15団体は公開書簡で、「民営化事業に軍が関わるこの新たな援助配布モデルは、従来の国際人道支援活動からは、根本的に、危険な形で逸脱している」と指摘。

「非人道的で、たびたび死傷者を出し、支援をうたいながら、対象とする人々の強制移住を助長している」と非難した。

GHFおよび、その活動を支援している全ての組織と個人に対し、「活動を停止するよう」要請。

「応じない場合は、国際法違反、例えば、戦争犯罪や人道に対する罪、またはジェノサイド(集団殺害)を助長・教唆したとして、刑事・民事責任を追及される可能性がある」と警告した。

署名には、国際人権連盟(FIDH)、パレスチナ人権センター、米憲法権利センター、国際法曹協会などが加わっている。

イスラム組織ハマスが運営するガザ保健当局が発表した統計によると、GHFが5月下旬に食料配布を開始して以降、少なくとも450人が死亡し、3500人近くが負傷している。

GHFは、配給拠点付近での死亡事例について責任はないと主張しているが、目撃者の証言やガザの救助隊の発表とは食い違っている。(c)AFP

 

 

トランプ氏 ネタニヤフ首相を擁護 汚職裁判を魔女狩りと非難「ハマスとの交渉に支障」

6/29(日) 10:53配信

テレビ朝日系(ANN)
"トランプ氏 ネタニヤフ首相を擁護 汚職裁判を魔女狩りと非難「ハマスとの交渉に支障」"

アメリカのトランプ大統領は、イスラエルのネタニヤフ首相の汚職事件を巡る裁判について、イスラム組織「ハマス」などとの交渉に支障をきたすとして、非難しました。

 イスラエルのネタニヤフ首相は2019年、収賄などの罪で起訴されましたが、その後、イスラム組織「ハマス」との戦闘に対応するため、公判が延期されています。

 トランプ大統領は28日、自身のSNSで、ネタニヤフ首相について「イランの核脅威を排除し偉大な成果をあげた」と擁護し、「何の根拠もない理由で法廷に立たされるのは許せない。政治的な魔女狩りだ」と主張しました。

 また「アメリカは年間数十億ドルをイスラエルに費やしている」と強調し、ネタニヤフ首相の裁判は「イランとハマスの交渉に支障をきたす」と非難しました。

 トランプ氏は27日、ガザ地区の状況について「来週中にも停戦が実現すると考える」と述べ、イスラエルとハマスとの停戦に期待感を示していました。

テレビ朝日