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So What!?

だから、なんなのさ!?

トンデモ教授リターンズ2

2011-04-14 | ニュース
少しはまともなのもあることはあるのだが、やっぱりトンデモが飛び出す。
最後の毎日.jpのニュースに対する意見にはぶっとびます。


>崩壊。安全を言いつのって来た大人社会への若者の信頼も、安全神話と
>同様に崩壊している。これから結婚し出産し子育てをし、という世代は、
>このような社会を前に立ち尽くし、白けきって、社会の将来像というも
>のへ何の自己投機も同一化も覚えなくなるかもしれない。学生たちと話
>していてそう思った。

そう思うなら教育者として考えて行動するところだろう。


>暗黙の問い。小学校から大学まで、教育に携わる者は、次世代の子ども
>たち青年たちから暗黙の問いを投げかけられるだろう。こんな原発の嘘に
>先生たちは見て見ぬふりをしていたのですか、と。ちょうど、アジア太平
>洋戦争に敗戦して教科書が墨で塗りつぶされ、教師達が突然民主主義者に
>なった時のように。

検証もせずに「嘘」と決め付ける教育者も問題だ。
自己の主張のみが正しくそれ以外は「嘘と欺瞞」と決め付けてるのは
一体どう考えるのか?


>連帯。或る避難所に小学校に入学した1年生が6人いるのを知った。うち
>の娘もピカピカの1年生である。9歳6歳1歳の子ども含めて、みんなで
>画用紙に絵を描いて、家族写真とお見舞いの手紙を裏に張って送ることにした。
>家族としてできることはそれくらいだ。でも子どもたちはそれを覚えて育つだろう。

連帯?まぁそれはやってもいいんじゃない?


>差別。「福島県南相馬市から船橋市へ避難した小学生の兄弟の事例では、
>公園で遊んでいると地元の子供から露骨に避けられたという。兄弟は深く傷つき、
>両親らは別の場所へ再び避難した」(毎日新聞)教育委員会は異例の通達を
>発したという。安全だと強調し過ぎると懐疑的になり、こういうことが起きる。

これの元記事はこれ
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110414k0000m040137000c.html

「安全だと強調し過ぎると」?えっ?
あなたのように「嘘」と決めつけ不安を煽るからこうなるんじゃないの?
この記事の最後に書かれている放医研の柿沼博士の言葉をきちんと読んで欲しい。
「放射線について正確な知識に基づき、『正しく怖がる』ことが大切です。
もっと勉強してほしいし、私たちも理解を深めてもらえるよう努力しなければならない」

教育者なら勉強しろよ!

トンデモ教授リターンズ

2011-04-13 | ニュース
それなりの立場の人がろくでもないことを言うのをやめたのかと
思ったら、フォロワー数が多いのに気を良くして続けるらしい。
困ったものだ。

>「レベル7」もう遅い。このツイッターを「さようなら」にした後も
>フォロワーが増えている。それだけ皆さんが不安を抱えているからな
>のだろう。数字や技術的なことはもう言いたくない。これからの問題
>の中心は、政府や専門家の言う事と、安全の為の個人の判断の相関に
>なる。次世代への責任ということ。

「もう遅い」ってどうゆうことなんでしょうかね?
不安を撒き散らしたいのですかね。

「数字や技術的なことはもう言いたくない。」って原発事故を解決に導
いたり、周辺被曝地域の今後の対策をするのに必要なことです。
残念ながら感情論だけでは安全は作れない。
もちろん技術だけでもなくさまざまな視点から安全を構築しなくては
いけないけど。


>@xxxxxx 。「批判材料なら山ほどあるけど、そこから対策や次を考
>えていけるのが、真の専門家だと私は思います。」Yes! 全てにお答
>えできないかもしれないですが、できるだけ皆さんと気持ちをつない
>でいたいと思います。私もとても耐えられませんので。ありがとう。

この@xxxxxxさんは、あなたのことを言っているのではないと思いますが。
まさか、自分を専門家だと思っているのでしょうか?
データや事象の検証がきちんとできない人に答えを求めてはいけません。



>良い質問、良い提案。たくさんの質問が舞い込んできます。ツイッ
>ターの世界の広がりを頼もしく思います。同時に、大変忙しくなって、
>それに閉口したのでやめたいと思いました。でも、事態は大変なので
>大事な質問などにはお答えします。また、これだけは言いたいという
>ことは、これからも時々続けます。

本当に質問に応えるつもりなんですかねぇ?
いったいいつから原子力工学や放射線医学の専門家になったんですか?

