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弁護士・元ロースクール教授宮武嶺の社会派リベラルブログです。

安倍首相が星野源さんの「うちで踊ろう」に乗っかって豪華な私邸でくつろぐさまをシェアしたら、「何様のつもり」「政治利用」がツイッターのトレンドに。とうとう電通の神通力が失われた。

2020年04月13日 | 自公政権の拙劣なコロナ対策

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 このツイートをはじめて見たときに、私がSNSにすぐ書いた感想がこれ。

「安倍さん、またやっちゃったなあ。。。

書いてることは普通なんだけど、休業補償がなくて働かざるを得なくて働いてる人、社会のために不眠不休で必死で頑張ってる医療関係者などがいる中で、総理がすんごいいい家でくつろいでますって動画を出して、どうする。
なぜか、さして楽しくなさそうだし笑笑

しかも、星野源君を使ってしまって。

♯何様のつもり
がトレンド入り。

アベノマスクといい、この正念場で、何という政治センスのなさだ。。。

誰が考えたんや、これ。」

 

 この時点では、安倍さんが星野さんから許可を得てコラボしたのか、無断でしたのか、事情を知らなかったのですが、星野源さんは自らも自宅で頑張りながら、同じく自宅にいる市民を励ますためにこの曲「うちで踊ろう」ができたよとシェアして、みんなこれにかぶせてって呼びかけたんですね。

 それで様々なアーティストや市民がいろんなコラボを工夫している中、安倍さんがこれに乗っかったわけです。

源ちゃん、きっぱり言い切った(笑)。NHK関係かなんかから安倍さんと関係でもできたのかとビビったぜ。さすが源ちゃん!

 

 

 

 だから、星野さんが全然知らないところで政治利用されたので、星野さんは善意こそあれ何の罪もありません。

こういう人たちがやるのはコラボで、安倍さんがやったらそりゃ政治利用です。

 

 

 さて、アベノマスクと言い、このルイ16世ぶりと言い(フランス革命時のブルボン王朝最後の国王で、マリーアントワネットの夫。政治には目もくれず、趣味の錠前を部屋で作っていた)、このところの安倍首相には、これまで7年もの長きの間高支持率を誇ってきた人心掌握術が見る影もありません。

 これは安倍首相だけでなく、影の総理と言われる今井首相補佐官、そしてアベ信者と世論を操作してきた電通がコロナパニックになって自信を喪失していることの表れだと思います。

アベノミクス

というコピーだけで、中身がなくても何かやってる感がある、そんな見かけだけの勝負がとうとう通用しなくなってきたのです。

自民党ネットサポーターズクラブ(J-NSC ネトサポ)のネット世論誘導 ネトウヨその世界5

安倍政権のネット戦略 (創出版新書)
津田 大介  (著), 香山 リカ (著), 安田 浩一  (著), 鈴木 邦男 (著), 中川 淳一郎 (著)
創出版

第1章 なぜ安倍首相をネット右翼は支えるのか 津田大介×安田浩一×鈴木邦男 第2章 安倍政権はネットをどう利用しているのか 中川淳一郎 第3章 民主党政権と安倍政権のメディア対応はどこが違うのか 香山リカ×下村健一×マエキタミヤコ 第4章 安倍首相からの「批難」に応える 香山リカ 第5章 私が体験したニコニコ動画と政治との関わり 亀松太郎 第6章 ヘイトスピーチ繰り返すネット右翼「嫌韓」の背景 安田浩一 第7章 安倍政権はマスメディアにどう対応したか 高野孟 あとがきに代えて マスメディアに何が問われているのか 篠田博之

 

 

 それはこれまで、ほとんど国民に批判に耳を貸さなかった安倍政権が、たとえば水商売の方への休業補償など、国民から猛批判を受けると方針を変える右往左往ぶりが目立つからです。

 民意の反映を何よりの存在理由とする民主主義の理念からすれば、もちろん、国民が反対したことはやめるのはいいことです。早くアベノマスクもやめればいいのに(笑)。

 もう、安倍さんは正直この事態をどうしていいかわからなくなっていて、学校の一斉休校あたりから、今井さんに言われるがままにお人形さんのように従っているんでしょうね。

最近ほんとに元気ない。

たぶんねえ。

 

 

 しかし、国家の最高指揮官がそれでは非常に危ないです。

 安倍さんがいること自体が緊急事態と言われだした今日。

 新型コロナを駆逐したかったら、安倍さんを国政から追い出すしかないと思いますよ。

じゃあ、責任は取らなくていいからただ辞めてくれ。

 

 

せっかく、安倍晋三氏が自分の私邸から家にいようというメッセージを発信したのに、お連れ合いの昭恵さんがいないものだから、また桜が散るのでも見に行ってるのかと心配になりました(笑)。

