認知症考

高齢の母の姉や兄が認知症気味になって、いろいろ心配していたが、
最近になって、バタバタと

自分たちだけでの暮らしが立ち行かなくなり、
施設やそれに準ずる所へ入所したとのこと。

そんなこんなもあって、
頭の中は、認知症のことでいっぱいな今日の私。。

聞けば、友達の一人は
高齢のワンコの徘徊につきあい、大変なよう。。

動物も、老齢では、やっぱり頭と身体の不具合はあるもんねえ。




友達とシミジミ話す。
頭がダメになって、身体が元気なのと、
身体がダメになって、頭がハッキリしてるのと、

どっちがいいやろねえ。。。



どっちもどっちやわ。。
どちらにしても、高齢や、障害や、病気に苦難はつきものです。

それを一般論で仕方ないこととわかっていても、
身内の現実を、最初なかなか受け入れられない気持ちが湧いてくることとは、
仕方ないよね。


そう。
優しかった、親切にしてもらった、
いろんな思い出を思い出すと、

なかなか、つらいものがある。
遠くて、すぐに会いにいけないから余計にね。

環境に早く慣れて、落ち着いて大切にされてるとこを見れれば安心なのかな。
よくわからない。

特に一番症状がひどく、子供のいない叔父は、面倒を見てた奥さんである叔母が入院することになり、
緊急措置で、一人で病院に入れられた。

どうしているか、思うだけで心配だ。。


介護施設で四か月バイトして、
その現実をなかなか受け入れられなくて、全否定して辞めてしまった私だから、

余計かも。



人が尊厳を持って命を全うするということはどういうことか。。。
何もかもわからなくなってしまった認知症になってしまった人は死後の世界ではどうなってるの？？とか。。。


・・・。

そんなことまで考えてしまって。。
・・
そしたら、ネットでもそんな疑問が、教えてｇｏｏなんかに投稿されていた。。
（同じこと考える人いるんやなあ。。よかった。。）


認知症になっていても、記憶は残っていて
亡くなって、肉体を離れた後は、普通に戻るらしい。。



ちょっと、ほっとした。。
・・何、考えてるんじゃ、私！！



できることは中々ないけど、
心の中で、いっぱいいっぱい心配してる。

本当に、何にもできないんだけどね。





以上、認知症を考える事にはまってた、今日の私でありました！！

芥川賞 「火花」

ピース又吉の「火花」を読んだ。

まだ読んでない時に、テレビで
瀬戸内寂聴が、読んで、これは賞をとるなと思った・・と言われてるのを見た。

その時、横にいた林真理子は、
でも、なんだか、くどく続きすぎる気がしませんか？なんて言ってた事を思い出す。

芥川賞の審査員・・だっけ。。
その書評も春秋に載ってたけど、

結構、関西ぽくない、マジなきどった感じの人達は、点数が辛かった。



私は、関西で育って、
漫才文化が嫌いではなく、

むしろ、大好き。
昔懐かし、子守唄のようなもの。（特に昔の人達・・お浜・小浜師匠とか、横山ホットブラザーズ～。おまえはアホか～♪とか。。）

大阪人の漫才に対する、辛辣だけど、とても愛着を持っている文化を
身近に感じてきたし、

自分の友達も、みんな関西人はこんな感じの所、
つまり、率直で、物事をグングン掘り下げる、くどさがあるから、

「火花」の漫才や、面白いことに対するすさまじい執着、くどさに
全然、違和感がない。


むしろ、
「ああ、コレ、コレ！」と懐かしい感じ。

芸人さんって、どんなにすごくても、
最後は悲しいって感じで、哀愁がある。

そういう人達をいつも身近に感じているのが
大阪文化です。




ピース又吉さんは、太宰治が好きとのことだけど、
私は、高校時代、「人間失格」を読んで、

なんでそうなるの！！
・・と、コチラの方に違和感を感じた覚えがある。

東北人には、関西人に理解しがたい
ぶっとんでる人がいる。

面白い・・というより、
ハア？？？って感じの。。。

太宰治は絶対こっち！！
言うに言えん引力があって、「斜陽」とかも読んでしまったけど。。。



「火花」。
面白いこと大好きな主人公が
意外とバランスのとれた人格に書けていて、

又吉って「切実で真面目でいい人なんやなあ」と感じた次第。



確かに、芥川賞にとってもふさわしいとまでは思えなかったけど、
最近、芥川賞なんて読んだことなかったわけやし、

私にとっては、十分感情移入できた、素晴らしい作品だったと思います。


もう一作は、またゆっくり。。

文藝春秋 芥川賞

そして、ダラダラに飽きた私は、
買い物に出かけ、



無印良品で
キーマカレーを買ってきた。

。。まだ食べてないけど。
今度、食べることにしよう。。




そして、本屋のコーナーを通りかかったら、



コレが目に飛び込んできた。


売れに売れている、ピース又吉の
「火花」と芥川賞のもう一作が

全文載っている文藝春秋。

火花が200万部超えな上に、
この文藝春秋も100万部以上売れたはず。

もう、近年稀に見る
メチャ売れです！！



なんか、私も目に入ったものだから、
フラフラ買ってしまった。

凄いね！ピース又吉さん！芥川賞だなんて。




先日、NHKのファミリーヒストリーって番組で
又吉さんの沖縄のお爺さんの話を見た。

彼の父方は、沖縄の人みたいだけど、
文才は、母方からかも。

小さい時から、お母さんが
いろんな本を買ってくれてたそう。



今から読むのが楽しみです。

大地宅配

やっと涼しくなった。
思えば、今年は７月から暑くて、

ジワジワ最高潮に達して、
ストンと、やっと涼しくなった感じ。


その戦いのなごりが
体全体にのしかかってるみたいで、

ダル重～！！





野菜は、近所も安い所があるけれど、
ネットで、大地宅配のお試し野菜セット見つけて、

ポイントアップもあって、
ポチッてみた。


とりどりの新鮮野菜が、冷蔵庫の野菜庫いっぱいあると、
安心～。


食べて、よく寝て、ダラダラして！
殺人的な日本の夏の疲れは
ゆっくり ゆっくり とりましょうね！

浮世絵の華

友達と、博物館に浮世絵を見に行く。



「ご覧あれ 浮世絵の華 ー歌麿 北斎 広重 平木コレクションの名品」



まあ、いろいろ見ましたが、
結局、一番印象に残ったのは、

写楽の２点と、
北斎の 赤富士こと、凱風快晴。


そんなもんですわ。






それから友達と、
広瀬川沿いの 珈琲まめ坊で
長話。

と、言っても、いつも似たような事を
ワイワイしゃべる。

大阪のおばちゃん二人連れ。


楽しかったです！