週末にお友達の子供が一歳のお誕生日を迎えたのでそのお祝いイベントに行ってきました
韓国では生まれて100日目の記念日と一歳のお誕生日を特に盛大にお祝いします
生まれて100日目は子供が母親のお腹に宿ってちょうど1年だかららしい。
昔は子供が生まれも病気にかかったり、食べるものがなかったりで、1年も経たずになくなってしまうことが多かった。そのような時代に一歳のお誕生日を元気にむかえたられたことを記念して特に大きくお祝いした習慣が今でも続いているのだそう。
ドル(一歳の誕生日)に合わせてすることといえば、やっぱり写真
さすが韓国、これだけははずせないって感じです
着せ替え人形のように何種類もの服を着せて、モデル並みにスタジオ撮影
小さいころからこうやってポーズの練習させるのね。
子供だから ”こっち見て~” っていってもなかなか向かないし、
ご機嫌斜めになると泣き出して写真がみんな泣き顔になっちゃたりとそれは大変らしい・・・
今回はアルバムの完成が間に合わずに見るころができなかったんだけど、
また後日見るのが楽しみ・・・
お誕生日会をする会場は人それぞれだけど、自宅でしたり、結婚式場の一部を貸し切ったり、ファミレスでしたり・・・。
親戚一同が勢ぞろいしてする場合も多いから、なかなか自宅ではね。
仲のよい友達だけが集まってする場合もあって今回はこのタイプ。
出席者も顔見知りの人ばっかりだったし、年長者が全然いなかったので堅苦しくなくなごやかな雰囲気でした
お呼ばれされた人はお祝いのプレゼントとして、ドルバンジという金の指輪を送るのが習慣になっています。
子供の指にはまるぐらいの大きさで、きんキラキラの金
これは子供が成長して、なにか非常事態が起こったときお金のたしにできるようにと聞いたんだけどホントかな???まぁ金だからいつでもオカネに換金できるしね。
お誕生日会のメインイベントはドルチャプキ。
これは子供の目の前に糸や米、鉛筆などが置かれ、一番最初に子供が手にしたものによって子供の将来を占うもの。
ものにはそれぞれ意味があって、糸・・・長生き、米・・・健康、鉛筆・・・勉学、お金・・・そのままお金、この4つは昔からよく使われるもの。
最近では、マウス・・・コンピューター、マイク・・・歌、絵筆・・・絵、なんかも置かれる。この辺はパパ&ママの好きなものを自由に置いて子供の将来を占うんだけど、
今回お友達の子供は鉛筆をとりましたぁ
私が見てきた子供の中では鉛筆が一番多いような・・・
カラフルだしコロコロ動くしね。
ドルチャプキってメインイベントなくせに、ホント一瞬で終わってしまうので、
あもう終わっちゃったって感じ。
”もう少しもったいぶってくれぇ~”と一歳の子供に無理なお願いをしたくなっちゃう
子供がつかむ前に司会者がよくパパ&ママに”何をとってほしいですか?”って聞くんだけど、だいたいみんな鉛筆とかお米って無難に答えておく。
けど、心の中では”お金とれ~”っ思ってるんだって。
お金とると会場も妙に盛り上がるし 楽しいイベントだよねぇ
最後は、ベクソルギというお餅をもらって帰ってきました。
アットホームな雰囲気でとっても楽しいお誕生日会でした
確かに日本にはない習慣なので、まだよちよち歩きの子供の誕生日にここまでするかって思うとこはちょっとあるけど、でもやっぱお誕生日っておめでたいことだし、こうやってお誕生日を大切にみんなでお祝いする韓国の習慣はすごくいいなって思う
改めて、お誕生日おめでとう これからもどんどん大きくなるんだぞぉ