去年も、今頃アトリエに来たのかな。
写真が残ってる。(*^_^*)
今年になって、
阪神大震災から20年。
地下鉄サリン事件から20年。
。。と、
あの年の事が取り沙汰される。
あの年の3月30日…か、31日…💦
大阪から、縁もゆかりも無い見知らぬ仙台に越して来た私と子供達。
一足先に仙台に来ていた旦那の
独断に、仕方なく、ついて来た形。
嵐吹き荒れる、荒れ地のような気持ちのあの頃。
到底、承服できない気持ちを
子供を思う気持ちだけを支えに
運命に身をまかせてきた20年だった。
自分一人なら、絶対選ばない道を
暗中模索で歩いている気がずっとしていた。
実際苦しい事もいっぱいあった。
一寸先は闇みたいな気持ちで。。
だが、どうだろう。
20年経った私の目の前には
思いもしなかった、軽やかな境地が拡がっている。
一人では絶対に手放さなかっただろう
硬い覆いを、
何度もあらゆる形で吹き荒れた風が
見事に全て吹き飛ばしてしまったような。
あっけらかんとした明るい丘の上に立っているような気持ち。。
小さかった子供達がしっかり育ってくれた事が一番大きいのだろう。
そして、どうしようもなかった夫婦の関係も、向き合わない事で、それなりの落ち着く所に落ち着き、
65才で私の後を追ってきて、手を焼いた因縁の母も
やっといい具合に年をとり、
。。
要は、難破船を、切ったり貼ったりしてるうちに、
皆がなかなか逞しい、航海術を身に付けたとでも言えるのか。。
どうしても必要だった、
必然の年月だったのだろうと今は思える。
そんな20年目を迎えている事に、
なんだか周りの全てに感謝したい気持ちだ。
動かせないと勝手に思いこんでる不自由を、
疑い、吹き飛ばす強さを培ってくれた
私の20年を
今日はしっかり、胸に刻んで
また、新たな明日からの日々を歩いて行こうと、
今日は真面目に思っている。(*^_^*)
（≧∇≦）
