BLOGも行っとこ!(^-^)v

思いつきで始めたBLOG。もちろん内容も思いつき(笑)「内容が無いよう」とはよく言ったもんだ(爆)
byどらやき

救命講習

2008-06-08 23:39:03 | 日記
今日は京都市消防局が実施している上級救命講習を受講してきました
9:15~17:00まで京都市防災センターにて。

主なところは心臓マッサージや人工呼吸といった心肺蘇生法とAED(自動体外式除細動器)の使用方法。
このあたりは普通講習(半日)で習うそうだが、上級はこれに加えて小児、乳児への救命処置、骨折などの外傷の手当て、止血法、熱傷(やけど)、溺水(水の事故)、熱中症に対する応急手当など丸一日かけて応急処置の方法などをみっちり学びます。

もちろんこれ1回受講しただけで救急隊員と同じような救命活動ができるというわけではないが、やり方、使い方、目的、手順など「知っている」ことが今後何かの役に立つ場面に遭遇するかもしれない。
役に立つ場面がないに越したことはないが、自分の家族や友人、仲間・・周りにいる人がもし事故や病気などで心肺停止状態になった時にアタフタしながらでも救命措置ができれば助けられる命があるかもしれない。
そんなことで今日1日は勉強の日と銘打って真面目に勉強してきました

心臓マッサージや人工呼吸などはなんとなくこんな感じでやるんだろうなというイメージはあったが、胸骨圧迫(胸をぐっぐっと押すやつ)の強さ、速さ、タイミングであったり人工呼吸での息の吹き込む強さ、吹き込む量など、やはりしっかり習ってみると勝手に持ってたイメージと最も効果があるとされる方法では違いがあった。

またAEDは止まった心臓を動かす機械ではなく、心室細動という心臓がけいれんしている状態の時に電気ショックを与えて一旦「心臓を止める」機械だということ、そして一旦心臓を止めてから改めて正常な動きに戻す、つまりゲームのリセットボタンを押すようなイメージか

たくさんのことを一気に教えてもらうので、講習は駆け足だが中身は非常に濃い。
説明を聞いて、実際に心臓マッサージや人工呼吸、AEDなどの実技をさせてもらい、子供や赤ちゃんの心臓マッサージ、人工呼吸などの実技もできる。
もし自分の子供が倒れるようなことがあった時、オロオロと何もできないんじゃオヤジとして情けないしね

最後は実技と筆記のテストを受け、合格すれば修了証を頂けます。
ちなみに合格率は・・・100%(笑)
でも久しぶりのテストでちょっと緊張しました



テキストは40ページほどの薄い本だが、中身はとても充実しており、読むだけでもためになります
白とグリンのカードが修了証。
裏には各自の名前が印刷されてます

講習のあった京都市防災センターは地震体験や消火体験、避難体験、強風体験などができ、本物のヘリコプターもあり操縦体験もできます。
消火活動をゲームにしたものもあり、子供連れの家族もたくさん訪れてました。
ウチも子供ら連れて一回来ようかな

丸一日費やしましたが、今日はそれ以上に価値のあることを教えて頂きました
この知識がもしもの時に大切な家族や友人を救えるかもしれないと思うと、しっかり復習して自分のものにしておかないとと思います
そしてもし時間があればこの講習を受けることをおススメします(なんせタダだし)。
1人より2人、2人より3人・・と1人でも多くの人が知ってることで助かる命は増えるでしょうから。
職業に貴賎はないとは言いますが、今日は救急救命士をはじめとした人の命を救う仕事を心から素晴らしいと思った1日でした



あ、ちなみに人工呼吸は美人しかやりませんよ(爆)
だって場合により省略可能なんだもん(爆爆)

(どんな場合に省略可能かは講習を受けて確認してね~