エンディングノートなるもの

エンディングノートの書き方

という講演会に行ってきました。

終活です。

生徒は就活　わたしは終活


民生児童委員のお勤めです。


わたしにはまだまだとは思いつつ

こどものいない我ら夫婦にとって

終活は早く始めるにこしたことは
ございません。

周りの高齢者の方々と一緒に
傾聴しましたら


わたし

最後はタオルハンカチを握って

泣いておりました。



エンディングノートの１ページに

家系図を仕上げる欄がありました。

親の名前、祖父母4人の名前

そしてこどもの名前

こどもの配偶者

そして孫


わたしは

両親祖父母妹弟の欄を埋めて
しまえば

あとはな～んも書くとこがないぞ。

そしてその欄には、1親等2親等などと
数字が書かれてあり

私が気づいたことには


両親が他界してしまえば

私には1親等がだ～れもいなくなる！！！

という現実。


ああああ、

しっかり病院に行けばよかった！


シクシク・・・。


自分のあとに連なる人が一人もいないという
この悲しい現実。

嗚呼！悲劇！
こんなに美貌と才能を持っているのに
遺伝子をつなげていくことができないなんて！！

と、気分はすっかり悲劇の美しいヒロイン。

涙でお化粧が崩れていないかと
慌てて手鏡をのぞくと

ビックリするような醜い中年女性がいて

妄想はたちまち消えました。


涙が更にぽとぽと落ちるのでした。

もとい

こどもって


それだけ大事なんですよ！

みなさん！

わかってらっしゃるかしら！！！

子育て、いろいろご苦労もあるかと思いますが

本当にこどもって大事です。


よ～し
もっともっと生徒を大事にしよう！

このかけがえのない未来を持ったこどもを！


家系図を前に、強く決意しました。


さらに

講師の先生(わたしより４つ年下）の
お父様が旅立たれた様子を伺って

もう涙が止まらなくなり、

一番前の席で目頭を押さえていました。


親も大切ですよね。


我々の親は4人とも健在ですけれども

グアムと山梨県

簡単に会いにいける距離ではなく。


山梨は身延町ですから、山梨全体から
見れば近いわけですが、

年に3回
（城南の修学旅行・グアムツアー・年末の
里帰り）

しか両親の顔を見れず、そのうち2回は仕事
なので

自宅にも帰れず、あわただしい面会程度で


さみしい思いをしているオットとオットの
両親のことを思えば


自分ばかり自分の親にホイホイと会いに行ける
太い神経は持ち合わせていないので

年に数えるほどしか会えないのですよ。


ですが、

後悔先に立たず。

もう少し図々しくいってしまえ！
何しろ私の父はもう81なのだ！

とこっそり思いました。

もしお近くに親御さんがいらっしゃるのなら

どうぞどしどし会いに行って差し上げてください。

エンディングノートの書き方

ご興味のある方は、ネットで調べてごらんになると
いいかと思います。


まだお若いご自分のためでなく、

ご両親に差し上げて

一緒に書かれるのも親孝行ですよ。


ご心配な点がありましたら


民生児童委員のこのワタクシに

一言お声をくださいませ。


まだまだ新米なのですが、

しっかり調べてお返事いたします。