それにしても、安倍さんと周りの人は人の心がわかっていない。今回のツイートとインスタグラムのあの安倍邸の豪華さは忘れられそうにありません。

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星野源ツイッターに乗った首相の優雅な姿に市民が「あきれて凍り付いた」理由

毎日新聞2020年4月12日 19時39分(最終更新 4月12日 19時39分)

安倍晋三首相の投稿(ツイッターから)


 安倍晋三首相が12日、自宅とみられる部屋で犬と優雅にくつろぐ姿を、シンガー・ソングライターで俳優の星野源さんが演奏する楽曲「うちで踊ろう」とともに公開した。新型コロナウイルス感染拡大防止のために外出自粛を呼びかける意図のようだが、仕事が激減した人への政府の補償が十分でなかったり、外で働かざるを得ない人たちがいたりする中、ツイッター上では「首相が見せるべきは国民が安心して家にいられるようにすることだ」「星野源を政治利用するのはやめて」などの批判の声が上がっている。なぜ首相のツイッターは炎上したのか?【上東麻子/統合デジタル取材センター】

人気の動画のそばで、ゆったりくつろぎ、外出自粛を呼びかけ
 「うちで踊ろう」は、星野さんが4月3日に公式インスタグラムで公開。「家でじっとしていたらこんな曲ができました」とギターで楽曲を披露した。歌詞では「生きて踊ろう 僕らそれぞれの場所で」などと呼びかけている。星野さんが「誰か、この動画に楽器の伴奏やコーラスやダンスを重ねてくれないかな?」と呼びかけたところ、三浦大知さんや高畑充希さん、お笑いコンビのバナナマン、川口春奈さんら、多数の人たちによるコラボレーションが広がった。

 安倍首相は12日午前9時すぎに公式ツイッターに投稿。動画の中で、白いソファに腰かけ、犬を膝に抱いたり、カップを片手にくつろいだり、本を読んだり、椅子に座ってテレビのリモコンを操作したりしている。同じ画面の隣では、星野さんの「うちで踊ろう」の動画が流れ、1分弱、家の中でゆったり過ごす様子とともに音楽が流れる仕掛けだ。同日午後7時時点で7・8万回以上リツイートされた。

 動画とともに、安倍首相は「友達と会えない。飲み会もできない。ただ、皆さんのこうした行動によって、多くの命が確実に救われています。そして、今この瞬間も、過酷を極める現場で奮闘して下さっている、医療従事者の皆さんの負担の軽減につながります」というメッセージを掲載した。

 次の投稿では「かつての日常が失われた中でも、私たちは、SNSや電話を通じて、人と人とのつながりを感じることができます。いつかまた、きっと、みんなが集まって笑顔で語り合える時がやってくる。その明日を生み出すために、今日はうちで……。どうか皆様のご協力をお願いします」と外出自粛を呼びかけている。

「症状が続くのに検査もしてもらえないのがつらいのです」
 これに対し直後から、「なんだこれ?」「まさか」と驚きや戸惑いをあらわにするコメントや、「国民の気持ちを逆なでする」「星野源を政治利用するのはやめて」など怒りのこもったコメントが相次いだ。「友達と会えないことや、飲み会ができないのがつらいんじゃありません。症状が続いているのにPCR検査もしてもらえないのがつらいのです。国に見捨てられた気がしました」と切実な声もあった。午後3時ごろには動画を批判的に取り上げた「何様のつもり」「政治利用」などの言葉がツイッターのトレンド上位になった。

シングルマザー「困窮者に対しての考えを示すべきだ」
 フリーランスでイベント事業を行う、東京都内のシングルマザーの女性(48)は、今朝、投稿を見て「あきれて凍り付いた」という。「仕事が激減し、フリーランス仲間は来月の家賃を払えるのか不安な状況です。首相が今すべきことは、困窮者に対してどんな政策を考えているかを示すことです。あれでは、在宅ワークを命じられたお父さんが暇を持て余しているようにしか見えません」と怒りをあらわにする。


「うちで踊ろう」について坪井遥さんが分析した投稿に、星野源さんがSNS上でコメントした=坪井さん提供
「おうち」ではなく「うち」で
 実は、星野さんは「うちで踊ろう」の歌詞の英訳も発表しており、タイトルも「Dancing at home」でなく、「Dancing on the inside」としている。この点に着目した、デジタルマーケッターの坪井遥さんは4月9日、「外出せざるを得ない人も『屋内』で踊れるし、物理的に踊れない人も『心の中』で踊れる。たぶん意識的にやってる。これこそが配慮で、世界戦略」とした内容をツイートした。すると、同日、星野さん側がインスタグラム上でこれを引用した上で、「その通りです。素敵(すてき)なご指摘をありがとう。でも、英語翻訳だけでなく、元々がそういうタイトルであり、そういう想(おも)いを込めた歌なんです。だからこそ“おうち”で踊ろうではなく、“うち”で踊ろう、なんです」とコメントしていた。安倍首相の投稿後には、坪井さんと星野さんとのやりとりも引用し、「本当の意図を分かって」と言葉を加えたSNS上の投稿も広がった。