本当に続けなくっていいですって。お願いだから。

NEWSポストセブンから

2011-04-11 | ニュース
http://www.news-postseven.com/archives/20110404_16636.html

そのまま書き出しを引用させていただく。

<以下引用>

事実が求められているときに、イデオロギーや政治信条をもとに「脅し」「煽り」「騙し」に
走る者たちは、自分の社会的責務を考えることはないのだろうか。

もちろん、報道や言論は自由であるべきだ。しかし、少なくともジャーナリズムを標榜するの
であれば、最低限の事実の確認、専門分野の理解がなければ、扇動者の誹りを免れない。

<引用終わり>

ジャーナリストではないが、それなりの立場(指導的立場など)の人もこれを読んで考える
べきではなかろうかと思う。

もちろん原子力は絶対安全なんて言う気はさらさらないし、積極的ではないがこれまで事故が起きる
前から反対の立場である。

しかし何の根拠もなく不安や恐怖を煽る輩が多すぎるので一見すると擁護的立場になってしまって
いるのが現在の自分の立場である。

政府や東電の対応やデータの公表など問題点は確かに数多くある。
しかし、だからと言ってごまかしているとか隠しているとかは非常に安易である。
実際そんなことをしたとしてもすぐにバレるのは明らかでそうなった時の方が問題は大きく
なるのは分かりきっていること。政府や東電は単に対応能力の欠如と言える。

そして不安や恐怖を煽る輩のセリフにあるのが日本のマスコミはダメで海外メディアが
信用できるというこれもまた極端な言い草。
海外メディアの中には単に伝聞のみで記事をまとめているところも多い。

メディアを信用するかどうかという点では国内でも海外でも同じなのだ。
どちらも自ら検証するなり咀嚼しなくてはいけないのだ。

トンデモ教授引退宣言?

2011-04-11 | ニュース
ってtwitterはやめるらしきことが書いてあった。


>BBCはここまで報道。東京、高円寺の反原発デモ。15000人も集結とか。
>子連れで初めてこういうデモに参加するお母さんたち。ここまできち
>んと報道しない国内メディアはもう不要だ。
>http://www.bbc.co.uk/news/world-asia-pacific-12874198

>訂正。さっきのBBCデモ紹介は、今日の高円寺のではなく3月27日の
>でした。教えて下さった方々、ありがとう。まあしかし、BBCがここま
>で丁寧に報道するのには感心しました。日本の国民も、政府のいいな
>りではないということが世界に伝わって心強いです。それが政府を越
>えた本当の国際連帯。

日本のメディアも数多く報道していますけど・・・
どこが「きちん」とかはわかりませんけどね。

>チェルノブイリの子ども達。毎年私の家族でチェルノブイリの子ども
>たちへクリスマスカードを50通ほど送っている。昨年は一人の少女
>から返事が来た。今年は二枚の絵が届いた。物の支援ではなく心の支
>えあい。一番大事なのはこれだ。忘れられていないのだという安心感。
>福島の子ども達へ手紙や絵を。

はじめて「福祉」系らしいコメントです。
しかし、さんざん不安を煽って「手紙や絵」ですかぁ~
いやぁ、それは悪くはないしひとつの方法だと思いますけど・・・
なんだかなぁ~という感じです。


>さようなら。このツィッターなるものを始めて3週間。内部被曝、プ
>ルサーマル、チェルノブイリとの比較など、注意喚起に努めて来まし
>た。いずれも日本政府がごまかしているものです。おおむねお伝えす
>ることは出来たと思っています。あとはそれぞれについて皆さんが情
>報を確かめて下さい。ではこれで。

情報開示や対応に問題はないとは言わないが、ごまかしとまでは
思えませんけどね。
「情報を確かめて下さい」はそのままあなたへ贈ります。

これで不安を煽る行為はやめてくれるのかな?

