久しぶりに、8月にイギリスに留学というか旅に行ったときのことを書きたいと思います。
「リーズ城とその周りの庭を観に。
午前中に観終ったら、近くのシシングハースト城とその周りの庭も観に行く」
――そういうプランでした。
8時か8時半ごろ、ホームステイ先からヴィクトリア駅に着きました。前に行ったときはなんでも知っているおじさん(たぶんインフォメーションみたいなおじさん)がいたのですが、その時刻にはいなかったです。きっと9時になったら現れるのかなと思いました。
カフェネロのヴィクトリア駅の出張先で昼に食べるようのクロワッサンを2つ買いました。
リーズ城の最寄り駅は「ベアステッド駅」です。
チケットを販売しているところで切符を買いました。
さっきも言ったおじさんがいなかったので、改札の駅員さんにプラットフォームは何番か訊いてみました。たぶん3番と言ったかな? それで言われた通りに3番(?)の列車に乗ろうとして、あ、そうだ、車掌さんに英語で「この電車はベアステッド駅にとまりますか?」と尋ねようと思って尋ねました。
そしたら「Yes」と言われました。
私は乗り込みました。ガイドブックによれば1時間でつくはずです。
いろんな駅にとまっていきました。1時間経過しても全然ベアステッド駅に着かないので駅の看板を見て首を捻っていました。1時間半経過しました。もう、この列車のこの車両に乗っているのは私とあとも一人のおじさんだけです。なんだか不安になってきました。
すると、頭文字がAの駅にとまると、5分くらい経過しても列車は動く気配を見せません。頭文字Aというのは私が不安と混乱の中で唯一覚えていたその駅の名前です。乗ってたおじさんもその駅で降りてしまい、車両には私独りが取り残されました。心配になって列車の後ろのほうに行き、車掌室をトントンと叩きました。反応がないので一回一番後ろの扉から降りて車掌室を覗いてみると……、空っぽでした!
(´゜д゜`)
私はその駅のプラットフォームを走って運転手席まで行ってまた窓から覗いてみました。いません!
なんてこった!
プラットフォームに佇んでいる女性が一人いたので、「Where is ベアステッド station?」と訊いてみました。すると「Here」と言われました。
……ぜ、った、い、違う!
頭文字Aだよ? BとかVとかじゃないよ?
その電車は人っ子一人乗っていなかったので私はその広い駅(たぶんターミナル駅)を走って、スタッフオンリーの場所を見つけました。すると幸いなことに、そこからスタッフのお兄さんとお姉さんが出てきました。もうそのときには私は泣きべそをかいていました。「Where is ベアステッド station?」そう訊くと、さっき降りたプラットフォームに連れて行かれ、もう本当に泣いてしまいました。英語で「私はリーズキャッソルに行きたいんだけど、この電車はもう1時間以上走ってる」と泣きながら言いました。
すると、お姉さんがスマホを出して、何か打ったあと私に漢字を見せました。中国人かと思われたようです。「I'm Japanese」と言うと、日本語にしてくれて、『この列車は目的地に着く』と書かれていました。お兄さんは、ちょっと姿が見えなくなったと思ったら、ホットチョコレート(ココアのこと)を持ってきてくれました。ただで私にくれました。もう凄く嬉しかったです。でもやはり座席で泣いていたら(私は泣くとなかなか涙が止まらないのです)、お兄さんがこっちにおいでと言うので、ついていったら家族連れのいる車両に乗せてくれて、この家族連れはリーズ城に行く、この家族連れと一緒にいなさい、と英語で説明してくれました。私は「Thank you」と言いました。すると、列車は出発しました。
つまり、私がヴィクトリア駅の駅員さんに騙されて乗らされた列車は、三角形のように動く列車で、行きはベアステッド駅にとまらないけど、ヴィクトリア駅に戻る帰りはベアステッド駅にとまる、そういう列車だったのです。
そしてベアステッド駅に着きました!!!
9時前にヴィクトリア駅から出たのに着いたのは12時!
ちょっとむかむかしません?
