Rebirth-Free

2004年5月 鬱病と診断された
発病は推定1998年 今もなんとか一人で暮らしてる
2006年5月 障害者2級に

ナースが優しくささやいてくれた

2006-04-03 13:16:53 | Yesterdays
 
予約制ではないので、
ものすごく待たされた。
待合室の椅子は三人がけで、
僕は座っているのが辛くて、ほとんど横になっていた。

精神科医はわるくはなかった。
初診なので、
僕の生い立ちから現在の状況まで、
僕の話をじっと聞いていてくれた。

僕は話している途中から、ぽろぽろと涙をながしていた。

自分がかわいそうだなんて思わない。
ただ、ずっと苦しかった。
今も、苦しい。

医師は「わかる」とも「わからない」とも言わなかった。
「いろんなことがあったんですね‥‥」

でも最後は、
「いまのお薬でいいと思いますよ。
 また調子がわるくなったら来てください」
入院どころか、定期的にも診てくれないようだ。

生活保護者だから、他の医者への押し付けあい?
医療だって、ビジネスだもんな‥‥

被害妄想かな。

診察室をでるとき、
医師といっしょにずっと話を聞いていたナースが、
診察室のドアを開けながら、
優しくささやいてくれた。
「‥‥がんばって、生きてくださいね」

うん、生きるよ。
 



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