リアルクロコ(実用)

眠い朝でもクロコで元気!

新型の財布とワニのトート

2008-02-29 02:59:37 | Weblog
エスアールシマダさんに2ヶ月前から頼んでいた新型のベロホック付き二つ折り財布のサンプルがようやく出来てきた。ファスナーの嫌いな方向き。カードが沢山入って小銭入れが外側にある。トカゲでうまくいったのでワニやオースト、ヘビでプチ量産するつもり。
写真はオーダーのワニ革トート。革屋さんで目を皿のようにして選んだ革だ。傷がないので裁断に無駄が出ず、手紐や帯を接がずにすんだ。
金具屋さんに寄ってからユーアンドアイへ行って夕食をご馳走になる。オーダーの鞄の中には半年以上遅れているものもあり、十数度目の催促。その種の品物を作れる工房に、別の品物を100個注文する条件で引き受けてもらうことにしたという。工賃ももちろん高いが、私としては、これだけ待たされたのに普通より高く払うというのは納得できない。逆にペナルティーを払ってもらいたいような気持ちだ。はじめからさっさと作ってくれれば喜んで高く払うのだが。明日は小銭入れやペンケース、バッグ数個を届けてくれる予定。

ファスナー修行(ペンケース)

2008-02-28 01:50:34 | Weblog
昨日作ったファスナーを蛇の端革に取り付けてペンケースにする。全くの自己流だが、気持ちだけは高級品志向で羊革の裏をつけ、ファスナーの縁が裏側も隠れるように縫いこんでみた。現在定番のミニペンケースを作っているのは岩田さんだ。忙しいのでここ数週間品切れ状態になっている。他にも足りないものが沢山あるが、人手不足でなかなか作ってもらえない。中国で生産していた人たちが、返品率の高さに閉口してか国産に戻したので、職人さんがどこも手一杯なのだそうだ。簡単な小物だけでも私が作れるようになれば、職人さんが複雑なものを作る時間を増やせるだろう。
2007年3月6日の営業日誌に書いた爬虫類の総合商社のような秋山さんがワニの背中のコブの皮を持ってきてくれた。職人さんも紹介してくれるという。

ファスナー修行

2008-02-27 02:06:23 | Weblog
2月8日に親切なファスナー屋さんに強引にファスナーの詰め方を教えてもらったはいいが、以来他の事ばかりしていたので、再度お邪魔したときに「どうです。できるようになりましたか?」と聞かれ、がっかりさせてしまった・・・・そこで今夜はファスナーのムシを取る練習をする。専用のペンチで切った金属の歯(ムシというそうだ)が何度か目に当たったが、なんとか芯を切らずにムシをはずせるようになった。写真は何の変哲もないファスナーのように見えるが、YKKに特注してもらった色で、できるまで2ヶ月近く待ったもの。

シマダさんのお買い得トート

2008-02-26 00:59:15 | Weblog
浅草のエスアールシマダさんに注文の小型トート(週刊誌大)をもらいに行くと、リングトカゲの小銭入れやオーストリッチのミニポーチも出来ていた(写真はギャラリーに)。そこへパッチワークの新型大きめトート(A4が入る)が届く。全体に柔らかくシンプルで、手紐が長くて肩にかけられる。ワニ2本とオーストリッチ一本をゲットしました。ワニが36000円、オーストリッチが28000円です。

新型冠せバッグの試作(2)

2008-02-24 04:03:55 | Weblog
連日の睡眠不足がたたって昨日と今日は吐き気をこらえながら営業することに・・・大半の時間を店裏で寝て過ごしました。夕方から体調が回復し、夕飯を食べられたので先日の新型バッグの改造版にアタック。夜中の3時半にようやく完成。幅を32センチに広げたので新聞はおろか26穴のファイルも楽に入り、マチも飛び出さない。問題はワニのサイズだ。型紙が入るかどうか・・・・

蛇の受難(4):ワニと象のスポーツバッグ

2008-02-24 03:58:17 | Weblog
クリスマスに洗剤の受難にあった蛇の大型スポーツバッグは、裏貼りの紺のピッグスキンをはがしてベージュに張り替え、縫い直す予定だったが、蛇革が伸びてたわんだので結局新しい革で作り直した。一個では職人さんに頼みにくいので、ワニと象も作ってもらった。どちらも一級の革でとても立派です。幅40センチ。ワニは25万円、象は15万円。

新型冠せバッグの試作

2008-02-20 01:58:26 | Weblog
2月8日の営業日誌に書いたメーカーから2作目のサンプルの原型が届いたが、本体だけで金具やハンドルが付いていないので感じがわからない。閉店後に自分で同じ構造のバッグを作ってみた。型紙もないし、縫い目も滅茶苦茶で、芯も貼っていないが、目的は縦に拡張したときの冠せの長さとカーブを確認し、止め金具を選ぶことなので、細かいことはどうでもいい。写真を見て「やっぱり素人は駄目だなあ」と思うのは早いですよ・・・・

ワイルドなベルトの試作

2008-02-19 00:26:29 | Weblog
オーダーのワニのベルトを試作する。金具は当店のオリジナルのものを使ってみた。ロゴを刻印するのは嫌いなので、シンプルな斜めの網目模様にする(拡大写真はギャラリーに)。この美しい幾何学模様は熟練の職人さんの手仕事になるもので、気の遠くなるような長い時間を費やして制作された・・・というのは嘘で、本当は、今朝ご近所の金具屋さんで調達した、一個10円台の五寸釘です。金属用のノコギリも買ってきたので、明日釘の足をカットするつもり。問題は折り曲げだ。とにかく太いので難航が予想される。このままでは殺人ベルトなので何とかしなければ・・・

ネクタイの試作

2008-02-18 01:25:27 | Weblog
お客様のオーダーのネクタイを試作する。もちろんネクタイを作ったことはないので、お客様の絹のネクタイをほどいて型紙を取った。絹とオーストリッチでは厚みや腰が全然違うので、縫い方も変えねばならないだろう。私はネクタイの締め方を知らないので、自分で試着できないのが残念だ。