今日のトンデモ教授(4月11日)

2011-04-11 | ニュース
>100ミリSv/h以下は安全は嘘っぱち。この人の言っていることが分りやすい。
>専門家の間の見解の相違は、ほとんど政治的立場の違いなのだ。
>低線量被曝を認めない専門家は原発推進派。
>http://gendai.net/articles/view/syakai/12986

取り上げているのはゲンダイネットの記事。
同じ近藤氏は以下のように寄稿している。

放射線被ばくに関して:近藤誠・慶応大 年3月18日
http://smc-japan.org/?p=1173
低線量被ばくの人体への影響について:近藤誠・慶応大 4月5日
http://johukuji.nanaoarchive.com/top/?p=620

このふたつに比べるとゲンダイネットのものはいささか扇情的。
発がんリスクが低線量でも上昇することは同じなのだが、そのリスクを
どのように考えるかが学者によって異なるようである。
ガンそのものが放射線だけによってなるものではないから難しいところ
だろうと思う。
僕がよく引き合いに出す東大放射線治療チームも発がんリスクは認めて
るし政治的立場や原発推進派と決めるつけるのはおかしな話だ。



>チェルノブイリの写真。事実はそこにあるが、真実は見る人が構成するものだ。
>これらの写真から私たちは何を将来に向けて構成できるのだろうか。
>http://www.paulfuscophoto.com/#mi=2&pt=1&pi=10000&s=1&p=1&a=0&at=0

なぜ今この一連の写真を紹介するのか?
確かにこうした事実を直視しなくてはいけないとは思うが、今のタイミ
ングなのか?
ただでさえ、津波の映像を繰り返し見せられたり余震に怯える被災者が
不安になっているのだ。
僕にはこうしたことを紹介するのは恐怖心を煽っているだけにしか思えない。
「福祉」に携わるものとしての立場を考えて発言してもらいたいものだ。


今日のトンデモ教授(4月9日)

2011-04-09 | ニュース
当初に比べ一次情報があり、まとも(内容ではなく展開が)になってきてはいる。
しかしその反面、一次情報を見るとこの人のフィルターがよくわかる。


>事実を直視しよう、恐れずに。チェルノブイリ救援中部の河田先生が
>youtubeに登場して説明している。母乳汚染も既に出ている。再臨界も
>起きている。欧米のメディアでも再臨界はとっくに指摘されていた。
>http://www.youtube.com/watch?v=Xn0WAJPUv9c

河田氏の話では次の2点が疑問に思った。
母乳汚染が出ているという話だがどこかで計測したのだろうか?
バイオレメディエーションが放射能汚染に有効か?

このビデオでも河田氏は再臨界は可能性はあるかもしれないが、断定で
きないと言っているのにどうしてこの人は断定するのだろう?


>事実を直視しよう、恐れずに(2)河田先生談によれば、汚染された
>乳牛は救出して別の場所で数ヶ月すれば安全になる。南相馬市では乳
>牛が餓死し始めている。一刻も早く500m平方単位で放射線測定しなけ
>れば。
>http://www.youtube.com/watch?v=Phs07YiRpeQ

先程の続きのビデオ。
全体的に河田氏はこれまでわかったことから冷静に分析して意見を
述べている。

この人キャッチコピーとはずれてはいるが・・・。



>福島原発3号機を設計した人ー上原佐賀大学元学長。このインタビュー
>を全部聞くと、今の東電や政府への怒りが確信になって来る。同時に、
>まだ策はあるという希望も見える。
>http://www.youtube.com/watch?v=B1aAYwCnRt8&feature=related

設計者としての話は充分わかるが、事故現場でそのような対応が可能か
どうかという点についても考えなくてはいけないと思う。
もしかしたら上原氏の方法が最善なのかもしれない。
政府・東電のとっている方法が最善かどうかはわからないが、それなり
の判断をして行っているのだろうと思う。


>上原さんの冷却案。会見の模様が文字に起こされていました。教えて
>下さった方、多謝。訥々、飄々、且つ舌鋒するどい好々爺。「今の政
>府、恥ずかしい。」「水掛けて海に流してれば10年かかる。地球が潰
>れる。」
>http://www47.atwiki.jp/genpatu-uehara/

前述の上原氏の会見を文字おこししたもの。



>驚愕!安全神話の真相。「設計上は格納容器から水素が漏れないよう
>になっている。国の安全審査でも、漏れてしまったらどうするかとい
>う設計上の手当てはされていない」
>http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110408-OYT1T01005.htm

