なんでもゲームにしてしまう夫婦がいた。
何事につけ勝負を競い、たがいに掛けあうのだ。
その結果、夫は常に不満だった。
というのも、結婚して以来、彼は妻に一度も勝つことができなかったからだ。
だがある日、夫は自分が負ける心配のないゲームを思いついた。
子供の頃よくやったオシッコ飛ばしだ。
壁に向かって、どちらが高くまで飛ばせるかというあのゲーム。
構造上からいって、自分が勝つことは確実だった。
男は早速2階にいる妻に向かって怒鳴った。
「おーい、おまえ。新しいゲームをしよう!」
「あら、いいわね」妻が答えた。「私、ゲーム大好き。何するの?」
「外へ出よう」と夫は妻をガレージに連れ出した。
「さあ、ごらん」彼が言った。
「あの壁に向かってオシッコをするんだ。高くまで飛ばしたほうが勝ちだ」
「分ったわ。面白いゲームね。私に先にやらせて」
妻は足を広げ、スカートをまくりあげて狙いをつけた。
壁の約20センチの高さの所に彼女の痕が印された。
「よし」男が言った「今度は俺の番だ」
彼がジッパーを引き下ろし、モノを取り出して準備を整えたとたん、妻が声をかけた。
「ちょっと待って。手を使うのはナシよ」
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