この時間じゃあ、シシングハースト城に行っている時間はありません。
あ、家族連れは、台湾から来た方々でした。家族連れのお父さんがとても優しくて、あっちでバスの切符を買っておいでと言ってくださったので、バスの往復乗車券を£5で買いました。暫くクロワッサンを食べながら待っていると、普通の車より少しでかいかなくらいの大きさの見た目も普通の車なバスが駐車場に到着しました。これは、台湾人の家族連れの方々がいなきゃ分からないところでした。
リーズ城の入り口に着いたところで台湾人の家族連れと別れました。昼食をどこかで摂るそうです。
リーズ城は、あんまり気分良く回れませんでした。
泣いたこともあって。
だから、リーズ城への旅で覚えていることは、以上書いたこととお土産買ったことと帰りのバスは私独りきりだったということくらいです。
でも、この話を日本に帰ってきて私の家族に言ったら、みんな(お兄ちゃんも)笑ってくれたので、よしとしましょう(*^^*)
――というお話でした♪
ちゃんちゃん。
「リーズ城とその周りの庭を観に。
午前中に観終ったら、近くのシシングハースト城とその周りの庭も観に行く」
――そういうプランでした。
8時か8時半ごろ、ホームステイ先からヴィクトリア駅に着きました。前に行ったときはなんでも知っているおじさん(たぶんインフォメーションみたいなおじさん)がいたのですが、その時刻にはいなかったです。きっと9時になったら現れるのかなと思いました。
カフェネロのヴィクトリア駅の出張先で昼に食べるようのクロワッサンを2つ買いました。
リーズ城の最寄り駅は「ベアステッド駅」です。
チケットを販売しているところで切符を買いました。
さっきも言ったおじさんがいなかったので、改札の駅員さんにプラットフォームは何番か訊いてみました。たぶん3番と言ったかな? それで言われた通りに3番(?)の列車に乗ろうとして、あ、そうだ、車掌さんに英語で「この電車はベアステッド駅にとまりますか?」と尋ねようと思って尋ねました。
そしたら「Yes」と言われました。
私は乗り込みました。ガイドブックによれば1時間でつくはずです。
いろんな駅にとまっていきました。1時間経過しても全然ベアステッド駅に着かないので駅の看板を見て首を捻っていました。1時間半経過しました。もう、この列車のこの車両に乗っているのは私とあとも一人のおじさんだけです。なんだか不安になってきました。
すると、頭文字がAの駅にとまると、5分くらい経過しても列車は動く気配を見せません。頭文字Aというのは私が不安と混乱の中で唯一覚えていたその駅の名前です。乗ってたおじさんもその駅で降りてしまい、車両には私独りが取り残されました。心配になって列車の後ろのほうに行き、車掌室をトントンと叩きました。反応がないので一回一番後ろの扉から降りて車掌室を覗いてみると……、空っぽでした!
(´゜д゜`)
私はその駅のプラットフォームを走って運転手席まで行ってまた窓から覗いてみました。いません!
なんてこった!
プラットフォームに佇んでいる女性が一人いたので、「Where is ベアステッド station?」と訊いてみました。すると「Here」と言われました。
……ぜ、った、い、違う!
頭文字Aだよ? BとかVとかじゃないよ?
その電車は人っ子一人乗っていなかったので私はその広い駅(たぶんターミナル駅)を走って、スタッフオンリーの場所を見つけました。すると幸いなことに、そこからスタッフのお兄さんとお姉さんが出てきました。もうそのときには私は泣きべそをかいていました。「Where is ベアステッド station?」そう訊くと、さっき降りたプラットフォームに連れて行かれ、もう本当に泣いてしまいました。英語で「私はリーズキャッソルに行きたいんだけど、この電車はもう1時間以上走ってる」と泣きながら言いました。
すると、お姉さんがスマホを出して、何か打ったあと私に漢字を見せました。中国人かと思われたようです。「I'm Japanese」と言うと、日本語にしてくれて、『この列車は目的地に着く』と書かれていました。お兄さんは、ちょっと姿が見えなくなったと思ったら、ホットチョコレート(ココアのこと)を持ってきてくれました。ただで私にくれました。もう凄く嬉しかったです。でもやはり座席で泣いていたら(私は泣くとなかなか涙が止まらないのです)、お兄さんがこっちにおいでと言うので、ついていったら家族連れのいる車両に乗せてくれて、この家族連れはリーズ城に行く、この家族連れと一緒にいなさい、と英語で説明してくれました。私は「Thank you」と言いました。すると、列車は出発しました。
つまり、私がヴィクトリア駅の駅員さんに騙されて乗らされた列車は、三角形のように動く列車で、行きはベアステッド駅にとまらないけど、ヴィクトリア駅に戻る帰りはベアステッド駅にとまる、そういう列車だったのです。
そしてベアステッド駅に着きました!!!
9時前にヴィクトリア駅から出たのに着いたのは12時!
ちょっとむかむかしません?
この時間じゃあ、シシングハースト城に行っている時間はありません。
あ、家族連れは、台湾から来た方々でした。家族連れのお父さんがとても優しくて、あっちでバスの切符を買っておいでと言ってくださったので、バスの往復乗車券を£5で買いました。暫くクロワッサンを食べながら待っていると、普通の車より少しでかいかなくらいの大きさの見た目も普通の車なバスが駐車場に到着しました。これは、台湾人の家族連れの方々がいなきゃ分からないところでした。
リーズ城の入り口に着いたところで台湾人の家族連れと別れました。昼食をどこかで摂るそうです。
リーズ城は、あんまり気分良く回れませんでした。
泣いたこともあって。
だから、リーズ城への旅で覚えていることは、以上書いたこととお土産買ったことと帰りのバスは私独りきりだったということくらいです。
でも、この話を日本に帰ってきて私の家族に言ったら、みんな(お兄ちゃんも)笑ってくれたので、よしとしましょう(*^^*)
――というお話でした♪
ちゃんちゃん。