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陸自の無人偵察機 全長3・8mの機体が3時間超もノーリスクで敵情視察 いざという時は自爆も…

2016年07月04日 | ニュース

 

 自衛隊の指揮官による作戦立案や任務実行の意思決定には、的確な情報が欠かせない。そのため偵察部隊の隊員は、時に命を危険にさらしながら情報収集任務に当たる。そのリスクを軽減するため誕生したのが、陸上自衛隊の「無人偵察機」だ。

 敵による着上陸作戦や離島侵攻、ゲリラや特殊部隊によるテロ攻撃などが発生した際に、無人偵察機を最前線に派遣。収集した画像や動画情報を、リアルタイムで味方部隊に送る。敵の勢力や味方部隊による砲撃の成果などを正確に確認することができる。敵情や戦況をつぶさに把握することで、より有効な一手を迅速に打つことが可能となる。

 自然災害時やNBC(核・生物・化学)汚染下でも効果を発揮する。陸自幹部は「危険地帯の情報を人命を危険にさらすことなく収集できるのが強みだ。将来的に偵察任務の核となっていく可能性もある」と指摘する。

 現在の無人偵察機は平成19年に導入された。全長3・8メートル、幅1・2メートル、重さ285キロ。陸自は詳細な性能を公表していないが、行動範囲は最大で数百キロ、航続時間は3時間以上に及ぶとみられる。富士重工が制作した。

 機体は軽量化が図られ、昼夜、天候を問わずに観測が可能。万一、敵の手に落ちた場合などに備え、搭載された機器には自爆装置を搭載して秘匿性を確保している。

 無人偵察機はラジコンのように操作するのではなく、飛行ルートをあらかじめプログラミングしておく完全自動飛行。無人機本体のほか、統制装置や機体の点検装置、運搬装置、作業車など地上の装置と一体運用される。一連のシステムは「FFRS(無人偵察機システム)」と呼ばれる。

 部隊に配備された無人偵察機は毎月、飛行訓練を実施している。今月21日、福井県美浜町沖で訓練中だった無人偵察機1機が行方不明となった。陸自で無人機が行方不明になるのは初めて。墜落や被害の情報は入っていない。40人態勢で海上を捜索しているが、発見には至っていない。

 陸自によると、無人機は今津駐屯地(滋賀県高島市)の中部方面情報隊無人偵察機隊所属。当日は午前9時から沖合400~600メートルの海上を飛行していたが、約75分後に位置を把握できなくなったという。

(政治部 石鍋圭)

 


 

 

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