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昨日、2021年7月4日投票が行われた東京都議会議員選挙は、私個人にとっても20数年ぶりの都議会議員選挙でしたが、久しぶりに清き一票を投じた候補者が当選し、快感を味わいました(笑)。
さて、一時は圧勝と言われた自民党は選挙前を8議席上まわる33議席を獲得して、第1党とはなりましたが、麻生政権末期に行われた12年前の選挙の38議席を下回り、過去最低だった前回・4年前に次ぐ2番目に少ない議席にとどまりました。
その余波で、8回連続で全勝した公明党と合わせても目標とした過半数には届かず、31議席だった都民ファーストとほぼ勢力となりました。
天候の関係もあってこれも過去最低から2番目の投票率で、本来は組織がしっかりしている自公にとっては有利だったはず。
いかに菅政権の政治、特に東京五輪ファーストというべきコロナ対策の拙劣さが市民にバレているか明らかになったという点では、非常に良い結果でした。
問題は、NHKの出口調査で支持率が一桁しかなく、一時は議席数も一桁も予想された都民ファーストが小池マジックで生き残ったこと。
小池都知事は維新の吉村大阪府知事・松井大阪市長と同じく右翼で無能なのですが、なんと都民の6割以上が小池都知事の都政運営もコロナ対策も支持しています。
小池百合子都知事が出馬表明。自民党のネット監視創始者、日本会議国会議員懇談会の副会長、核武装論者、関東大震災での朝鮮人虐殺否定、幸福実現党と選挙協力。こんな極右政治家を首都の知事に再びしてはダメだ。
まさに、この人たちは実際の政治はダメダメなのに、やってるふりをアピールするパフォーマンスだけ飛びぬけていて、非常に厄介かつ有害な存在。
自公でも都ファも過半数が取れず、都議会で3者が共闘して小池都政を支えることになると、国政における自公と維新の協力とそっくりになり、これからの東京都の行く末には暗雲が垂れ込めます。
そして今回の都議選の真の勝者は実は共産党だったといってもいいでしょう。
一番良かったのは、共産自身は1議席しか増えませんでしたが、立憲との選挙協力がうまくいって、立憲が8から15議席にほぼ倍増したこと。
2~3議席の選挙区ではお互いに候補者を調整したそうで、立憲・共産・生活者ネットワーク・野党共闘派無所属の候補者の協力体制が立憲の議席倍増を産みました。
これで次の衆院総選挙でも、連合といえどももう共産などとの野党共闘にノーとは言いにくくなったでしょう。
都議会議員選挙中に連合に遠慮して、共産候補の応援に行った立憲の国会議員に文句を言って見せた枝野代表も、ちょっと考えを改めたと思われます。
小池都知事にはまんまと騙されているのですから決して賢いとも言えない東京都の有権者でこの結果だったのは、今回の選挙で一番良かったことと言えるでしょう。
それにしても共産は毎度毎度よく我慢しますね。。。
17議席のうち女性が14議席で74%というのも凄いです。
他方、まん延防止等重点措置が取られている大阪から、コロナ感染者が増え始めているのにそれを置いて東京で応援演説をした吉村・松井氏らの維新が、13人も候補者を出しておいてまた1議席しか取れなかったのも良かった(笑)。
山本太郎代表の地盤である東京で挑戦して結果がゼロ、という結果だったれいわは、もう少し立憲・共産に寄って本格的な野党共闘を考えるきっかけになるといいのですが。
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東京都議会議員選挙で、自民党は第1党となったものの、公明党と合わせて目標としていた過半数には届かず、過去2番目に少ない33議席にとどまりました。党内では、衆議院選挙を前に危機感が広がっていて、戦略の見直しを迫られることになりそうです。
4日投票が行われた東京都議会議員選挙で、自民党は選挙前を8議席上まわる33議席を獲得して、第1党となりました。
しかし、公明党と合わせても目標とした過半数には届かず、国会で野党に転落する直前に行われた12年前の選挙の38議席を下回り、過去最低だった前回・4年前に次ぐ2番目に少ない議席にとどまりました。
政府・自民党内には「都の課題を問う選挙であり国政への影響はない」という意見があります。
一方で、選挙結果は、新型コロナウイルス対策への不満や、東京オリンピックへの不安のあらわれだとして、「事実上の敗北だ」という声も出るなど、衆議院選挙を前に危機感が広がっています。
このため、自民党は、衆議院選挙に向けて戦略の見直しを迫られることになりそうです。
これに対し、野党側は、立憲民主党と共産党が、一部の選挙区で候補者の競合を避けるためにすみ分けを行うなどし、立憲民主党は15議席、共産党は19議席と、いずれも選挙前の議席を上回りました。
立憲民主党は「野党共闘の一定の成果だ」として衆議院選挙でも、できるだけ多くの選挙区で野党候補を一本化することを目指して、調整を急ぐことにしています。
東京都議会議員選挙で、自民党は第1党となったものの、公明党と合わせて過半数には届かなかったことについて、菅総理大臣は「謙虚に受け止めたい」と述べたうえで、自民党として、都政の発展のために全力で取り組む考えを示しました。
東京都議会議員選挙で、自民党は第1党となったものの、公明党と合わせて目標としていた過半数には届かず、過去2番目に少ない33議席にとどまりました。
