リアルクロコ(実用)

眠い朝でもクロコで元気!

万機公論に決すべし&オーダーの鞄二種

2013-10-27 03:56:16 | Weblog
爬虫類に関係ないが、例の特定秘密保護法案が国会に提出された。法案を読んでみると、特定秘密に指定された情報を漏らすと最高10年の刑に処せられるという。だが、逆に国民が知っておくべき情報を特定秘密に指定した際の罰則は何も書いてない。これでは国民に知られたくない情報が何でも特定秘密に指定されてしまうのは避けられないだろう。
日本史がいつも赤点だった私でも、五箇条のご誓文の一番目の「万機公論に決すべし」という言葉は憶えている。安倍総理はよく「日本を明治に戻そうとしている」と言われるが、明治どころか「知らしむべからず」の江戸時代を目指しているのではないか。何でも秘密にするよりも、大量の情報を国民全体で共有したほうがずっといい知恵が出てくると思う。外交情報もアメリカに頼らず、語学教育を充実させて世界中に人材を送り込んだほうが確実だし、有意義だと思います。

オーダーのマットクロコのA4鞄。すでに牛革バージョンをお使いいただいているので使い勝手は確認済み。本当は先月いったん出来てきたのだが、革質がいまいちだったので、革を選びなおしてまた作ってもらったもの。岩田さん作。


反対側もきれいなので、どちらを表にしても大丈夫。


軽くてコンパクトで機能的なので、お勧めの形。



他のお客様のオーダーの、アザラシのダブルファスナーのメンズバッグ。岩田さん作。反対側にはファスナーポケットがついている。


ファスナーの引き手ひとつとっても、仕事の丁寧さがわかる。

9周年感謝特別提供商品(クロコビッグトート2個)

2013-10-23 03:53:09 | Weblog
本当は大々的に感謝セールをやりたいのだが、体力的に無理なので、少しずつ、点滴のようにちびちびだらだらとセールを行うことにいたしました。

今日出来上がってきたクロコのビッグトート。ご使用のお客様に好評の定番の形。大型のワニを2匹ずつ使っている。


裏地は、一個が青の牛革で、もう一個がベージュの牛革。


後ろ側に定期やティッシュの入るポケットをつけてもらった。


特別価格18万円。少しサゴマークがあるが(手が映っている上のほうに見える小さな点々)、艶に誤魔化されて気にならないと思う。


これは革屋さんに「これ持って行かない?」と勧められたお買い得の革で岩田さんに仕立ててもらった。しょぼいジーンズでも、高級な毛皮のコートでも持て、男女兼用で、絶対お得です。2点のみ。

カロンの財布大小とパイソンの札バサミ

2013-10-22 03:33:31 | Weblog
久しぶりに浅草のエスアール・シマダさんへ行ったら、カロンのカラフルな札入れつき小銭入れができていた。社長のひろかっちゃんが豊富な在庫の革を活かして一つ一つ自分で配色し、職人さんに縫製してもらったもの。中もカロン。裏側のカード段の配色もいい。


こちらは腑模様のついたマット仕上げのカロンの長財布。一点のみ。


蛇腹式なので見やすい。カロンはアニマル柄としてまだまだ新鮮さがあり、お洒落な感じ。


パイソンの札バサミ。左は一匹に一箇所しかない頭の部分。左は長い背中の一部分。


開くと両側にカード段があり、なかなか便利。



カバやアザラシのパスポートケースと財布

2013-10-19 00:39:44 | Weblog
ユーアンドアイに頼んでいたパスポートケースが出来てきた。右からクロコ、アザラシ、オーストリッチ、パイソン、カバ、パイソン、象。どれも一点もの。


カードが12枚入る。


象は一段と高級なグレージング加工なので艶がある。後ろの閉じたものはアザラシ。


カバの長財布。グレーは荒々しい背中の部分を使った。キャメルは柔らかいお腹の革。どれも一点ずつ。


内部も贅沢にカバを使っているので大変きれいだ。ファスナーはアンティック加工のエクセラ。


アザラシのバッグ

2013-10-17 02:52:33 | Weblog
アザラシのバッグ。シンプルだが、目立たないようにファスナーが付いているのがミソ。


ベージュとグレーと黒の3色。岩田さん作。


A4のツートンカラーのものも2本ある。これも岩田さん作。もう1つはグレーと紫のコンビ。


裏地は牛革で、見るからに丁寧な作り。


小型バージョンも3本ある。黒、ベージュ、グレーが一個ずつ。


時計ベルトのオーダーはもう受け付けていないのだが、「市販の時計ベルトが使えない形の腕時計なので、簡単でいいから」と注文されていたもの。



無骨な感じでいいと言われるので私が作る。グレージング仕上げの象革に牛革を貼った。


尾錠は古い時計ベルトのものをはずしてそのまま使う。



クロコの二つ折り財布

2013-10-10 03:19:06 | Weblog
当店の商品の特徴は、原価を抑える工夫をしていないことだ。


だから、このようにかぶせ裏にもクロコを使ってもらったりしている。


見えない部分の裏地にも、柔らかく手触りのいいラム革を使ってもらった。


本当はもっと沢山出来てきたのだが、他の色は革質がいまいちだったので、いいものだけを選んだらこの5個になった。どれも一点もの。

財布とショルダーの入荷

2013-10-05 04:58:32 | Weblog
以前に私が作った鮭革のショルダーバッグとほぼ同じものを岩田さんにきちんと作ってもらった。


ついでのアザラシバージョン。裏地は明るい銀色の牛革。どちらも一点ずつ。


定番のラウンドファスナー長財布。手前の黒は象革の珍しいグレージング加工。


裏地はベージュのラム革


カバ革の二つ折り財布。左のグレーのものは背中なので、治り傷に覆われている。右は柔らかいお腹部分。

おこぼれのポロサス

2013-10-03 05:25:16 | Weblog
ふうできた。このところ、この形を極めようと、コツをつかむために繰り返し作っている。

アベノミクス景気(?)の影響で、自分から探しても手に入らなくなったポロサスだが、他の革を買いに行くと「どう?持ってかない?」と、勧められることが・・・
表面にワックスのようなものが白くこびりついて汚れたようになっていたので、ミシン針で丁寧に突いて落とし、からぶきしたら、きれいになった。裏地はゴールドの牛革。ペタンコに見えるが、これでも中にファスナー小銭入れと携帯とキーケースとティッシュペーパーが入っている。


以前に白いクロコで携帯入れを二個オーダーされたお客様が「気に入ったのでもう一個」とオーダーされたもの。