
2025年6月19日に国会内で会見し、参院選東京選挙区にシンガーでキャスターのさや(saya)氏の擁立を発表する、右から参政党の神谷宗幣代表、候補者のさや氏、極右政治家の田母神俊雄氏、右翼経済評論家の三橋貴明氏。
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仮にも国政選挙の候補者がフルスイングで公職選挙法違反をしているという話なので、笑っちゃいけないんですけど、あまりにも豪快に違法すぎて弁護士なのに吹き出してしまいました。
今を時めく(笑)参政党から日本一の激戦区である東京選挙区に立候補し、しかもまかり間違ったら上位で当選しそうだという「さや」氏。
参院選東京選挙区で日本共産党の吉良よし子氏が苦戦?参政党のさや氏が当選確実!?改憲賛成、軍事費はGDPの2%以上という軍国主義の参政党とさや候補に鉄槌を。真逆の徹底した平和主義者吉良氏は上位当選を。
さや氏を応援するホストがいましてですね。。。
Ⅹでホストクラブのホスト名義のアカウントを使って、参政党やさや氏への投票方法を例示しながら、投票済証明書が店の無料引き換え券になることを告知したんです。
これが公職選挙法の買収に当たることは、一般市民にも、というかたぶん小学生にも明らかですよね。
そして驚くのはこれからで、この投稿に対してあろうことか、候補者本人であるさや氏が
「感謝でいっぱいです」
「みんなの想いを無駄にしないよう精一杯頑張ります」
などと、自らのアカウントでリプライ(返信)したんです!!!!!wwwwww
何もかもスケールがすげえよ、参政党!!
この大不祥事について、まず参政党の公式Xでは
「参議院選挙東京選挙区さや候補の投稿につきまして、不適切な内容が含まれていたことを深くお詫び申し上げます」
「候補者の認識不足により、公選法に抵触する可能性のある投稿へ投票への感謝に対するコメントを行ってしまいました」
「なお、当該投稿者とは特別な関係ではなく、あくまで支援者のお一人です」
「今回の件により、ご心配や誤解を招いてしまったことを重く受け止め、今後は法令遵守を徹底しより適切な発信を心がけてまいります。このたびは誠に申し訳ございませんでした」
誰もご心配も誤解もしていないと思いますよ。
ただ、違法行為だなあと思うだけで。
この政党、参政党という名前ですが、もう政治に参加しちゃいけないレベルの遵法精神の無さでしょう。
【お詫び】
— 参政党【公式】 (@sansei411) July 12, 2025
参議院選挙 東京選挙区
さや候補の投稿につきまして、
不適切な内容が含まれていたことを
深くお詫び申し上げます。
候補者の認識不足により、
公選法に抵触する可能性のある投稿へ
投票への感謝に対する
コメントを行ってしまいました。
なお、当該投稿者とは
特別な関係ではなく、…
もともと法律を守る気持ちがない参政党。
参政党の神谷宗幣代表が伊藤詩織さんに対する性的暴行を裁判所で認定された元TBS記者の山口敬之氏とのツーショットを公開してレイプ容認。「参政党に期待してもらっていることについてインタビューもできました」
さや氏本人も「お詫び」と題した文面をアップし
「このたび、私の参議院選挙東京選挙区に関する投稿において、不適切な内容が含まれていたことを深くお詫び申し上げます」
「私の認識と配慮が足りなかったことにより、投票に関する投稿へ感謝のコメントをしてしまい、結果として不適切な形となってしまいました。
当該の投稿者の方とは、特別な関係ではなく、あくまで支援してくださっている方の一人でございますが、私の発信により誤解やご心配をおかけしてしまったことを、深く反省しております」
