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加藤厚生労働大臣は、2020年3月8日の日曜討論で、先週から公的保険が適用された新型コロナのウイルス検査について
「今回、保険適用して保健所の了解がなくても医師の判断で民間の医療機関を使えるようになった。検査能力は今月5日現在では1日4200件程度だったが、現在は6200件、今月末には民間も含めて7000を超える能力まで拡大できる見通しを持っている」
と述べました。
それで、読売新聞なんかは
感染調べるPCR検査、1日7000件になる見通し…厚労相
という見出しの記事を書いています。
ところが!
厚生労働省HPの新型コロナウィルスの「国内の発生状況」っていうコーナーを見に行ったら、
なんと、1日で110人しか検査してないんですよ!
いくらなんでもおかしいとさっきもう一回見に行ったら、翌日の分が出ていて1314人検査して、検査済みは9600人になっていましたから、さすがに110人というのは日曜日だから検査数が少なかったんだとは思うのですが。
それにしても、3月9日月曜日1日で1314人は少なすぎる!
6200人検査できる能力の20%強しか使えていません。
政府が作った、新型コロナウイルス対策の専門家会議は
「今後1~2週間が感染拡大のスピードを抑えられるかどうかの瀬戸際だ」
とする見解を示してから2週間となる9日、新たな見解をまとめて、その中で国内の感染状況について
「爆発的な感染拡大には進んでおらず、一定程度持ちこたえているのではないか」
という認識を示しましたが、これ、検査してないから感染者も見つかってないだけですよね?!
だって、韓国は18万人以上、日本の25倍も検査していて、感染者数は15倍くらいなんですから。
日本だけ2月29日からの感染者数増加率が72%しかなくて、2倍にも達しておらず、めっちゃ低い。これ、安心できるのか?
新型コロナ、徹底的に検査するから感染者が見つかるイタリア、韓国。感染者が少ないことにするために検査しない安倍ニッポン。
専門家にも、PCR検査は精度が高くないし、そもそも新型コロナにはまだ治療法がないのだから、検査をしても仕方がないなんて人がいますが、個人個人ではそうでも、国全体の感染動向を知るには、やはり検査の数がものを言います。
そして、中国も、韓国も徹底して検査して対策をした結果、とうとう1日当たりの感染者数の増加数が減り始め、収束に向かい始めているのです。
ところが、日本では新型コロナが抑え込めているのか、増えているのかもよくわかりません。
それでも感染者数は増加してる。
とかく、中国は共産党独裁の全体主義国家で、いっつもデータを隠しているから信用ならんというイメージがあるのですが、文書やデータ改ざんと隠匿に明け暮れてきた安倍政権は、またも検査をしないことで新型コロナの感染者数も少ないことにして、東京オリンピックまで何とかしのごうとしてませんか?
新型コロナの致死率がそんなに高くないから、何とかごまかせるだろう的な賭けに出てるんじゃないのかな。
とにかく、同じ病気なのに、世界で日本だけ感染者の増え方が凄く少ないというのは、日本の感染拡大防止策がうまくいっているからだとはとても思えないです。
だって他の先進国より少なくとも優れた対策は特にないでしょう?