「不便な生活を強いられている人に寄り添えていません」
 坪井さんにSNS上での一連の騒ぎについて尋ねると、「基本的にコラボレーションの企画は、だれでも賛同して参加できるし、楽曲の意図をどう解釈するかも自由です。星野さんの意図を正確に理解しなければ参加すべきでないというルールはありませんし、ズレた状態で参加すること自体も否定したくはありません。だから、外出自粛の呼びかけに安倍首相が利用したこと自体は、問題とは思わないんです」と言う。

 そのうえで、「根本的な問題はコンテンツとしての質の低さです。高級そうな部屋で優雅に過ごす姿は、一般的な外出禁止のイメージや実態とは異なります。仕事も減って補償が十分でなく生活が不安な人、外出を自粛したくてもできない人、外出を自粛しつつ不便な生活を強いられている人たちの気持ちに寄り添えていません。もちろん、首相が自宅でくつろぐことは否定しません。大変な仕事ですし、ゆっくり休んでほしい。でも、このタイミングで動画として作って、国民に公開するかは別の問題です」と配慮のなさを指摘する。

「純粋に音楽コラボ動画としても質が低い。すごく浮いています」
 SNS上のコンテンツ編集も手掛ける坪井さんは「他のアーティストは音楽に合わせて踊ったり、歌詞に触発されて創造した絵を投稿するなどしていますが、安倍首相の動きは、音楽と全く同期していません。純粋に音楽コラボ動画としても質が低いです」と手厳しい。さらにコメントの問題点についてはこう指摘する。

 「『友達と会えない、飲み会できない』とありますが、外出自粛は、そうしたことにとどまるものではありません。飲食店や文化事業者は困窮していますし、他の人もいろんな思いをのみこんで屋内で生活されているわけで、それを過小評価している印象を与えます。『過酷を極める現場』として言及されているのが医療従事者だけなのも言葉足らずです。スーパーやコンビニで働く人、運送業者、交通機関などインフラ事業者のことを書かないのは無視しているのと同じではないでしょうか。ツイッターの文字数制限は140文字なので限りがありますが、だからこそ何を書いて書かないかがシビアに求められる世界です。そのへんの配慮はあったのか疑問に感じます」

 これだけ多くの人の批判を招いた理由を尋ねると、「普通の生活との距離がもっと近ければ、違う受け止められ方もあったと思います。でも、すごく浮いていますよね。それは、星野さんの投稿について、メッセージの深い意味や、なぜ多くの人が賛同したのかという考察が不足しているからです。流行しているからやっているという『のっかり感』が、SNSユーザーの怒りを買ったのではないでしょうか」と話している。

 

 

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1 コメント

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日本の不運?、否、不運の日本! (余計なお世話)
2020-04-13 14:05:56
ご本人、最高にウケると思って、もんだどんだい!、ッテ感じで共演したんでしょうが、
ほんと、マスク2枚の一発芸、失業給付・休業補償ほぼナシ漫談、
に続き、こちらも、また、思いっきり、どスベリしちゃいましたね~。

そりゃ、そうでしょう!
源くん、「うちで【踊ろう】」って企画を出してたんですよ。
かの、大泉洋御大、ソレを一身に受けて、髪の毛、あんなに踊らせて共演したのに、
アベちゃん、オツムのてっぺんからつま先のどこも、ちっとも、踊ってないじゃん。
踊ろう、っていう、いちばん大事な、そこんとこ、ハズしちゃってんだもんな~~~。

・・・て、ツッコミどころは、そこかい! 

つー、そうそう、いちばん大事な・・・、
その普通の感覚がてんで足りなくて、またまた、笑い者になってしまいましたね。

安倍よ、世界の真ん中で笑いを取れ!、
(だったかな~、いや、ちょっと違う気もするけど、まっ、いっか~!)
って感じの本で、
「世界に誇れる指導者こそ、日本の好運である」
ってことが書いてあったような記憶があるが、
まさに、こんなに笑い者になる指導者、今までにいなかったような気がする。

まあねえ、誰に、どんな思いを寄せ願いを込めるのかは、人それぞれだけど、
「世界に笑われる指導者こそ、日本の不運である」
って思うほうが、今更ながら、普通の感覚だと思うけどね。
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