの私ホント嫌だったんだよねぇ
なんか、こんなのどっからどう見ても飲み会の罰ゲームみたいなんだもん。
でも、まぁしないわけにもいかず・・・で、仕方なくしたんだけど、
いざやってみるとなんか以外と楽しかった
あんだけゼッタイやだとか言って駄々こねてたくせに、やってみると以外となんでもなく、けっこう楽しい感じ
ホント、気まぐれな私だわ・・・
でも、ここでまたまた旦那サマがちょっと失敗
最初、新婦がなつめを前歯でくわえたあと、それを新郎がかじりとるんだけど、
旦那サマはいきなり自分でなつめをくわえて、目を閉じて待ってんの。
・・・あの、なにしてるの？？？
私も？って感じでいると、ビデオ係りの人にしっかりつっこまれて、
旦那さんあわてておまえが先にかじるんだよだって。
あのー私知ってましたよぉーだ
この時、目つぶるかどうか真剣に悩んだんだけど、とりあえずつぶっておいた。
なんか、目見開いて見てるのもおかしいかなぁと思って。
で、ここでかじりとった半分のなつめを食べないといけないんだけど、
私なつめが嫌いなの・・・。どうしよう、食べれない・・・。
それに気付いた旦那サマが手をさしのべてだせ！って。
ホントさすがよく気がつくし、やさしいねぇ。
でも、ビデオもまわっるのにその前で吐き出すなんて・・・・だしちゃいました
だって、食べれないんだもん
それから、旦那サマが私をおんぶして、机を一周。
これは、新婦を一生支えて面倒みていきますよっていう意味なんだって。
でも、旦那さんかなり重たそうだった。
まわりおわった後に、撮影。旦那サマもしんどいのに、むりやりの笑顔・・・
あとで、旦那サマのひきつった笑顔の写真が楽しみだわ
それから、お互いおじぎをして、もらったお祝儀を旦那サマから私にわたして・・・
無事ぺベック終了
実は、ぺベック自体、あんまり気乗りしていなかった私。
日韓カップルの中にはしない人もいるって聞いてたし、子供をいっぱい授かりますように・・・とか、一生面倒みますよ・・・とか、なんとなく昔っぽい考えで、そんなの自分たちそれぞれのライフスタイルにそった家庭をつくっていけばいいじゃん！なんて、なんか意味もなく反抗心をもっていた私。なんか、今になって思えば式前で必要以上に過敏になってたのかなぁ、なんて。
でも、実際やってみると伝統的な異文化体験って感じでとっても楽しかったぁ
日本では伝統的に白無垢を着てするような結婚式を目にすることがほとんどなくなってきているけど、韓国では少し簡素化されたとしても、今も尚昔ながらの儀式が残っているっていうのはいいことだなぁなんて思いました。
ホントにとってもいい思い出になりました