もう一回、このグラフを見てください。日本だけ飛びぬけて防疫の能力が高いわけ?そんな信頼感全くないんですが。
1月から言われていることを3月にやる安倍首相のノロマさ加減が半端ない。中国からの入国者隔離。マスク転売禁止。(付録 維新の松井大阪市長の大ボケ発言も収録)
ほんとに国が検査できるのに手控えていて、感染者数も少なく見せているんなら、もう国民に対する背信どころか殺人行為ですよ。
とにかく、何で韓国があれだけ検査出来て、日本はできないのかちっともわかりません。
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日本で発表の感染者数は「氷山の一角」、専門家が検査態勢の強化促す
2020.03.06 Fri posted at 11:00 CNN
日本の新型肺炎、感染者数「氷山の一角」か 専門家語る
(CNN) 新型コロナウイルスの感染拡大が続く日本で、政府の対策や検査のやり方に疑問を投げかける専門家が相次ぎ、実際の症例数は発表よりずっと多いのではないかとの不安が広がっている。
隣国の韓国では、政府が検査態勢を強化して数万人の検査を行った結果、これまでに確認された症例は6000例を超えた。一方、日本政府は1日に3800件の検査が可能になったとしているが、厚生労働省によれば、4日までに実施された検査は8111件にとどまる。
4日に日本で新たに確認された症例は33例に上り、1日当たりの増加数としては、流行発生以来最多となった。
この数字について医療ガバナンス研究所の上昌広理事長は、氷山の一角にすぎない疑いがあると述べ、実際の数字は報告された症例数を大幅に上回っている可能性が大きいと指摘した。
上氏によると、1人の患者が検査を受けても、診断されないままの人が何人も存在する。そうした人たちのほとんどは無症状か、症状があっても軽症なため、検査を受けに行かない。
北海道では知事が緊急事態を宣言した。道内の感染者数は公式統計では80人台とされているが、北海道大学の西浦博教授は、実際にはその10倍に上る可能性があるとの見方を示す。西浦氏は、ウイルスの拡散予想を目的とする統計モデルの作成で政府の対策を支援する立場から、感染者数の推定は、流行の発信源となった中国の武漢市の状況と一致すると話している。
これに対して厚労省は、検知できていない人がいることは認識しているとした上で、日本国内の症例は合計3000例前後だと思われると述べ、西浦氏の推計に反論した。
さらに、検査を希望する人が多いことも認識していると述べ、検査対象を症状が軽い人にも拡大する予定だと説明している。
英キングス・カレッジ・ロンドンの渋谷健司氏は、検査を受ける人が増えれば、新型コロナウイルスの感染率は高まると予想する。公衆の不安を和らげるためには、日本でもっと多くの人に検査を受けさせ、特にリスクが大きい高齢者を優先する必要があると渋谷氏は指摘した。
安倍晋三首相は緊急事態を宣言する可能性も検討すると表明した。しかし渋谷氏は、政府は流行拡大を想定した緊急時対応計画に照準を絞るべきだと述べ、重症者の治療とリスクが高い人の保護が重要だと話している。
医療ガバナンス研究所の上氏も同じ考えで、最も大切なのは、介護施設や病院、自宅などにいる高齢者の感染を防ぐことだと指摘、高齢者が新型コロナウイルスに感染して重病になった場合の死亡率は10%を超えると語った。
政府はウイルスの感染拡大を防ぐための対策を打ち出し、イベントが中止されたり企業が在宅勤務を奨励したりするなどの動きが広がっている。
しかし早い段階で入国制限に踏み切らなかったことに対し、安倍首相が国家の安全よりもオリンピックと二国間関係の方を重視したとの批判もある。上智大学の中野晃一教授は日本政府の対応について、中国から日本への人の流れを食い止めることに関し、他国に比べて寛大な姿勢を取ってきたと指摘する。こうした対応については、安倍首相を支持する立場からも、反対する立場からも批判が出ているという。
国民の多くは不安を募らせてトイレットペーパーなどの買いだめに走り、マスクや手指消毒剤は品薄状態が続く。最大の不安はウイルスそのものではなくこのパニックにあると、渋谷氏は警鐘を鳴らしている。
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特に、韓国は「全員検査したばかりに医療崩壊を引き起こし、集中治療の必要な者が後回しにされて死者を続発させている」と文政権をdisって、安倍政権を持ち上げるコメントには唖然とした。
宮武先生も思ったほど安倍政権の支持率が下がらないのでガッカリのご様子。
力不足の野党にも期待がもてない。
この国が変わっていくのはやはり「ガイアツ」しかないのかもしれない。
安倍政権に忖度する必要のない諸外国からの圧力でしか新型肺炎対策は本気で進まないのではないか?
「ミスターアベ。もうそろそろ、本当のことを話してくれないか。でなければ、危なくてオリンピックなんてできないよ。」
ここまで言われるようになって、初めて日本における感染の実態が判明するのかもしれない。