英語スクール リーチアウト 講師のブログ

静岡県焼津市/藤枝市の英会話スクール リーチアウト。講師がレッスンについてや英語情報などを綴ります。

グアムツアー

2015-04-21 | 講師N
今年のグアムツアー。

参加申し込みを締め切らせていただきました。


ここ数年、グアムが大変な人気のようで、航空券が大変取りづらくなって
きております。

今年も大変でした・・・。


でも、この航空券を取るタイミングが非常に難しく、前過ぎるとまだ値段が
出ないし、

値段が出たら出たで、すぐに満席になってしまうという・・・。


来年からは、3月に募集をかけないといけませんね。



ともかく、今回のツアー。

引率3名

リーチアウトOBの大学生1名

生徒(小学5年から高校1年まで)が17名。

計21名の旅となります。


参加いただく方には、早速航空券の申込金のお支払いをお願いしました。
急なことで大変すみませんでした。

5月16日には保護者様向け説明会を行います。


もし、

万が一、


3月16日からの一週間でお配りした「リーチアウトタイムズ4月号」をご覧になっていなくて、

「えっ 参加したかったのに!」

と驚かれた方がいらしたら、


今日、明日中にご連絡ください。
航空券が取れるかどうかチェックしますので。

航空券さえ取れれば、まだ参加可能ですよ。


成田空港まで、28人乗りのバスで行きますが、定員までまだ7名ありますので。


よろしくお願いします。



いよ!市役所の星!

2015-04-18 | 講師N
先日、卒業生が顔を出してくれました。


大学を卒業し、春から某市役所で社会人生活をスタート!



小学生から高3まで通ってきてくれた好青年。


初代EMASの会長でもありました。

そう、いろんな場面で卒業後もリーチアウトに関わってきてくれた彼。

実の甥のように想っています。

長くリーチアウトに通ってくれている子、くれた子はみ~んな私の甥や姪のように
想ってますよ。



名刺を礼儀正しく渡してくれて、いろいろ報告してくれた彼。

希望の職種につけて、本当に輝いてましたよ。




中一補講

2015-04-18 | 講師N
先日の中学進級時の保護者会でご説明させていただきましたが、

中1の補講が始まりました。

補講というよりむしろ「勉強会」です。

購入していただいた教材を利用して、

自主学習を進めます。





地理のノート作り。


おおう、まさにこれこそ自主学習!




藤枝教室に通ってくれている生徒も数名参加してくれました。

一番遠い子は、島田市からの参加です。


体が一つしかないので、藤枝まで行ってあげられなくて本当にすみません。


その代り、せっかくこうして金曜の夜に集まってくれるのですから、
こちらも全力フォローに身を傾けます!!!

別室では中2の理科の授業が白熱していました。


なんのスクールじゃ、いったい。



英語スクールです。


でも、私はすべての学習はリンクしていると信じておりまして、

英語のがんばりは、絶対にほかの教科に影響するし、

逆にほかの教科をがんばれば、英語にもプラスになると思うのです。


しつこいようですが、英語の力をちゃ~んとつけるためには、

母国語である日本語で考える、伝える力をベースとして持つことが重要。


国語はもちろんのこと、社会も理科も、数学も、


知識の幅を広げ、英語学習の土台作りになると思うのです。




12名の生徒が、黙々とノート作りをする光景は圧巻でした。


がんばろうね!

そうそう、来週は私が地理の授業をします!教科書の最初の重要部分をやります!



なんの先生じゃ。


えいご~。

でも、本当は社会科の教師になりたかったのね。小学生時代からずっと。


うふ。


本当に人生ってわからない。

ヨメという立場

2015-04-15 | 講師N
先週、Jが高熱を出し、右足が赤く腫れ、

緊急入院となりました。


蜂巣炎の再発でした。


これで3回目の入院!


外来の診察室で、お医者様に向かって「入院はしたくない!」と
激しく抵抗をした我がオット。


私がその彼の剣幕を相手にせず、やんわり日本語訳にして先生にお伝えし

「でも、いいんです。しっかり治して欲しいので、このまま入院手続きを
お願いします」

と言う横で

なおも英語で抵抗を試みるオット。


「気持ちは分かるけど、しっかり治さないともっと周りに迷惑を
かけちゃうから、入院させていただこうよ」

と心優しきツマの説得に、最後は折れたものの、


車椅子での移動を拒否したり、それでも渋々乗り、数々の検査へ移動し
その先々で「はい、立てますか?」と聞かれるたびに
「ウン!タテルダカラ!」と物凄い勢いで立ち上がり、検査技師さんや
看護師さんたちの度肝を抜いたり、と

我がオットの大人げない行動に、ついにツマは伝家の宝刀を取り出す!

じゃ~ん、それは、


グアムのママへの言いつけ!


急いでメールでこの状況を知らせると、たちまちJのスマホが振動!