「今後は、法令をしっかりと確認・遵守しながら、候補者としてより慎重な言動を心がけ、皆さまに安心していただけるよう努めてまいります。このたびは、本当に申し訳ございませんでした」
と記しています。
しかし、これは今から「法令をしっかりと確認・遵守」すればいいというものではなくて、立候補を取り下げるべき公職選挙法違反行為への加担行為です。
【お詫び】
— さや(saya)参政党 参院選東京選挙区候補 (@sayaohgi) July 12, 2025
このたび、私の参議院選挙 東京選挙区に関する投稿において、不適切な内容が含まれていたことを深くお詫び申し上げます。
私の認識と配慮が足りなかったことにより、投票に関する投稿へ感謝のコメントをしてしまい、結果として不適切な形となってしまいました。… https://t.co/MF1JaNjaL8
ところで、うちのブログのコメンテーターの方に教えていただいたんですが、このさやって人はあの元自衛隊幹部の田母神俊雄氏の「田母神塾」という番組でアシスタントとして何年も出演していた人だそうですね。
国民民主党と参政党が今受けている理由は「社会から見捨てられている?」と危惧する人たちに、この世を「現役世代重視」「日本人ファースト」にしたら逆転してまるで勝ち組になれるかのような幻想を抱かせるからだ。
さや氏もその塾で公職選挙法の勉強くらいしなかったんかい!?と思いますが、塾長である田母神閣下自身が2014年の東京都知事選挙の後、選挙運動員に報酬として現金を渡したとして、公職選挙法違反(運動員買収)の罪で有罪判決を受けていますからね(-_-;)。
田母神氏は選挙対策本部の幹部に選挙運動の報酬として現金200万円を渡したことなどがまさに買収の罪に当たるとして、東京地裁は
「民主主義の根幹である選挙の公正さに大きな疑念を抱かせる犯行」
と指摘し、懲役1年10カ月・執行猶予5年・公民権停止5年の判決を言い渡しています。
こりゃまた、さや氏は悪い塾で悪いことを習ってきちゃいましたねえ(笑)。
後に公職選挙法違反で強制捜査を受けた都知事選で、田母神閣下の周りにいる人の中に今回の選挙でも見かける人がちらほらいるような(笑)。
安倍首相のお友達、田母神氏が運動員への現金の配布、公職選挙法違反の認識認める。タカ派沈黙。
世界一おマヌな政治家。田母神俊雄氏が運動員への現金配布を了承するビデオが撮られてた(笑)。
参政党の候補者はこのさや氏だけではなく悪い意味で多士済々で、沖縄選挙区の公認候補である和田知久候補は、消費税廃止という参政党の公約について、あろうことか
と、大日本帝国憲法も真っ青な間違いを力一杯述べて、しかも憲法の象徴天皇制に反する天皇の政治利用までしています。
沖縄戦で日本軍が沖縄の住民を直接には298人、間接的な殺害を含めると4766人殺した事実を「例外的に悲しい事件があった」と矮小化する参政党の神谷宗幣代表は、これからも市民の犠牲を全く気にしないだろう。
いやあ、大阪の自民党の悪い部分を寄せ集めてできた大阪維新の会・日本維新の会出身の議員が数限りなく不祥事を起こすので「政界のゴミ溜め」「不祥事のデパート」といわれて、今は懐かしい上西小百合候補の運動員など凄い数の逮捕者を出してきたわけですが、参政党もこれからどれだけ違法行為をするかと思うときが遠くなりそうです。
もう結党から5年も経っているのに「候補者の認識不足」で公職選挙法違反の行為に加担しましたとか言い訳している政党と候補者たち、少なくとも議員としては、今から政治に参加させないようにした方がよくなかとですか?