>強制移住の4倍。「1平方メートルあたりセシウム137が約219
>万~59万ベクレルの高い濃度で確認された。1986年のチェルノブ
>イリ原発事故の際は、セシウム137が55万5千ベクレルを超えた
>地域は「強制移住」の対象となった。飯舘村の最高の数値は4倍にあ
>たる。」asahi.com
http://www.asahi.com/special/10005/TKY201104070577.html

こちらのふたつはasahi.comからの引用。
元になった京都大学の今中助教のレポートはこれ↓
www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/seminar/No110/iitatereport11-4-4.pdf



>官邸の流言飛語。「地震等に関連するインターネット上の流言飛語に
>対して、「自主的な削除」等の従来の対応を超えた格別の措置をとる
>ことを求めるものではない」と郷原さんが総務省に確認。官製という
>より官邸版流言飛語。
>http://www.twitlonger.com/show/9nuruk

流言飛語でなく、誤解を招くような表現、あるいは誤って受け取られて
いるようだったので再度確認してあらためて通信事業者等にお願いを
している文書です。



>官邸暴走。海へ予告なき放射能汚染水廃棄(世界中から非難)。
>流言飛語を取り締まるという官邸からの流言飛語(総務省動かず)。
>高度汚染地域に棄民(飯舘村はチェルノブイリの強制退去の基準の4倍)。
>世界は自制心と威厳を備えた国民を賞賛したが、人権侵害・国際法違
>反の管政権を弾劾し始めた。

>当事者は世界の市民。皮肉なことにこれだけの放射能汚染事故によっ
>て一挙に世界中の人類・生命が同時代的当事者になった。恐竜の時代
>に落ちて来た惑星のようなものだ。だが一方これだけの災禍をもたら
>すものを兵器として保有する「国家のゆがんだ理性」もより鮮明にあ
>ぶりだされる。反核でなく滅核へ。

この辺はこの人の主張だからどのように述べても構わない。
でも「反核でなく減核へ」ってどうゆう意味なんだ?

一次情報をあげることによって見ている人も自身で検討できるように
なりこの人の言葉だけに惑わされることはなくなってきているだろう。

やたらと根拠のない数字や都合のよい部分だけを取り上げて不安を煽る
ような部分が減ってきたのは良いことだ。


いつもながら願うべきは本来のこの人の分野である「福祉」でなんらかの
形で社会に貢献していただきたいと思う。

今日のトンデモ教授(4月8日)

2011-04-08 | ニュース
>流言飛語。総務省は昨日通達を出し災害に関するネット上での流言飛
>語を自主的に削除するよう求めた。官製流言飛語は誰が取り締まるの
>か。情報アクセス権は生存権。
>http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban08_01000023.html

「官製流言飛語」はあなたが作り出したもの。
あなたのようないい加減なデータを元にさらに勝手に解釈して不安を
煽る輩がいるから取り締まるのだ。


>希望者は避難。飯舘村では、妊婦及び3歳未満乳幼児と保護者一人を
>「希望があれば」安全な場所のホテルに、と。なぜ、全員にしないの
>か。希望をたずねるならば、選択ができるようにあらゆる危険度や情
>報を開示する必要がある。今まで「安全だ」とそれを怠っておいて、
>希望しろもないものだ。

避難を決めたのは福島県と飯舘村。国が決めたのではない。
すでにIAEAでも4月1日現在で避難勧告のレベルを下回っていると発表している。
それでも住民の不安があるから福島県と飯舘村で希望者の避難を決めたのだ。
政府や東電を非難することだけに終始しているからこうしたニュースも
ちゃんと読めなくなってしまっている。


>自主避難で戻る。南相馬市、屋内退避から自主避難とした時、政府は
>「避難」とレベルを上げたつもりだが、住民は「自主」的に判断して
>良いと理解しかなり自宅に戻った。情報発信の側と受け取りの側の間
>のコミュニケーションギャップが生まれた。(広瀬氏/東京女子大学
>元教授)これこそ官製流言飛語だ。

確かに広瀬氏のいうようなコミュニケーションギャップはある。
しかし、あなたの言うようなことではない。勝手な造語を吹聴するな。


>風評被害。食品に風評被害が出るのはなぜか。まず、日本には国内の
>食品に放射能規制値はなかった。輸入品にのみ課していた。国内は安
>全が前提、だがそれが崩れた。で、「暫定規制値」を急遽決めた。暫
>定って何?と誰しも思う。何も信じられなくなる。風評とは政府の無
>策の裏返し、政府への不信なのだ。

