リアルクロコ(実用)

眠い朝でもクロコで元気!

定休日:革の予約

2009-07-31 02:20:08 | Weblog
相変わらず寝不足と夏バテでだらだらした日が続くので気分を切り替えてこの暑さは抵抗力をつけるための医療機器だと思うことにした。また、何かの間違いで拷問を受けるときに耐え抜くための訓練である、と、すこしは楽しく苦しむことに・・・
昨日浅草の革屋さんから「大き目のクロコが新しく染め上がりました」と見本を送ってきたので実物を見て傷のないものを選ぶ。持ち帰るお金がないのでとりあえずキープし、色を忘れないように写真を撮った。このほかに緑系カーキのヘビも予約した。ご希望のデザインがありましたらご相談下さい。

ファスナーポシェットの入荷

2009-07-29 04:17:07 | Weblog
エスアールシマダからポシェットとポーチが、ユーアンドアイからファスナーポシェットが入荷する。どちらも流行のない定番の形。短い手紐は肩にかかる長さなのでセミショルダーとして使うことも出来る。幅24センチ。便利なので色違いで2個目、3個目を注文なさる方もある。写真のほかにもピンクや黄色がある。
また、カラフルなクロコやオーストリッチのファスナー小銭入れも入荷した。

2007年の日経:原価の半値で

2009-07-28 03:59:26 | Weblog
「CD再生機、原価の半値で普及」。お客様に発送するバッグや小物の箱に詰めようと手に取った新聞の見出しが目に飛び込んできた。ソニーとフィリップスが共同開発したコンパクトディスクのプレーヤー第一号機が発売されたのは1982年。16万8千円という高値が災いして、オーディオマニアしか売れなかった。普及の起爆剤としてソニーの打った手が、84年発売のポータブルCDプレーヤー。盛田昭夫会長が「最初は赤字でも」と5万円を切る価格を指示し、4万9千8百円で発売された。当時の原価はその2倍。結果的に大ヒットし、CDソフトの売り上げも急激に増えて市場が一気に立ち上がった。赤字覚悟の低価格で製品を売り出し、ソフト市場を拡大させた後で利益を得る手法は、プレイステーションでも踏襲されたという。

さっきまで原価割れの500円の携帯ストラップ(クロコとオーストリッチとリザード)をのろのろ作りながら肩身の狭い思いをしていたので慰められました・・・

写真はヘビとオーストリッチの大型セミショルダー。オーストは2匹使ったので15万円。ヘビは野生なので餌代がかからず8万5千円。イタリアで染色されたおしゃれな革だ。こちらはベテランの職人さんの作品なので見るからに高級感がある。


アナコンダのB4バッグ(ファスナー)

2009-07-27 01:58:03 | Weblog
私が作るバッグは職人さんの作るものよりもちろんかなり完成度が低いのだが、それでも「いいのよこれで」と言ってくださるお客様が多いので図々しく作り続けている。これは前に作ったボアコンストリクターのバッグを拡大したもの。型紙はコピー機で拡大しただけ。幅45センチある。他に完成させなければならないものが沢山あり、発送作業も滞っている。日本で一番サービスの悪い店はここでは?本当に申し訳ありません・・・

オーダーのビッグバッグ

2009-07-23 04:59:36 | Weblog
オーストリッチを二匹使ったオーダーのビッグバッグ。この状態で厚いA4ファイルが二冊、横向きに入っている。肩紐が落ちないか、近所を一回りしてきたが、大丈夫なようだ。すぐに先日のバーキンタイプとともに発送したいが、力尽きているのでいったん寝に帰ります・・・

黄色いバッグ

2009-07-22 03:42:44 | Weblog
連日の徹夜と夏ばてがたたって日曜から体調を崩し、お客様にご迷惑をおかけしました。申し訳ありませんでした。今日は早く寝ようと思ったのですが、オーダーのバッグを仕上げようとしているうちにまたこの時間に・・・写真はお客様からお問い合わせのあった黄色いバッグ。両方とも岩田さんが作った高級品です。

鳩の誕生&ユーアンドアイの入荷

2009-07-18 22:30:24 | Weblog
何週間も一羽でじっと座り続けるベランダの鳩の様子に、「結局無精卵だったのか。連れ合いの姿も見えないし、鳩のことだからなんと慰めていいかわからないよ」と思っていたら、お腹の下でいつの間にか生まれていました。鳴かないのでわかりませんでした。カラスに見つからないように黙っているのか???思わず「おめでとう!」と声をかけながら記念撮影。
ユーアンドアイからオーダーのバッグやワニの長財布やポーチが入荷する。長財布は黒、焦げ茶、ボルドー、茶、ブルーグレー、白、エルメスダークバイオレット、赤の8色。ポーチは文庫本サイズで厚さ5センチ。ストラップ付きで手首に掛けられる。期待のファスナー小銭入れは、工房の温泉旅行のために水曜日になるという。

別口のメーカー

2009-07-18 02:58:38 | Weblog
先日書いたのとはまた別のメーカーからコンタクトがあり、品物を置いてほしいということだった。新たにバッグを作ってもらうときは12個からだという。だが定番のシンプルな形はないそうだ。その営業さんと話しているときに、先日のメーカーさんが入ってきた。こちらは当店からの仕入れをご希望で、めぼしい商品を全部撮影してお帰りになった。
当店のメインのメーカーのユーアンドアイは「どんなに遅くなっても必ず金曜日に」財布やバッグを持ってきてくれるはずだったが、この時間になってもまだ現れず、例によって電話もつながらない。昼前には届けてくれることを期待しよう。
写真はユーアンドアイ製のかぶせの長財布。ナイルワニを2匹使っている。日本で一番ゴージャスな財布が揃っている店はここかも。

救いは海から?

2009-07-13 03:58:25 | Weblog
疲労と仕事が溜まって困っていたところへ、隣の隣のブティック「シー・アライブ」の店長さんの中村さんが辞めるというので当店に週2で来てもらうことになった。偶然だが、中村さんの正体はミシンの修理屋さんだという。「あら、カマが傷だらけじゃない」とヤスリをかけてスムーズに縫えるようにしてくれた。
写真はクロコの伸縮性を活かしたマチなし裏無しの手提げ。ニットのように見える。玉縁はボア・コンストリクター。素朴感を強調するため、手紐は手縫いで付けた。

いろいろ:B40

2009-07-10 03:49:41 | Weblog
例によって徹夜のし過ぎで体調が悪いので仕事が山のように溜まっている。
写真は3月に発注してようやく仕上がったオーダーのバッグ。5月にいったん出来上がったのだが、革が見積もりの割にいまいちだったので作り直してもらったもの。革屋さんの在庫にはいいものがなかったので新たに染め上がるのを待ってウン十匹の束から柳社長が2枚選んだ最高級品だ(斉藤さん作)。後ろに見える黒いバッグもウンか月前からお待たせしたオーダーの口金バッグ。20代のお客様がご自分でデザインされたもの。うまくいったと思う(岩田さん作)。その隣のピンクとクリーム色のワニバッグは私が作ったマチなし裏なしの手提げ。ピンクは作った翌日におとりおきとなった。
他所のブランドからまた協力のお誘いがあった。そこはタイで生産しているが、2年経っても頼んだとおりに出来上がって来ないので悩んでいるという。パスポートを更新して覗きに行ってみたい感じだ。