菅総理大臣は、総理大臣官邸で記者団に対し「都民の皆さんに約束して戦った、自民党と公明党で過半数を実現できなかったことは、謙虚に受け止めたい」と述べました。
そのうえで「前回の選挙と比較して8議席伸ばし、第1党になった。自民党として、都政の発展のため、都民の皆さんのため、その責任感のもとに全力で取り組んでいきたい。要因はいろいろあると思うので、まず、党の東京都連と党本部が連携しながら、冷静に期間をおいて分析し、次に備えたい」と述べました。
一方、東京オリンピック・パラリンピックをめぐり、記者団が「無観客を訴えた都民ファーストの会が自民党に肉薄し、中止を訴えた共産党も議席を伸ばしたが」と質問したのに対し「5者協議の中で、主催者の東京都と政府、組織委員会、さらにIOCやIPCで最終的に方向性を決めると前から決めているので、選挙の結果にかかわらず、日程は決めている。まん延防止等重点措置についての結論も早々に出さなければいけないと思っているので、全体を考えながら進めていきたい」と述べました。
NHKは、4日、有権者の投票行動や政治意識を探るため、出口調査を行いました。調査は都内484の投票所で投票を終えた有権者4万3600人を対象に行い、60.5%にあたる2万6359人から回答を得ました。一方、3日までに有権者のおよそ12.4%が期日前投票を済ませていますが、これらの方々は調査結果に含まれていません。
支持政党
▼自民党が31%、
▼立憲民主党が11%、
▼都民ファーストの会が8%、
▼共産党が8%、
▼公明党が7%、
▼日本維新の会が3%、
▼国民民主党が1%、
▼特に支持する政党がない、いわゆる無党派層が28%でした。
小池知事の都政運営
▼「評価する」が64%、
▼「評価しない」が36%でした。
都のコロナ対策
▼「大いに評価する」が9%、
▼「ある程度評価する」が52%、
▼「あまり評価しない」が28%、
▼「全く評価しない」が11%でした。
東京オリンピック
これについて聞いたところ、
▼「現時点で無観客の方針にすべき」が38%、
▼「大会は中止すべき」が26%、
▼「今の方針に賛成」が21%、
▼「大会は再延期すべき」が10%、
▼「観客の制限なく開催すべき」が5%でした。
菅内閣
▼「支持する」が39%、
▼「支持しない」が61%でした。
東京都選挙管理委員会によりますと都議会議員選挙の確定投票率は、42.39%で、前回、4年前の選挙より8.89ポイント低くなりました。都議会議員選挙では過去、2番目に低い投票率となりました。
2021/7/5 01:46 産経新聞
「都議選で一定の支持をいただけたとの自信と期待を持って、衆院選に臨んでいきたい」。立民の福山哲郎幹事長は4日夜のNHK番組で、次期衆院選への期待感を示した。
ただ、共産との選挙協力に関しては、枝野幸男代表が6月30日の記者会見で、所属国会議員らが都議選で共産候補を応援したことに対し、苦言を呈している。
「わが党の公認・推薦候補の当選のために全力で仕事をするのが当然のことだ。それをやっていない議員らがいるとすれば信じられないし、許されない」。こう語ったのは、立民最大の支持母体である連合との関係を考慮したからだ。
連合は、歴史的に共産と対立関係にある。立民にとって共産との選挙協力は、共産支持者の票が見込める一方で、連合の反発を招き、選挙の支援態勢にも影響が出かねないという側面がある。実際、連合の地方組織である連合東京は、立民と共産の連携に強い不快感を示している。
連合東京は6月1日、立民都連幹事長の手塚仁雄衆院議員と共産都委員会の田辺良彦委員長が、都議選を前にして共産系の新聞紙上で対談したことを問題視し、「立民都連とは埋められない距離感を感じざるを得ない」とする事務局長談話を発表。立民は次期衆院選で都内の選挙区に20人を擁立予定だが、連合東京の推薦は現時点で11人にとどまる。
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自民が増えたのがナン(難)ですが、それ以上に都ファ+自を立+共が持ってってくれたのでまずまずでした。やれやれ。
楽しいです!!笑笑
地価は下がるわ、税収は下がるわ、イシンは残るわ、大阪もたいへんですね。
イシンとかけてケルベロスととく・・・全然なぞかけになってない・・・・お粗末。
都議選の結果をどう捉えるべきか ……?
過半数が棄権したという 低投票率に衝撃&落胆。
都ファが思いのほか議席を確保したが、その分自民党の議席がそれほど増えていない(と言っても第一党だ)ことを喜ぶべきか?
自民と都ファ、似たようなもんだが ……
公明も事前情報では3席落とすと言われていたが、結局全員当選だし。
なんだかなぁ …… でも共産+立憲で1/4を超えたので、議会召集を要求できるんですってね。
とはいえ、国会では野党が臨時国会開催を要求してもガン無視だけど。
このトップ写真の「五十嵐えり」さん、経歴が変わっている。
中2でいじめに遭い不登校に。
中卒でバイトを始め、飲食店のホール、クリーニング店の配送、4tトラックの運転手(4tて デカい!)などで自活をするが、生きるのは厳しく、同じような人が周りにたくさんいることにも気づく。
高卒認定取得後、働きながら夜間大学ー法科大学院を経て、弁護士資格を得る。
小西洋之議員の政策担当秘書を4年務めたあと、法律事務所に転職、そして現在に至る ……
だそうで、人生経験といい志といい、世襲〇代目なんか蹴り飛ばすような勢いがありますなあ笑
頑張れ!!!