もちろん政府の説明が上手くないのも原因のひとつではある。
確かに規制値はなかったが「食品安全基本法」に基づき「緊急時における
食品の放射能測定マニュアル」(平成14年3月)や「原子力災害対策特別
措置法」やコーデックスなどを参考に決めたものが「暫定規制値」だ。
風評はあなたのような人たちが危ないの連呼が呼んでいるのだ。


>政治のメルトダウン(溶融)。実質的にこの数週間で核燃料の溶融と
>同様に政権は溶融した。強がりのパフォーマンスで取り繕っているが、
>後戻りはできまい。それが風評被害の根源なのだ。旧帝国陸軍の軍標
>(貨幣)が戦線後退と共に紙くずになったのと同じだ。風評の根源で
>ある政権が風評を取り締まる?

だから風評の根源はあなたたちだって。
なんで早々に逃げたヤツが戻って来てるのだ?
逃げるときに周辺に「もうダメだ」と散々連呼していなかったか?

>国会は何をしている。アメリカの議会では米原子力委員会の責任者を
>呼んで証言させ質問攻めにしている。これが議会というものが持つ民
>主主義の機能だろう。日本の国会で、原子力委員会や東電の責任者を
>証人喚問で毎日呼んで、真実を国民の前に明らかにすれば、風評被害
>などは消えてなくなるはずだ。

「事故は国会で起きているんじゃない!現場で起きているんだ!」

と、「踊る大捜査線」のように言ってみた。

何が優先かと言えば、原発を一刻も早く安定させ、放射線をこれ以上
飛散させないようにすることだ。
証人喚問なんかその後でいい。


>私は、数日以内に、放射能漏れの大惨事が始まりますよ、と言った。
>チェルノブイリよりもひどくなると言っておいた。
と3月15日にあるクローズドのSNSに書いて、東京脱出してるのだ。
これは不安を煽る行為じゃないか?
それがなぜか今東京にいる。なんなんだ、このトンデモ教授は!?

>私はもともと国際協力の世界で育ちました。たまたま分野が、医療や
>福祉や環境だっただけです。
だそうですよ。このトンデモさんは。

【「内部被曝」について】のトリック

2011-04-07 | ニュース
3月29日に書いたものに乳がんについてのコメントをいただきました。
それの根拠はタイトルのページの内容なのですが、元々信頼性があまり
ないと思っていた旨のコメントをつけさせていただきました。

【「内部被曝」について】

このページに出てくる乳がんによる死亡率のグラフがこれ。


しかし、全国統計では指摘されているような変化が現れないので色々と
調べてみました。
それを検証するため厚生労働省のデータを基にグラフを作成しました。
ちょっと見にくいのですが、1995年から2009年までの都道府県別、年別、
乳がん75歳未満年齢調整死亡率(人口10万対)です。
彼が使っている6県は太線で、それ以外は細線なので変化がわかりやすいと思います。



「年齢調整死亡率」について
都道府県別に、死亡数を人口で除した通常の死亡率(以下「粗死亡率」
という。)を比較すると、各都道府県の年齢構成に差があるため、高齢
者の多い都道府県では高くなり、若年者の多い都道府県では低くなる傾
向がある。このような年齢構成の異なる地域間で死亡状況の比較ができ
るように年齢構成を調整した死亡率が年齢調整死亡率(人口10万対)
である。この年齢調整死亡率を用いることによって、年齢構成の異なる
集団について、年齢構成の相違を気にすることなく、より正確に地域比
較や年次比較をすることができる。

この図を見てもわかるようにこのページで言うような'96-'98のピークは見られません。
粗死亡率と年齢調整死亡率の差はあるにしても6県だけを取り上げてグラフに
するのは自己の主張を正当化するために意図的に作成されていると言えるでしょう。

統計やグラフは正しく使わないといくらでもウソをつけるのです。

今日のトンデモ教授(4月7日)2

2011-04-07 | ニュース
お願いだから「福祉」の分野に戻ってよ。
別に反原発でもいいからさ。あなたに求められているのは本業での活躍よ。

>窒素充填。炉心に窒素の充填を始めている。水素爆発の恐れがあるか
>らだが、それが起きればまさにチェルノブイリと同じ。燃料ははるか
>に多いので飛散したら被害は大きい。1機でそれが起きれば修理活動
>できなくなるので、隣のでも起きるだろう。そしてどれかで水蒸気爆
>発。現場では分かっているはず。

最悪の事態を避けるために現場は最善の努力を行っています。
この人はどうしても炉心を壊したいのか!?

