たまたま書店の新刊コーナーで平積みされていたのがこの本だった。著者の合田一道はこの事件の取材を15年にわたって執拗に積み重ね、94年に『裂けた岬―「ひかりごけ」事件の真相』というルポを書いたという。今回の文庫版は「裂けた岬」にその後の取材結果をまとめた第2部(4章)を加筆したもの。
「ひかりごけ」といえば武田泰淳の小説/戯曲、三國連太郎が主演した映画があることは知っていたが、実際にはしっかり . . . 本文を読む
TVドラマも後半らしい。映画は流行っているのかな?日販売上ランキングでは依然として10位というからなかなか強い。
木曜22時はヨメが韓ドラ、娘は「電車」を録画して翌日見ている。最初の頃は僕はヒマなのでヤフオクとか眺めて過ごしていたんだけど、最近2回分くらいは娘に付き合ってチェックしてみた。
話題としては本になる前から聞いていたので大まかな内容は知ってた。でも僕は2ちゃんねるの雰囲気というのがどう . . . 本文を読む
本屋に寄った。
木曜なのでとりあえずAutosportsを立ち読み。
たまにはいつもと違った本と思って、今話題の「靖国問題」を購入。まあたしかにモメそうな内容だが少し時間かけて読んでみよう。
レジでお金を払おうとしたら、右は一人だけで左は並んでいる。そこで右に付こうとしたらなにやら様子がおかしい。カウンターにはでっかいダンボールが置かれ、店員さんがしきりに本を詰め込んでいる。これが半端な数じゃ . . . 本文を読む
今日の帰り、なじみの本屋に寄ってみたら「5月いっぱいで閉店します」の張り紙が・・・
ここはクルマ・バイク・レース関連の本がたくさん揃っていて、いまどきの大型書店がノシてきている中でも独自のポジションでお客の入りもよかったのだが。ここでないと置いてないマニアックな雑誌やバックナンバーがたくさんあって、どこに何があるかわからないのが難点ではあったのだが、山の中からたまにお宝が出てきたときなんかには、 . . . 本文を読む
環境ホルモンって覚えてますか?
なんだか有害な化学物質が環境を汚染して、生まれてくる子供に悪影響を与えるとか、川の魚がメスばかりになったとか、カップラーメンの容器が危ないとか、一時期話題になってませんでしたっけ?頭のすみっこに残っている人も多いのでは?
最近あんまりこの言葉もメディアでは目にしない。というのも実は、この”恐怖の汚染物質”と言われていたものは、実はどうやら空騒ぎであったようなのだ . . . 本文を読む
僕の職場にはずいぶんとぶっといサクラの並木があり、この間まで一斉の満開でそれはきれいなものだった。特に大きな木では根回りは大人1.5か2人分って感じだから、たぶんかなり古く植樹されたものだろう。(調べたらその敷地が開発されたのは1938年らしい)
ちょっと気になるのが、そのサクラ達はかなりのご老体ぞろいでどの木も衰えが目立つこと。遠目には根元から数本の幹が立ち上がって立派な樹が多いのだが、幹の . . . 本文を読む
たまにはとことんムカつく本も紹介してみたい。
*なお、僕自身がこの本で難癖つけられた相手方の末端にいるので、かなり個人的なむかっ腹を含んだ文章になっています。その点をご承知ください。
高斎 正:自称SF作家で自動車・2輪レースに詳しいとも称しているらしい。
A「欠陥・自動車業界」 ISBN4-8460-0175-X
B「ここまで堕ちた自動車業界」 ISBN4-8460-0550-X ともに . . . 本文を読む
ブログを適当にながめたり、クルマ関係の本を探したりしていたら、ある人物が昨年亡くなっていたことを初めて知った。最近クルマ関係のメディアに触れることが減っているのだが、それにしてもあれだけインパクトある人物の訃報が一度も目に付かなかったと言うのは、不思議を超えて悲しくなってくる。果たしてこの訃報をちゃんと報じたクルマメディアはどれくらいあったのだろうか?
兼坂 弘氏 04年11月28日逝去
心か . . . 本文を読む
ロードスターでのお友達がコメントしてくれてうれしいです。
失笑師匠は花粉症にはやられていないとのことでなによりです。あんなもんいいことひとつもありません。
ところで自動車整備界では花粉症が少ないのか?これは面白いテーマ。と言うのがちょうど今読んでいるのが花粉症がらみの本で、その名もずばり
「花粉症を治す」三好彰 PHP新書 ISBN4-569-62733-1 bk1 amazon
というのだ . . . 本文を読む
今週読み終えた2冊をご紹介。どちらも異色のおすすめ品。
「鼻行類」 ハラルト・シュテュンプケ 著 平凡社ライブラリー ISBN4-582-76289-1
「バンザイラン」 福野礼一郎 著 双葉社 ISBN4-575-23459-1
「鼻行類」はかなり昔、好きな作家の故・開高健氏がエッセイで薦めていた記憶がある。名前は知っていたが現物に出会う機会がなかったが、87年・95年の刊が絶版になっていた . . . 本文を読む
またも読書感想文。期せずしてとってもタイムリーな話になってしまった。
「もう牛を食べても安心か」 文春新書 福岡伸一:著
年末に本屋で見つけて買っておいたのだが読む時間がなくてつんどく状態だった。
群馬大学医学部の中澤港先生が開設されているサイトにて書評を見つけ、買ったことを思い出して読み始めた。
頭から最後一歩手前の6章までは非常に勉強になった。僕は物理・機械方面出身で生物・化学には詳しく . . . 本文を読む
昨日立ち寄ったブックオフにてお宝?ゲット。
「DFV 奇跡のレーシングエンジン」
「レーシングカー その設計の秘訣」 共に二玄社発行
かなり古い本なのでいまどきの常識とは程遠いけど、ぱらぱらめくるだけでも面白いネタが見つかる。特にDFV本は誕生からの歴史が詳細に記録されていて、オールドレースファンには貴重な資料なんだと思う。
元は3900円・2200円の分厚い本が100円・500円で埋もれてい . . . 本文を読む
「ホイール・アライメント入門 〈理論と調整の実際〉」 伊達肇:著 日本鉄道社
整備業界でアライメントといえば必ず出てくる第一人者、伊達氏の総合解説書。基本知識から始まり応用、実際の作業方法、プロの裏技から整備業者としての営業面への心得まで書かれており、アライメントの全般的知識を身に付けるには最適の1冊。知る人ぞ知る名著。ただし3500円と高い。さらに内容もアマチュア向けでなくて整備のプロ向け入 . . . 本文を読む
先日買った本の感想、「環境リスク学-不安の海の羅針盤」 中西準子:著 日本評論社
ISBN4-535-58409-5
以前から中西先生のファンで、中西先生の個人HPもよくチェックしている。先生は東大教授から横浜国大教授に転じて、今年定年で退官された。現在の肩書きとしては産業技術総研・化学物質リスク管理研究センター長。
専門は環境工学で、元々は下水道の専門家として世に出て、次第に環境や人に及ぼす色 . . . 本文を読む