宮沢経産相の資金管理団体、SMバーに政治活動費支出
安倍内閣で次々と問題になっている閣僚の「政治とカネ」の問題です。今度は、21日就任したばかりの宮沢経済産業大臣の資金管理団体が、政治活動費を「SMバー」に支出していたことが分かりました。
今週月曜の2大臣同時辞任の衝撃からさめやらぬ中、「政治とカネ」にまつわる新たな騒ぎが起きました。
「私自身は全く行っていません」(宮沢洋一経産相)
今週、経産大臣となった宮沢氏が「行っていない」とするのは、SMバー。自身が代表を務める資金管理団体「宮沢会」が、2010年9月に「交際費」として、広島市内のSMバーに1万8230円を支出していたことが判明したのです。
「誤って政治資金として支出してしまった」(宮沢洋一経産相)
Q.秘書が行った?
「秘書になっているような、なってないような・・・」(宮沢洋一経産相)
23日午後、問題のバーでは、店長が取材に答えました。
「大体僕が女の子を縛って、それに対してお客さんが参加して、いじってもらう。(領収書は)金額で見たら4名様ぐらいで来られたのかなという感じ」(店長)
店では、下着姿の女性をロープで縛るなどのSMショーが行われ、客層はサラリーマンなどが多いといいます。
「(Q.大臣は来たことは?)ないと思いますね。さすがに僕もテレビで拝見しているので」(店長)
こうした事態に野党側からは反発も。
「あぜんと致しました。できれば国会で取り上げる前に、しかるべき対処をしてほしい」(民主党 枝野幸男幹事長)
宮沢大臣は、23日午後、大臣就任に伴い設定されていたインタビューでも釈明に追われました。
「(収支報告書に)行ってはいけないところが入っていないか、一度チェックしたい」(宮沢洋一経産相)
「自分が行ったか行かないかでなく、何に使ったか(が重要)なので」(市民)
「政治の“セイ”の字が違うんじゃない?」(市民)
(23日23:07)
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2330021.html