義母からでした。


「言いつけたな」と睨む夫に、無言でニヤリとする鬼嫁。


お医者さんこそが、患者にとってのベストを知っているのだから、
ちゃんと言うことを聞きなさい。云々


たちまちJのお行儀がよくなったのでした。


ですが、私は結婚前からずっと気をつけていることがあります。

それは、決してJの悪口をJの家族に言わない、ということ。

いつもたっぷり褒める、ということ。



ですから、今回も言葉を選びました。


ただ、「Jakeが入院するように言われたけれど、レッスンを休みたくないから
入院したくない、と拒否をしている。でも私は入院すべきだと思うから、
ママからも説得してください」

とだけ。


リーチアウトに帰ってからは、Jの拒否の仕方をジェスチャーつきで
真似て、講師たちの大爆笑を取りながら、つまりオットをコケにしながら、


ふと


ああ、本当のわたしってホントに酷い人間。


と、心が痛くなったのでありました。

でも、ヨメの立場ってそんなものですよね。ふふふ。



ともあれ、


順調に回復し、5日間の入院で済みました。


ご迷惑をおかけして、本当にすみませんでした。

これから予防に努めます。





そういうところ

2015-04-15 | 講師N
リーチアウトに長年通ってくれて、


英語がペラペラになった子、たくさんいます。


例えば、現役大学生のK君。

某国立大学で物理を学び、完全なる理数系のアタマをしていて、

現役リーチアウト中学生の希望者に理科と数学を教えに来てくれていますが、


そんな彼。


J先生と、まあ、ペラペラペラペラペラよく話すこと。

車の話で盛り上がっています。


大好きな車の話を、J先生としたいから(私たち女性講師としたって仕方ない
ですものね)

それが、彼の英語を話す動機づけになっているんですね。



そういうところ


だと思います。


ときどき、保護者の方に

「リーチアウトに何年通えば、英語がペラペラになるんですか?」

と質問されます。


これにはいつも答えに窮してしまうのです。


この質問に、正しい答えはありません。


「英語でしゃべりたい、という欲求が生まれるか否か」

「英語でしゃべってみたい人や、事柄に出会うか否か」

で、個人差が当然生まれるからです。



小学生の生徒にWhat do you like?

と、好きなものをたずねるとします。


「お、この子、英語ペラペラ道に向かっているな」と思わせる生徒は


自分の好きなものを、たちまち20個くらい挙げることができる子です。


I like ... I like ... あ、そうそう I like ...

と、止まらずに言い続けることができる子です。



しかし、

悲しいかな、


たいていの子は、遠慮深く控えめなニホンジンDNAのせいなのか


好きなものを全然言えないんです。

I like .... I like .... なにかな、なにが好きかなあ

とつぶやくのです。

こちらが痺れを切らし

What color do you like? What's your favorite color?

とカテゴリーを与えても


「う~んと、う~んと・・・・」


Do you like blue? How about yellow?

とヒントを与えても

「No, no....う~んとねえ、なんだろ・・・」

仕舞いには「好きな色とかさ、食べ物とかさ、なんでもいいから
好きなもの言ってごらん」と日本語で促しても

それでもなお

「え~、わかんない。なにかなあ・・・」




そして私は心で叫ぶのです。

「うっひょおおん!自分の好きなものをペラペラ日本語でも言えないならさあ、
英語がペラペラになるわけがないじゃん!母国語でペラペラしゃべれない子が
外国語でペラペラになるわけがないじゃん!
もっと日本語の訓練をさせねば!!!」


なぜ彼らが好きなものを挙げていけないかというと、
「おれねえ、●●が好き~」「あ、○○も好きだな~」「これオレ好き!」
という環境があんまりないのではないかと思うのです。


I like ...

基本中の基本の英語ですけれど、この文を多用して、自分のことをたくさん
語ってみることは

意外と大変で、とっても大切。


ご自身だけでも、またお子さんと一緒に、試してみてください。


好きなものをたちまち20個挙げてみる。


割と大変なことに気付くはず。

そして、本当はここから


★なぜ好きなのか

★どんな風に好きなのか

★どこがいいのか


と、理由を説明していって欲しいのです。

自分の好きなものについて、語る。語りたい、

そういう欲求がなければ


何語でも上達しませんよね。



と、考えてみると


リーチアウト生で、もしくは卒業生で、


英語をペラペラ話せるようになった子たちは、

みんな普段からいろんな話を私にしてくれていました。


彼らが興味のあるものについて、いっぱいいっぱい語ってくれていました。




英単語や文法を山ほど学んだからって、英語がペラペラになるわけでは
ありません。


英語のCDをたくさん聞き流したからって、英語がペラペラになるわけが
ありません。


日本に住む我々にとって、英語学習というのは、


あなたの母国語である日本語の、そのあなたが持っている日本語能力の
上にしか乗っかりません。


そして必ず日本語能力よりも若干劣るはずです。



ですから、


本当に英語を堪能にしたいと思うなら、

お子さんに、英語ペラペラになって欲しいと思うのなら、


日本語能力を上げる、

母国語でいろんなことを、たくさん語れる、楽しく語れる、という力を
身につけることこそ

大事なのです。



そして、我々のような職業の者は、


生徒のみんなが、「英語をしゃべりたい!」という欲求が持てるように、

彼らを指導し、様々な体験や、場を提供してあげること


を、普段の英語レッスンと並行して


大切にしていかなくてはいけないのだと思うのです。



英語道は一朝一夕には成らず。