機内持ち込み禁止!捨てるのはモッタイナイ=1本16万円の超高級回春酒を空港で一気飲みして話題に―広東省広州市
2015年6月20日、民航資源網は記事「8000元の回春酒を飛行機に持ち込めない?!モッタイナイからその場で飲んでしまった兄弟」を掲載した。
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20日、広東省広州市の白雲国際空港でちょっとした事件が起きた。乗客の手荷物から見つかったのはかわいいトラの置物。ただこの置物、頭に栓がついていて中にはお酒が入っている。飛行機に液体は持ち込めないが、離陸時間が迫っていて預ける時間もない。
空港職員は廃棄するように言ったが、このお酒は8000元(約16万円)もする高級回春酒で捨てるのはもったいなさすぎる。そこでその乗客はその場で栓を抜きその場で飲み始めたのだ。同行していた弟と代わる代わる酒をあおる乗客に、慌てた空港職員が「泥酔すると飛行機に乗れませんよ」と注意すると、ようやく一気飲みをやめたのだった。
20日は端午節。故郷に帰る人々で空港はいっぱいだったが、飛行機になれていない人も多く、手荷物にお酒を持ち込もうとしてトラブルになるケースが頻発している。(翻訳・編集/増田聡太郎)