>150km圏の退避。ヨーロッパでは低線量汚染地域でもガンが長期に渡っ
>て多発しているのが分かって来た。その経験からすると、今の福島で
>の住民退避は150km圏だと彼らは言っている。公表していないデータが
>分かれば更に。
>http://www.llrc.org/indexpage.htm

LLRCってのがどうも信頼性に欠けるんですよねぇ~。
自分に都合の良いのしか参考にしないトンデモ独特の論理。

>基準の嘘。「今の基準は短期間に大量の放射線が出た場合のもので、
>長期間にわたって放出され滞留が続いている現在の状況は想定してい
>ない。」(枝野記者会見)今さら何を言う。飲んでも食べても影響は
>ない、「ただちに」健康への影響はない、そういう「数値だ」とあれ
>だけ連呼していたではないか。

暫定基準が基準に変わってる。長期間に渡る状況は想定していないが、
暫定基準そのものは間違っていない。「ただちに」と長期間は違うと
思うのですが、このトンデモさんは短期も長期も同じ尺度らしい。
出荷停止などは適切に行われている。
すでに出ている風評被害を助長させたいとしか思えない。


>基準の嘘。退避や避難の基準値は、短期間に放出される大気中の放射
>線による被曝で決められている。避難誘導をするSPEEDIに入力される
>のは、一カ所の原発から大気に24時間で放出された放射線量である。
>地表に降下した放射線物質による「長期にわたる足下からの」被曝の
>基準はどうするのか。

退避や避難はその時の値に決まっているじゃない。それを解除するか
どうかも継続して大気・土壌などを計測して決めるのは当たり前。
そんなところを言ってどうする?


>積算量20mSv/年。政府は上限を1mSvから20mSv/年にして避難基準も見
>直すらしい。3/15~4/7の期間で、飯舘村6.5mSv、福島市3.2mSvという
>計算あり。http://plixi.com/p/90181059 政府発表でも飯舘村6.8だ。
>基準はどうなるのか。

避難基準の見直しは地元の要望もあるのですよ。いいかどうかは別にして。
おお、今度は福島県災害対策本部のデータを持ってきた。
あなたの軽蔑する東大の教授(って実際は院生やスタッフ)がグラフ化
したものなんですけど、これ。
日本のやつは信用していないのじゃなかったっけ?


>避難基準。短期間で50mSvが今の基準。他の国では5日間とか明示した
>のもある。上限基準でいくと50mSvになったから逃げなさいということ
>でその間の被曝は避けられない。これが今の「屋内退避」の悲劇。累
>積被曝量の上昇加速度で「あと何日で危ないから逃げなさい」という
>のが適切かも。

これはまともだ。たまにはまともなことを言うのね。

>政府、外国メディア非難。外国報道が過剰であると。逆だろう。情報
>管制をして日本国民に真実を伝えていない(プルサーマルなど)から、
>外国メディアに国民が信頼を置くのだ。原発そのものがグローバルな
>代物だから、日本政府もdomesticな論理だけで言い訳ができない。
>「当事者」は世界なのだ。

逆って、日本の報道が過剰?
別にプルサーマルだって最初っからわかっていること。
外国メディア(それも外国メディアの一部)だけに信頼を置いているの
はあなたのようなトンデモさん達。
まともな人は色々な情報を見て判断する。

今日のトンデモ教授(4月7日)

2011-04-07 | ニュース
うむぅ、この人に対して自分も相当冷静さを失ってるな、
と思いつつ相変わらずこんなことしちゃってます。


>世界の基準。野菜のヨウ素131:ECは500ベクレル、アメリカは170、日
>本は2000。ウクライナでは、セシウム137:野菜70ベクレル、飲料水2
>ベクレル、肉や魚200ベクレル。『ポレーシェ』N0.122,p2。(NPO法人
>チェルノブイリ救援・中部ニュースレター)