参政党に「これ以上、日本を壊すな」と呼びかけているポスター。。。ではありませんww
数年後、このうち何人が残っていることやら。
参政党が日本維新の会の予備選で落選して次の参院選に出られなくなって離党した梅村みずほ議員を参院選比例区で公認。NHK党に続いて参政党も「政界の吹き溜まり」こと日本維新の会以下のセーフティネットに(笑)
編集後記
この違法投稿をした支援者がホストクラブのホストだからって言って、ここまで応援してくれる人をさや氏が
「当該の投稿者の方とは、特別な関係ではなく、あくまで支援してくださっている方の一人でございます」
といっちゃう冷たさもどうなんですかねえ。
まあ、とにかく参政党がト素人であることを言い訳にする遵法精神のかけらもない候補者ぞろいなのはよくわかりました。
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参政党は12日、X(旧ツイッター)の公式アカウントで、参院選(20日投開票)の党公認候補の投稿について、「不適切な内容が含まれていたことを深くおわび申し上げます。このたびは誠に申し訳ございませんでした」と陳謝した。候補本人もおわびの投稿をしている。
同党の公式アカウントの投稿によると、この候補は東京選挙区に立候補しているさや氏。
さや氏は、飲食の提供と引き換えに、自身や同党への投票を呼びかけたと受け取れるX上の第三者の投稿に対し、「感謝でいっぱいです」「みんなの想(おも)いを無駄にしないよう精一杯(いっぱい)頑張ります」などと、自らのアカウントでリプライ(返信)していた。投票を呼びかける投稿とリプライはすでに削除されている。
同党の公式アカウントは、「候補者の認識不足により、公選法(公職選挙法)に抵触する可能性のある投稿へ投票への感謝に対するコメントを行ってしまいました」と説明している。
公職選挙法は、選挙運動に関し、有権者に飲食物を提供することを原則禁止している。
【参院選】参政党が謝罪 さや氏「投稿に不適切な内容」「特別な関係ではなく支援者のお一人」
[2025年7月13日12時14分] 日刊スポーツ
参政党(神谷宗幣代表)は13日までに、参院選(20日)東京選挙区で立候補している、さや氏のX(旧ツイッター)に不適切な内容が含まれていたとして、公式Xで謝罪した。
参政党の公式Xでは「参議院選挙東京選挙区さや候補の投稿につきまして、不適切な内容が含まれていたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪。「候補者の認識不足により、公選法に抵触する可能性のある投稿へ投票への感謝に対するコメントを行ってしまいました」と報告した。「なお、当該投稿者とは特別な関係ではなく、あくまで支援者のお一人です」と補足し、「今回の件により、ご心配や誤解を招いてしまったことを重く受け止め、今後は法令遵守を徹底しより適切な発信を心がけてまいります。このたびは誠に申し訳ございませんでした」と繰り返し、おわびの言葉を伝えた。
さや氏も「お詫び」と題した文面をアップ。「このたび、私の参議院選挙東京選挙区に関する投稿において、不適切な内容が含まれていたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪し「私の認識と配慮が足りなかったことにより、投票に関する投稿へ感謝のコメントをしてしまい、結果として不適切な形となってしまいました。当該の投稿者の方とは、特別な関係ではなく、あくまで支援してくださっている方の一人でございますが、私の発信により誤解やご心配をおかけしてしまったことを、深く反省しております」と説明。「今後は、法令をしっかりと確認・遵守しながら、候補者としてより慎重な言動を心がけ、皆さまに安心していただけるよう努めてまいります。このたびは、本当に申し訳ございませんでした」と記した。
当該投稿はすでに削除されているが、SNSでは、ホストクラブのホスト名義のアカウントで、参政党やさや氏への投票方法を例示しながら、投票済証明書が店の割引券になることを告知する投稿に対して、さや氏が感謝の返信をしている画像が拡散。同ホスト名義のアカウントでは、一部投稿が削除され「候補者や政党などの皆様とは一切無関係です」と説明されている。
東京選挙区には参政党の新人さや氏の他、自民党は現職の武見敬三氏と新人鈴木大地氏、立憲民主党は奥村政佳氏、塩村文夏氏の現職2人、公明党は新人の川村雄大氏、日本維新の会は元職の音喜多駿氏、国民民主党は元NHKアナウンサーで新人の牛田茉友氏と元会社員の奥村祥大氏、共産党は現職の吉良佳子氏、れいわ新選組は新人の山本譲司氏、社民党は新人の西美友加氏、日本保守党は新人の小坂英二氏らを擁立している他、無所属の山尾志桜里氏らも出馬し、7枠を32人で争う大激戦となっている。
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