始まりの季節

もうすぐ新年度だ。
新年度になると
ゆうちゃんは４年生。
はるちゃんは１年生。
たっちゃんは・・・あと１年自宅待機（笑）

ゆうちゃんとはるちゃんは現在スイミングに通ってます。
２人とも年中さんの時から始めており、ゆうちゃんはクロール、背泳ぎ、平泳ぎを終え、バタフライの練習に差し掛かってます。
はるちゃんはやっとクロールの練習に入ったトコ。

さて、ゆうちゃんは４年生になるのでそろそろ別のスポーツにも進出して体を鍛えて欲しいところ。
別に４年生だから何かしなきゃならないということはないんだけど、ボクが３年生の３月１日、つまり２０数年前の今日からサッカーを始め、ドクターストップがかかってやめるまでサッカー一筋でした
正確に言うとドクターストップがかかったのは高校１年の時。
でも聞き流して結局高校卒業まで続けましたが（笑）

そんなことでゆうちゃんもそろそろ・・という気持ちがある
で、ゆうちゃんに聞いてみた。

ど　「４年生になったら何かしたいことないの？」
ゆ　「う～ん・・」
ど　「サッカーとか野球とか」
ゆ　「う～ん・・」

まったく煮え切らない（笑）
特にやりたいこともなく、遊びたい盛りかな。
仕方がないので自宅から通える範囲で習い事をいろいろ調べてみた。
サッカー、野球、テニス、卓球、体操、空手、テコンドー・・いろいろある。
一覧表にして再度ゆうちゃんに見せる

ど　「家から行けるトコでこんなのがあるけど、どう？」
ゆ　「う～ん・・」

あいかわらず煮え切らない（笑）
長～い考慮の末（笑）出てきたのは「卓球かなあ」
ど　「卓球？なんで？」
ゆ　「なんとなく」

ちょうど世界卓球をやってたのでテレビを見せてみる。
ど　「卓球ってこんなんやで？」
ゆ　「う～ん・・」

またしばらく考えた後、「じゃあ体操かなあ」
ど　「体操？なんで？」
ゆ　「やってみたいかな～なんて」

なぜそれを選択したのか理由がわからないからよくよく聞いてみると、どうやらサッカーや野球は難しそうで、上手にできないと思い、卓球や体操ならなんとかできるかなと消去法的に「簡単そう」と思ったものを言ったようだ。

最初から上手にできるわけもなく、そんな選び方はおかしい・・と思う。
ゆうちゃんにも「水泳かていきなり泳げたわけじゃないやろ？最初からできる人なんておらんわな」と言うと納得したが、じゃあ何がしたいということもない。

ちなみにはるちゃんは１年になったら野球がしたいと言っている
次の日にはサッカーになったり、また次の日には野球に戻ったりと毎日のように答えは違うけど（笑）

やりたくないならやりたくないでもいい。
とりあえず煮え切らないというか、どうしたいのかという意思を出さないのが気に食わない。
おやつを食べる時でもはるちゃんとたっちゃんは我先に取って、自分の分がないと「ボクのがない！」と怒るような状態だが、ゆうちゃんは取られて食べられてなくなってから「ボクも食べたかったのに・・」としくしく泣いてたこともあった
嫌なものは嫌、やりたくないものはやりたくないなど、自分の意思が出せないと将来いじめられるんちゃうか？と不安にさえなる

そんなことで決められないなら決めてやろうと思う。
親が決めてやらせるというのは押し付けのようで、できれば避けたいと思っていたが、とりあえずレールを敷いてやってまずは走ってみろと背中を押してやることもひとつの方法かと思うことにした
選んだ種目は空手。
体を鍛え、心を鍛え、自分の身を守る術を身につけ、自分の意思をちゃんと表現できるように自分の殻をやぶってもらいたい。
そんな思いで空手がいいんじゃないかと。

その上で将来ホントにしたいことができたらその時は迷わずそっちの道に行けばいい。

ど　「ママと相談したんやけど、やりたいことが見つかるまでまずは体を鍛えるために空手をやって、何かやりたいことが見つかったらたらそっちに移ってもいいんじゃないかと思うんやけど」
ゆ　「・・わかった。空手やる」

そんなことでゆうちゃんが自転車で行ける範囲で３つほど空手道場があるので、３月中に近くの道場をいくつか見学して一番良さそうなところに４月から入れようかと思う。
頑張れ！ゆうちゃん！