今回の暫定基準というのは国際放射線防護委員会(ICRP)の勧告など
を基に原子力安全委員会が作成した原子力防災指針の「飲食物の摂取制限
に関する指標」を基に設定されてるもの。
引用文献のデータは何を基にEC、アメリカを出してきているのかわから
ないが、平常時と緊急時の値を比較するのはそもそも間違っている。
また、この組織が公表している文書には一見詳細な検討を行なっている
かのような数値が出ているが、その根拠となる数値そのものが怪しい。
年間線量限度から1時間当たりの平均を算出し、その平均値を基準にして
話をしているのだ。確かに平均値は指標にはなるが、人体への影響が
問題になるのは蓄積された値なのだ。


>チェルノブイリからの支援。「放射能測定器を被災地の人々に贈ろう
>と決めた。私達が支援していたウクライナの人々が「そのために募金
>を開始する」と伝えてきた。日本ではなかなか入手できないので、ウ
>クライナから届けてもらうよう依頼した。なんということか。立場は
>逆転してしまった。」(山盛)同上

東電に届けてください。本当にガイガーカウンターが必要なのは現場の
作業員の方々です。


>ヨーロッパ対アメリカ。チェルノブイリ事故の深刻な影響を受けた
>ヨーロッパは、内部被曝を重視しないICRPリスクモデル(アメリカや
>日本)は破棄されるべきで、ECRRリクスモデルを採用すべきだと明快
>に主張している。
>http://www.llrc.org/indexpage.htm

>ヨーロッパ対アメリカ(2)チェルノブイリ事故後の10年間でスウ
>ェーデンでは0.1MBq/m2で11%のガンが増えた。日本の0.9MBq/m2の汚染
>地域ではその率のままとして90%増えることになる、と主張している。
>http://www.llrc.org/indexpage.htm

LLRCという民間組織を色々調べてもどうもどの程度の信頼性があるのか
わからない。
ICRPがすべて正しいとは言わないが、国際組織でありアメリカや日本だけ
のものではない。


>アメリカの内部被曝過小評価。ヒロシマの放射線被害調査の時から劣
>化ウラン弾による影響まで、その立場は一貫している。日本は原爆を
>落とされた上にその健康被害調査のモデルまでアメリカに追随して国
>民の被害を過小評価してきた。今再び追随し国民への被害を過小評価
>しているのが、恥を知らぬ専門家。

恥を知らないのは「福祉」を専門としながら原発だけでなく地震による
被害を受けて心身ともに被災している人たちに「福祉」について語らず
専門外のことをいかにも知ったかぶりで語るあなたのことです。


>愛郷心。失われた土壌や家畜や自然の生き物たち、そして失われてゆく
>人々の健康。それらを愛おしむ愛郷心に立つならば、アメリカ製の原発が
>起こした事故を、人体への影響を過小評価するアメリカの基準で評価する
>必要はない。ヒロシマ・ナガサキに続きフクシマまで国民の生存権を侮辱
>される義務はない。

「愛郷心」?一番に逃げ出したあなたに言われたくはないなぁ。


>人類未踏の汚染。「一ヶ月とか半年とかの放射能放出を想定して基準はで
>きていない。」松原純子(元原子力委員会委員長代理)=つまり一ヶ月や
>半年とか修復に時間がかかることを想定していないのだ。スリーマイル島
>は一週間程度、チェルノブイリでも10日間で抑えたのだ。屋内退避も数日
>間なら合理的。

原発にだけ目が行っているからそうゆう比較をする。原発の事故は、地震と
津波という天災で(事故を正当化する意味ではない)、原発だけでなく周辺
も被害を負っている。この人は地震・津波は眼中に無い。


>今頃妊婦の脱出。飯舘村の妊婦と3歳以下の乳幼児を退避させようとして
>いる。だが即日退避のレベルだったから絶望的に遅い。これらの人々は特
>定できるから、将来きちんと政府は健康管理に手を貸すべきだ。母親は将
>来何か子どもに発症しても自分を責めずに、歴史的な証人として反原発に
>連帯して欲しい。

>放射能被災の記録を。私の父は、列車が止まったのでヒロシマの街を翌日
>の朝に部隊で横断した。証人や記録がないから被爆者手帳をもらうのに苦
>労した。結局、久留米の連隊の軍籍記録が残っていて、それが証拠となっ
>て被爆者手帳を交付された。今被災中の方々は日記や写真で記録を残し賠
>償に備えるべき。

ああ、そうですか。でもあなたのような人たちとは連帯なんかしないように
私だったら勧めるな。